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会議室やリソースの事前予約の制限が正しく動作しない

Technote(トラブルシューティング)


問題

会議室やリソースの「事前予約の制限」を設定しましたが、予約可能なはずの日時で予約しようとしても、予約済みとして表示されてしまい、予約することができません。

原因

「事前予約の制限」を設定すると、会議室予約データベース内に Reservation Blocker 文書が作成されます。
このReservation Blocker 文書によって、予約可能な期間を制限しています。

また、日次 (デフォルトでは、毎日午前 3 時) で Update Blocker Documents スケジュールエージェントが実行されることで、Reservation Blocker 文書が更新され、予約可能な期間が調整されます。

Update Blocker Documents スケジュールエージェントが実行されていなかったり、または Reservation Blocker 文書の競合文書が作成されていると、Reservation Blocker 文書が更新されないため、事前予約の制限が正しく動作しません。


解決方法

Reservation Blocker 文書が正しい状態となっているか確認します。
以下の作業は、IBM Domino Designer のインストールされた管理者権限の端末で実施してください。

Reservation Blocker 文書確認用のビューの作成

1. 会議室予約データベースを開きます。
2. メニューから [作成] - [ビュー] を実行して、新規ビューを作成します。
3. ビュー名を任意で付けます。[Ctrl] + [Shift] キーを押しながら [コピー元] ボタンをクリックします。
4. コピーするスタイルから "($Reservation Blocker)" を選択して、[OK] をクリックします。
5. [カスタマイズ] をクリックします。
6. 右クリックのメニューから [ビューのプロパティ] を選択します。
7. 2 番目の [情報] タブをクリックし、[返答文書を階層表示する] オプションを無効化します。
8. ビューを保存します。

まずは、競合文書ができていないかを確認します。競合文書ができている場合は、次の [文書の削除を実施するエージェントの作成] を実施します。

次に、2 列目の StartDateTime フィールドの日付が、事前予約の制限で設定した日時となっているか確認します (たとえば、日数による制限で 90 日を指定した場合は、StartDateTime の値は 90 日以降の日時が表示されます)。

競合文書が存在せず、StartDateTime の値のみが不正な場合は、[Update Blocker Documents エージェントを実行] を実施します。


■ 文書の削除を実施するエージェントの作成

会議室予約データベースは、通常の方法で文書を削除できないように設計されています。
そのため、不正な Reservation Blocker 文書を削除するためのエージェントを作成します。

1. 会議室予約データベースを開きます。
2. メニューから [作成] - [エージェント] を実行します。
3. 新規エージェントダイアログにてエージェント名を任意で入力し、タイプを [式] とします。
4. 式に @DeleteDocument と入力し、エージェントを保存します。

すべての Reservation Blocker 文書の削除

1. 先に作成した Reservation Blocker 文書を確認するためのビューを開きます。
2. メニューから [編集] - [すべてを選択] を実施します。
3. メニューから [アクション] - [上で作成したエージェント名]を実行します。


■ Update Blocker Documents エージェントを実行

1. 会議室予約データベースが存在する IBM Domino サーバーのコンソール上から以下のコマンドを実行します。

    >Tell Amgr Run " 会議室予約 DB 名" ' エージェント名'

[実行例]
    >Tell Amgr Run "resource.nsf" 'Update Blocker Documents'

2. その後、以下のコマンドを実行してください。
    >Tell RnRMgr Validate

$Reservation Blocker ビューの Reservation Blocker 文書の StartDateTime 値に問題がなく、競合文書も作成されていない場合は、空き時間予約データベースに不整合が発生している可能性があります。
空き時間予約データベースの不整合の確認方法については、以下の技術文書を参照して下さい。

「(参考)Lotus Notes/Domino カレンダーおよびスケジュールで、空き時間の不整合を解決する方法」(Technote #1462721)


関連文書
「(参考)会議室およびリソースの事前予約の制限機能について」(Technote #1462595)

クロスリファレンス情報
区分 製品 コンポーネント プラットフォーム バージョン エディション
Messaging Applications IBM Notes

Document information

More support for: IBM Domino
Calendaring and Scheduling

Software version: Version Independent

Operating system(s): Platform Independent

Software edition: All Editions

Reference #: 1997684

Modified date: 03 February 2017


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