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IBM Sametime Community サーバーの定期メンテナンス手順

技術情報(FAQs)


質問

IBM Sametime Community サーバーの障害や、応答性能の低下が発生することを避けるのに有効な定期メンテナンス手順はありますか。

回答


IBM Sametime Community サーバーの定期メンテナンス手順は、以下の通りです。

1. Community サーバー・ログ・ファイルの整理

\Domino\Trace フォルダーには IBM Sametime Community サーバーのログが保存されますが、フォルダー内のファイルを整理して良好な状態にしてください。完全に削除する必要は必ずしもありませんが、一定期間を経過したものは削除、あるいは移動してください。

稼働中でもファイルの移動や削除は可能ですが、使用中のファイルは削除できません。稼働中に手動で削除・移動する場合には、日付順でソートして一定以上古い日付のものを対象にすると便利です。


2. stlog.nsf のメンテナンス

stlog.nsf は利用者数の増加に伴いファイル・サイズが増大します。肥大化するとサーバーがクラッシュする場合があります。目安として、500MB を超えないようにしてください。基本的な対策は以下の技術情報を参照してください。

「IBM Sametime Community サーバーのログ・データベース (stlog.nsf) が肥大化すると、サーバーがクラッシュする場合がある」(Technote #1976496)

以上に加えて、以下のメンテナンス作業を行います。

a. IBM Domino サーバーを停止し、以下のコマンドを実行します。

    nfixup stlog.nsf -f
    ncompact stlog.nsf -c -D -i
    nupdall stlog.nsf -c

b. 以上の作業後も stlog.nsf が 500MB 以上になっている場合には、stlog.nsf を新規作成することを検討してください。手順は以下の技術情報を参照してください。stlog.nsf を削除した場合、自動的には再作成されません。手動で再作成する必要があるため、注意してください。

(英文)「How to create a new stlog database on the Sametime Community server」(Technote #1611941)


3. データベースのメンテナンス

一定期間おきに、IBM Sametime Community サーバーを停止して、以下のデータベースにメンテナンスコマンドを実行します。names.nsf 以外に使用しているディレクトリー用データベースがある場合は、それも対象としてください。
    nfixup vpuserinfo.nsf -f
    ncompact vpuserinfo.nsf -c -D -i
    nupdall vpuserinfo.nsf -c

    nfixup stlog.nsf -f
    ncompact stlog.nsf -c -D -i
    nupdall stlog.nsf -c

    nfixup names.nsf -f
    ncompact names.nsf -c -D -i
    nupdall names.nsf -c


4. Domino ログ・ファイルの整理

\Domino\data\technical_support フォルダーにある古いファイルを削除もしくは移動してください。Community サーバーが稼働中でも作業できますが、使用中のファイルは削除や移動ができません。console.log のみ使用中になっています。


5. Domino LDAP を使用している場合
ディレクトリー・データベースのメンテナンス・コマンドをオフライン (IBM Domino サーバーを停止した状態) で実行してください。names.nsf 以外に使用しているディレクトリー用データベースがある場合は、それも対象としてください。
    nfixup names.nsf -f
    ncompact names.nsf -c -D -i
    nupdall names.nsf -c


6. OS の再起動
Windows OS の場合には、少なくとも月に 1 回は OS を再起動することを推奨します。サーバーへの負荷の大きさや安全性を考慮して、毎週や隔週で再起動を行っている事例があります。

Document information

More support for: IBM Sametime
Administration

Software version: 8.5, 9.0

Operating system(s): Windows

Software edition: Communicate, Complete, Conference, Limited Use

Reference #: 1999068

Modified date: 28 February 2017


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