Question & Answer
Question
[Japanese] どのようにして IBM Rational ClearCase (CC) 7.1 のバージョンを Microsoft Windows からアンインストールしますか?
Answer
下記のステップでは、Installation Manager を使用して IBM Rational ClearCase 7.1 のバージョンをアンインストールする方法を説明しています。アンインストールが終了した後にファイルが取り残されている場合や、Installation Manager でのアンインストールでエラーが発生した時には、クリーンアップのために以下のステップを利用することができます。
重要な注意事項: IBM Installation Manager を利用せずに ClearCase をアンインストールした場合、将来、同じマシンに ClearCase をインストールすることができなくなります。
本技術情報には、システムレジストリーの変更に関する情報が含まれています。Microsoft レジストリ エディターによる変更の前には、既存のレジストリーのバックアップを取ることが強く推奨されます。レジストリーのバックアップに関する情報は、Microsoft サポート技術情報 http://support.microsoft.com/kb/256986/ja を参照してください。 |
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- Installation Manager を使用して ClearCase をアンインストールします。
注: アンインストール後 Installation Manager に製品がインストールされていないことを正しく反映させるために、このステップを実施する必要があります。Installation Manager での製品のアンインストール方法については、IBM Installation Manager のドキュメントにある 製品、パッケージ、および更新のアンインストール の項目を確認してください。
このステップで ClearCase を完全に削除できない場合には、下記手順に従って ClearCase を手動で削除します。
注: マシン上に ClearCase のみがインストールされている場合には、下記手順を利用して Installation Manager で完全に除去できなかったファイルを手動で削除してください。もし、他の Rational 製品がインストールされている場合には、他の製品からファイルが参照されている可能性もあるため、取り残されたファイルについては削除しないでください。
以下のステップを実施する際、アンインストール時にすでに削除ができている箇所もあるため、すべてのステップを実行する必要がない場合もあります。
- MVFS をアンインストールします。
- コマンドプロンプトを開きます。
- <ClearCase インストールディレクトリー>\ClearCase\install\inf のディレクトリーへ移動します。
- 次のコマンドをを実行します: installmvfs.exe /q /u
- Global Monitor がインストールされていた場合には、アンインストールします。
- ClearCase のレポジトリーから ClearCase-krc-agent.windows_*.zip をダウンロードします。
- ファイルを C:\gm_install_package のディレクトリーに解凍します。
- C:\gm_install_package\windows\setup.exe のディレクトリーへ移動します。
- インストールシールドの GUI が表示されたら、Global Monitor の削除を選択し、ウィザードに従います。
- Rational ClearQuest,、Rational RequisitePro、Rational ClearCase Remote Client、Rational SoDA、Rational TestManager、Rational Robot、Rational ProjectConsole のいづれかの製品がインストールされている場合には、以降のステップを実行する前に Installation Manager でこれらの製品をアンインストールすることが必須です。
注: アンインストールの成功具合により、以下の一部の手順の実施が必要ないこともあります。
- CM サービスを停止します。
- コマンドプロンプトを開きます。
- <ClearCase インストールディレクトリー>\common\CM\profiles\cmprofile\bin のディレクトリーへ移動します。
- 次のコマンドをを実行します: stopserver.bat server1
- <ClearCase インストールディレクトリー>\common\eWAS\bin のディレクトリーへ移動します。
- 次のコマンドをを実行します: wasservice.exe -remove cmprofile
- Websphere Application Server (WAS) をアンインストールします。
- <ClearCase インストールディレクトリー>\common\eWAS\uninstall のディレクトリーへ移動します。
- 次のコマンドをを実行します: uninstall.exe
- インストールシールドのウィザードに従い、WAS をアンインストールします。「すべてのプロファイルを削除する」のチェックボックスが選択されていることを確認します。
- IHS (IBM HTTP Server) をアンインストールします。
- <ClearCase インストールディレクトリー>\common\IHS\uninstall のディレクトリーへ移動します。
- 次のコマンドをを実行します: uninstall.exe
- インストールシールドのウィザードに従い、IHS をアンインストールします。
- IHS Update Installer を削除します。
- <ClearCase インストールディレクトリー>\common\IHS_updateinstaller\uninstall のディレクトリーへ移動します。
- 次のコマンドをを実行します: uninstall.exe
- インストールシールドのウィザードに従い、IHS Update Installer をアンインストールします。
- ClearCase インストールディレクトリーを削除します。
- 次のコマンドをを実行します: rmdir /q /s <ClearCase インストールディレクトリー>
- コマンドが失敗する場合には、このステップをスキップし、次のステップへ行きます。
- ClearCase インストールディレクトリー以外のディレクトリーを削除します。
- %Temp%\ratl* を削除します。
- <Global Monitor インストールディレクトリー> を削除します (インストールされていた時のみ)。
- C:\WINDOWS\system32\drivers のディレクトリーからすべての mvfs$$.sys ファイルを削除します。
- ClearCase のレジストリ キーを削除します。
- [ スタート ] > [ ファイル名を指定して実行 ] で regedit.exe を入力し、実行します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE から以下のキーを削除します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\software\atria
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Albd
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\cccredmgr
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Eventlog\Application\ClearCase
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Eventlog\System\Mvfs
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LockMgr
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Mvfs
注: 上記キーが以下の場所に存在する場合もあります。
* HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001
* HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet002
* HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet003
- HKEY_CURRENT_USER \software\atria を削除します。
- 他の Rational 製品がインストールされていない場合には、
- HKEY_LOCAL_MACHINE\software\Rational Software\ClearCase を削除します。
- HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Rational Software\Licensing\2.0 を削除します。
- HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{2F766012-B4BB-11D3-B9D9-00207814BCF5} がある場合には、削除します。
このキーは IBM Rational 製品のパスを選択するためのキーです。キーが残った状態でインストールを実施すると以下のメッセージが表示されます。
Registry write error during install phase for registry path "HKCR\CLSID\{2F766012-B4BB-11D3-B9D9-00207814BCF5}\InprocServer32\
- MVFS ネットワーク プロバイダー情報に関するキーを削除します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\NetworkProvider\HwOrder
"ProviderOrder"="Mvfs,RDPNP,LanmanWorkstation,WebClient,Nfsnp"
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\NetworkProvider\Order
"ProviderOrder"="Mvfs,RDPNP,LanmanWorkstation,WebClient,Nfsnp"
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\NetworkProvider\ShortName
"nfs"="NFS Network"
"Mvfs"="ClearCase Dynamic Views"
- マシンを再起動します。
- ステップ 9 にあるインストールディレクトリーの削除が失敗している場合には、再起動後に再度このディレクトリーを削除します。削除できない場合には、インストールディレクトリーの名前を変更します。
注: 正常に再起動した後、ディレクトリーの削除または名前の変更でエラーが発生する場合には、Windows をセーフモードで起動し、ディレクトリーにアクセスする必要がある場合もあります (通常は、この操作は必要ありません)。
注: ClearCase はアンインストール中にインストールドライブのルート配下にある Rational.preserve と言う名前のフォルダーに一部のファイルを保存します。ClearCase 7.1.1 からは、C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\IBM のフォルダーにも Rational.preserve を作成します。これらのファイルは後続のインストールに利用されるため、製品が完全に削除された状態でインストールを希望する場合には、インストール前にこれらのフォルダー名を変更します。このフォルダーには再インストール後に利用可能な構成ファイルが含まれているため、フォルダーは 削除 しないでください。例えば、マシンが ClearCase のレジストリ サーバーの場合、ビューや VOB のレジストリ ファイルはこのフォルダーに存在します。
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[{"Product":{"code":"SSSH27","label":"Rational ClearCase"},"Business Unit":{"code":"BU053","label":"Cloud & Data Platform"},"Component":"Installation","Platform":[{"code":"PF033","label":"Windows"}],"Version":"7.1","Edition":"","Line of Business":{"code":"LOB45","label":"Automation"}}]
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Document Information
Modified date:
16 June 2018
UID
swg21438370