IBM Support

[DB2 LUW] 明示的に表スペースを縮小しなくても、バックアップ・イメージが小さくなることがある

技術情報(FAQs)


質問

本番環境でオンライン・バックアップを定期的に取得しています。バックアップ・イメージのサイズが今まで 30GB でしたが、突然 5GB 程度に縮小されました。
前回のバックアップから表スペースに対する変更は行っていません。
バックアップ・イメージのサイズが小さくなった原因を教えてください。

原因

DB2 V9.5 以降、オンライン・バックアップを取得する場合、実際の処理が行われる前に ALTER TABLESPACE コマンドを REDUCE オプション付きで呼び出し、解放可能なエクステントを探します。
このため、解放可能なエクステントが解放され、バックアップ・イメージが小さくなることがあります。


回答

DB2 V9.5 以降、表スペース処理の機能拡張により、表スペースのサイズを正確な最高水準点 (HWM) まで削減できるようになりました。 これにより、未使用のスペースを自動的に再利用できます。


表がドロップされる、あるいは、トランザクションが使用済みのエクステントを表スペースに戻すような場合、エクステントは削除過程にあり、この状態を削除ペンディングと呼びます。
これにより、トランザクションがロールバックされる必要が生じた場合に、削除ペンディング状態のエクステントを使用中の状態に戻せます。削除ペンディングとマークされたエクステントは、既存のトランザクションによって必要とされないことが確実になった時点で解放されます。

運用上の考慮点

バックアップは、各表スペースの最高水準点までのエクステントをコピーしています。
ここで、どのオブジェクトにも関連付けられていない空きエクステントがある程度連続する場合、該当の空きエクステントがスキップされることがあります。このため、大量のデータの削除と再編成だけでバックアップ・イメージのサイズが小さくなるケースがあります。しかし、どの程度の削除と再編成でバックアップ・イメージが小さくなるかユーザーには判別できません。

関連情報
DB2 V9.5 の新機能: 表スペースのスペース使用効率が向上している
[DB2 LUW] 表スペース・コンテナーに確保された領域を解放する方法
[DB2 LUW] パスポート・アドバンテージによく寄せられる質問
ALTER TABLESPACE ステートメント
How is free space in a DMS tablespace managed?

お問合せ先
技術的な内容に関して、サービス契約のもと IBM サービス・ラインにお問い合わせください。
IBM サービス・ライン

Document information

More support for: DB2 for Linux, UNIX and Windows
OTHER - Uncategorised

Software version: 9.5, 9.7, 10.1, 10.5, 11.1

Operating system(s): AIX, HP-UX, Linux, Solaris, Windows

Reference #: 1626420

Modified date: 09 September 2015