IBM Support

SMB1が使用できない環境でのTivoli Storage Manager サーバー 7.1.xのアップグレード

Technote(トラブルシューティング)


問題(概要)

SMB1が無効、あるいはブロックされていて使用できません。

症状

アップグレード中、インスタンス情報を入れました。正しいユーザー名、パスワードをセットしましたが、確認が失敗します。


原因

Remote Execution and Access (RXA)が、以下の理由から失敗していると考えられます。


    1. SMB1が無効、あるいはブロックされています。( 参考:マイクロソフト社のドキュメント、英語
    2. リモートレジストリーサービスが無効になっている。
    3. ファイアウォールがRXAプロトコルをブロックしている。
    4. アンチウイルスソフトが有効で、RXAプロトコルをブロックしている。

診断

インストールのログ(C:\ProgramData\IBM\InstallationManager\logsにあります)に以下のデータが記録されています。


    java.net.ConnectException: CTGRI0001E アプリケーションは、 xxxxx への接続を確立できませんでした

解決方法

問題を解決するには、RXA失敗を解決するか、サーバーインスタンスを手動でアップグレードします。

方法1 RXA失敗を解決する方法


    1. SMB1が有効で、ブロックされていないことを確認します。( 参考:マイクロソフト社のドキュメント、英語

    2. リモートレジストリーサービスが有効であることを確認します。

    3. ファイアウォールがRXAプロトコルをブロックしていないことを確認します。

    4. アンチウイルスソフトが有効な場合、RXAプロトコルをブロックしていないことを確認します。


方法2 インスタンスを手動でアップグレードする方法

DB2のコマンドは、インスタンスユーザーで実行ください。

1. DB2の変数を以下のコマンドで取得します。

(重要)この結果をファイルで保存しておきます。設定を変更しますので、元に戻す際、この記録を使用します。

db2set -all

2. アップグレード手順を実行します。Tivoli Storage Managerのインスタンスをアップグレードしますか?という問いにはNOを入力します。

3. アップグレード後、下記の手順でインスタンスをアップグレードします。

a. DB2インスタンスを削除します。

    db2idrop インスタンス名
b. 各インスタンスを再作成します。パスワードを聞かれます。
    db2icrt インスタンス名 -u インスタンスユーザー名
c. 1 で取得したDB2変数を記録したファイルから、すべてのDB2変数を設定します。
例えば、DB2_SKIPINSERTED 変数をセットする場合、以下のコマンドを実行します。
    db2set -i tsminst1 "DB2_SKIPINSERTED=ON"
4. データベースのインスタンスを以下のコマンドで停止、開始します。
    db2cmd
    set db2instance=インスタンス名
    db2stop
    db2start
5. 以下のコマンドで、データベースをカタログ、アップグレードします。
    db2 catalog db tsmdb1 on インスタンスパス
    db2 upgrade db tsmdb1
6. DB2を停止します。
    db2stop
7. Tivoli Storage Managerサーバーを開始します。

関連情報

オリジナルドキュメント

Document information

More support for: Tivoli Storage Manager
Server

Software version: All Supported Versions

Operating system(s): Windows

Reference #: 2015259

Modified date: 07 June 2018


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