サーバー・モードでの DB2 for i CLI の実行

SQL サーバー・モードで実行するのは、多数のアプリケーションがデータベース・サーバーとして働く必要があるからです。つまり、1 つのジョブが、 複数のユーザーのために SQL 要求を実行することを意味します。

アプリケーション・プログラムは、SQL サーバー・モードを使用しないと、次に示す制限事項の 1 つ以上が該当する場合があります。

変更の始まりSQL サーバー・モードを使用すると、 すべての SQL ステートメントが別々のジョブに経路指定されるので、 上記のような制限事項を免れることができます。 各接続は、それぞれ独自のジョブにおいて実行されます。 システムは、QSYSWRK サブシステム内または選択したサブシステム内の QSQSRVR という名前の事前開始ジョブを使って、各接続の起動時間を最短化します。 SQLConnect() の呼び出しごとにそれぞれ異なるユーザー・プロファイルの受諾が可能なので、 おのおののジョブも、それぞれ独自のコミット・トランザクションをもつことができます。 SQLDisconnect() の実行が完了すると、ジョブはリセットされ、 使用可能なジョブのプールに書き戻されます。変更の終わり