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Statistics23.0の Sentinel RMS License Managerのバージョンアップ [リダンダント(冗長)ライセンス構成での運用]について

Question & Answer


Question

Statistics23.0の Sentinel RMS License Managerのバージョンアップ [リダンダント(冗長)ライセンス構成での運用] について

Answer


Statistics23.0 の Sentinel RMS License Manager は、 Modeler17.1, Amos23.0 のSentinel RMS License Manager と同じです。

【事前確認】
● このご案内はリダンダント(冗長)ライセンス構成で運用されているお客様のライセンスマネージャのバージョンアップのご案内となります。リダンダントライセンス構成で運用されていないお客様は Statistics23.0の Sentinel RMS License Manager のバージョンアップについて のご案内をご確認ください。
リダンダントライセンス用のSentinel RMS License Managerの新規インストールについては、 Statistics23.0の Sentinel RMS License Manager [リダンダント(冗長)ライセンス]のインストール 」のご案内をご参照ください。
Sentinel RMS License Manager では、Java が必要です。
インストーラーにIBM Javaが含まれておりますので、事前に用意いただく必要はありません。

● バージョンアップ作業前に使用中のクライアント側のSPSS製品は、そのまま使用することができます。しかし、バージョンアップ作業中はクライアント側のSPSS製品は新たに ログイン/使用できません。

● コミュータライセンスをご使用の方: SPSS製品のクライアントPCが、チェックアウトしていても、ライセンス情報は引き継がれますので、そのままバージョンアップ作業を行ってください。

● 新規でライセンスコードを適用する場合は、リダンダントライセンス専用のライセンスコードが必要です。リダンダント構成で利用する全てのサーバーマシンのロックコードをご確認の上、IBM SPSS License Key Centerで作成していただくか、 「インターネット認証がうまくいかない場合」のWebページ のご案内に従ってライセンスコードを取得して下さい。冗長(リダンダント)ライセンスでは3台以上のサーバーが必要です。
取得に必要な情報
・ロックコード [冗長(リダンダント)構成で利用する全てのサーバーマシン分]
・認証コード
*ロックコードの確認方法:
Sentinel RMS License Managerをインストールしたフォルダ(デフォルトC:\Program Files (x86)\IBM\SPSS\Concurrent Licensing Tools\9.5.0\License Manager\WinNT)の「echoid.exe」(拡張子が表示されない場合は「echoid」)をダブルクリックしてください。黒い画面が起動し、中段にLocking Code 1 : と表示されます。Locking Code 1 : に続くコードがロックコードです。(ロックコードの例:10-2358A)

● ひとつ(あるいはリダンダント)のライセンスマネージャで、複数バージョンのライセンスコードを管理することが可能です。(例:クライアントマシンにver21とver23のStatisticsをインストールし、どちらのバージョンも、ひとつ(あるいはリダンダント)のライセンスマネージャの管理下で、起動することが可能です。但し、ver21とver23を同時に起動しないでください。)

● コンカレント・ライセンス管理者ガイド_Statistics23.0用(Concurrent License Administrator's Guide.pdf) もご参照ください。
リダンダントV(冗長)イセンスサーバーの設定については、18ページより記載がございます。

Concurrent_License_Administrator_Guide.pdfConcurrent_License_Administrator_Guide.pdf


● マシン操作はAdministrator (管理者)権限のアカウント(ユーザーID)で実行してください。

【操作手順概要】
現在、運用しているSentinel RMS License Managerがない(初めての導入の)場合は、ライセンスファイルのバックアップ、リストアの操作は必要ありませんので、操作手順3「Sentinel RMS License Managerのダウンロード」からご試行ください。

1. ライセンスファイルのバックアップ
2. 旧バージョンSentinel RMS License Managerのアンインストール
3. SPSS Concurrent Licensing Toolsのアンインストール
4. 新バージョンのSentinel RMS License Managerのダウンロード
5. SPSS Concurrent Licensing Toolsと新バージョンのSentinel RMS License Managerのインストール
6. 各リダンダントサーバーへのインストール
7. ライセンスファイルのリストア(バージョンアップではない場合は8へ)
8. 新規ライセンスの適用(新規ライセンスを適用しない場合は9へ)
9. Sentinel RMS License Managerサービスの再起動

1.[ライセンスファイルのバックアップ]
1-1.[サービスの停止]
Windows の[コントロールパネル]→[管理ツール]→[サービス]をダブルクリックします。[サービス]リストから「Sentinel RMS License Manager」を選択後、右クリックし、メニューより[停止]を選択してサービスを停止します。

1-2.[ライセンスファイルのバックアップ]
旧バージョンのSentinel RMS License Managerのインストールフォルダのサブディレクトリ「WinNT」にあるリダンダントライセンスファイル(lservrlf)をバックアップしてください。リダンダントライセンスサーバーごとにリダンダントライセンスファイル(lservrlf)が存在しますが、プライマリサーバーのリダンダントライセンスファイルのみ、バックアップしてください。

■インストールフォルダ
v8.3以前
C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager
v8.5
C:\Program Files (x86)\IBM\SPSS\Concurrent Licensing Tools\9.5.0\License Manager

2.[旧バージョンのSPSS Sentinel RMS License Managerのアンインストール]
旧バージョンのSPSS Sentinel RMS License Managerをアンインストールしてください。各リダンダントライセンスサーバーでアンインストールを実行してください。アンインストール後、インストールフォルダが残っている場合は手動で削除してください。
■アンインストール方法
Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[コントロールパネル]を続けて選択してください。
「プログラム」→「プログラムのアンインストール (プログラムと機能)」で表示されたプログラムの一覧からSentinel RMS License Managerを選択し[アンインストール]を実行してください。


3.[SPSS Concurrent Licensing Toolsのアンインストール]
旧バージョンのSPSS Concurrent Licensing Toolsをアンインストールしてください。各リダンダントライセンスサーバーでアンインストールを実行してください。
■アンインストール方法
Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、[コントロールパネル]を続けて選択してください。
「プログラム」→「プログラムのアンインストール (プログラムと機能)」で表示されたプログラムの一覧からSPSS Concurrent Licensing Toolsを選択しアンインストールを実行してください。

4.[新バージョンのSentinel RMS License Managerのダウンロード]
Sentinel RMS License ManagerはIBMのWebサイト、パスポート・アドバンテージ・オンラインよりダウンロードしてください。

パスポート・アドバンテージ・オンライン

パスポート・アドバンテージ・オンラインのトップ画面右側の「サイン・インする」からアクセスします。ダウンロードについては パスポート・アドバンテージ・オンライン Webサイトから、ソフトウェアをダウンロードする方法について をご確認ください。

製品選択の画面ではお客様が保有している有効なライセンスに対してリストが表示されます。リストの中より一つ、製品を選択し、次へ進んでください(選択する製品はどの製品でも構いません)ダウンロードファイルの中の以下の製品名を確認してください。

IBM SPSS Statistics Concurrent User Licensing Server 23.0 English Multiplatform eAssembly (CRUM3EN)

先頭の「+」ボタンをクリックするとSentinel RMS License Managerのファイルが表示されます。

ご利用されているマシンのプラットフォームをご確認の上、該当するファイルを選択、ダウンロードしてください。プラットフォームによりバージョンが異なります。

Windows OS/
IBM SPSS Concurrent Licensing Tools 9.5.0.2 - License Manager Microsoft Windows English (CN3DVEN )
Size 100mb

対応OS/ Windows XP, Windows Vista, Windows 7, Windows 8, Windows Server 2008
* Sentinel RMS License Managerは32bitですが、64bitマシンをご利用の場合も、ご利用頂けます。

5.[SPSS Concurrent Licensing Toolsと新バージョンのSentinel RMS License Managerのインストール]
ダウンロード先フォルダへ移動し[SPSS_CLT_9.5.0.2_LMMWEN.exe]ファイルを実行してください。

[実行方法]
Windows Vista, Windows 7, Windows 8, Windows Server 2008, Windows Server 2012:
[SPSS_CLT_9.5.0.2_LMMWEN.exe]ファイルを選択後、右クリックし、表示されるメニューより[管理者として実行]を選択し、インストールを実行してください。

Windows XP, :
[SPSS_CLT_9.5.0.2_LMMWEN.exe] ファイルをダブルクリックし、インストールを実行してください。

SPSS Concurrent Licensing Tools がフォルダ(C:\Program Files (x86)\IBM\SPSS\Concurrent Licensing Tools\9.5.0)へインストールされ ます。新バージョンのSentinel RMS License Manager 8.5がフォルダ(C:\Program Files (x86)\IBM\SPSS\Concurrent Licensing Tools\9.5.0\License Manager)へインストールされます。Sentinel RMS License Managerのインストールが完了すると、続いてライセンス認証ウィザードが表示されますが、リダンダントライセンスの場合は、ライセンスコードの適用方法が異なりますので、キャンセルボタンもしくはダイアログボックスの右上に表示されるx印で、ライセンス認証ウィザードを終了して操作手順[6]へ進んで下さい。

6. [各リダンダントサーバーへのインストール]
操作手順4.[新バージョンのSentinel RMS License Managerのダウンロード] 及び、操作手順5.[SPSS Concurrent Licensing Toolsと新バージョンのSentinel RMS License Managerのインストール] を各リダンダントライセンスサーバーで実行してください。

7.[ライセンスファイルのリストア]
新しくインストールしたSentinel RMS License Manager(v8.5.0.)のインストールフォルダのサブディレクトリ「WinNT」 (デフォルトC:\Program Files (x86)\IBM\SPSS\Concurrent Licensing Tools\9.5.0\License Manager\WinNT)へ、バックアップしたリダンダントライセンスファイル(lservrlf)を保存してください。

さらに新バージョンのライセンスコードを適用する場合は操作手順[8]へ、適用しない場合は操作手順[9]へ進んでください。

8.[新規ライセンスコードの適用]
8-1 新規ライセンスコードの登録 
新バージョンのライセンスコードを適用する場合は、WlmAdminアプリケーションで新バージョンのライセンスコードを登録します。

8-1-1.
WlmAdmin アプリケーションメニューから、[Edit]→[Redundant License File] を選択します。
WrlfTool アプリケーションが開きます。

8-1-2.
WrlfTool アプリケーションメニューから、[File]→[Open] を選択します。

8-1-3.
[Add License] をクリックして、ライセンスコードを追加します。複数ある場合には、必ずすべてを追加してください。

8-1-6.
[OK] をクリックします。

8-1-7.
入力し終わったら、[Done] をクリックします。

8-2 [リダンダントライセンスファイルの上書き保存]
8-2-1.
WrlfTool アプリケーションメニューから、[File]→[Save as] を選択します。 リダンダントライセンスファイル(lservrlf) を各リダンダントライセンスマネージャのインストールディレクトリのWinNTサブフォルダに上書き保存します。
注)この手順は各リダンダントライセンスマネージャで行わなくても、一つのリダンダントライセンスマネージャで保存したリダンダントライセンスファイル(lservrlf) を各リダンダントライセンスマネージャのインストールディレクトリのWinNTサブフォルダにコピーしても同様です。

9.[サービスの再起動]
Windows の[コントロールパネル]→[管理ツール]→[サービス]をダブルクリックします。[サービス]リストから「Sentinel RMS License Manager」を選択後、右クリックし、メニューより[停止]を選択してサービスを停止してください。プライマリサーバーから順に再度[サービス]リストから「Sentinel RMS License Manager」を選択後、右クリックし、メニューより[開始]を選択してサービスを開始してください。


【注意事項】
● Sentinel RMS License ManagerをインストールしたPCでファイアウォールを使用している場合は、クライアントとの通信のためにUDPポート5093を開けてください。またリダンダントライセンスサーバー間の通信のためにUDP ポート5099 を開けてください。

● クライアント側の設定変更の必要はございません。

● 上記操作完了後、Sentinel RMS License Managerのエンジン及びLicense Manager Tools(WlmAdmin)のバージョンは最新のv8.5.0.0021となります。

【参考情報】License Manager Tools (WlmAdmin)について
Sentinel RMS License Managerをインストールすると、ライセンスの管理ツールとして、[Sentinel RMS Server Administration]もインストールされます。Sentinel RMS License Manageのインストールが完了するとWindowsのメニューに[IBM SPSS Concurrent Licensing Tools - License Manager 9.5.0]というメニューが追加されます。

管理ツールは、[Sentinel RMS Server Administration]というメニューになります。[Sentinel RMS Server Administration]をクリックすると管理ツールの[WlmAdmin]画面が表示されます。この[WlmAdmin]画面にはサーバーマシン名やそのサーバーマシンのライセンス情報などが表示されます。

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Document Information

Modified date:
16 April 2020

UID

swg21647268