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IBM iNotes: 「保存」アクションを実行すると添付ファイルが消えることがある

Technote(トラブルシューティング)


問題

IBM iNotes 9.0.1 の ActiveX ファイル添付ユーティリティを使用している環境で、Microsoft Internet Explorer から以下の手順を行うと、添付したファイルが消えてしまう問題が発生します。このままの状態で送信すると、表示されていない添付ファイルが送信される事象が発生します。

手順:

  1. Microsoft Internet Explorer を使用し、メールデータベースを開く
  2. 新規作成したメールにファイルを添付し、「保存」を実行
  3. 添付ファイルを削除し、同名のファイルを添付
  4. 「保存」を実行 → 添付ファイルが消える
  5. 「送信」を実行 → 表示されていない添付ファイルが送信される

※ 2 度目に添付したファイルが送信されます。

原因

この問題は、問題報告番号 THIO9MJST6 として IBM Quality Engineering に報告され、IBM iNotes 9.0.1 Fix Pack 2 Interim Fix 1 (iNotes_901FP2IF1) および IBM Domino 9.0.1 Fix Pack 3 (FP3) にて修正されました。また、IBM Domino 9.0.2 でも同じ修正が反映される予定です。


環境

IBM Domino サーバー: IBM Domino 9.0.1 / 9.0.1 FP1 / 9.0.1 FP2
Web ブラウザ: Microsoft Internet Explorer

診断

この問題は、IBM iNotes 9.0.1 環境で発生し、9.0 では発生しません。


上記の手順のように手動で「保存」を実行した場合だけでなく、自動保存が実行された場合にも問題が発生します。「ドラフトとして保存」を行った場合は、自動的に文書が閉じられるため、この問題は発生しません。

また、この問題は Microsoft Internet Explorer で ActiveX ファイル添付ユーティリティを利用している場合のみ発生します。Microsoft Internet Explorer を使用しても、ActiveX ファイル添付ユーティリティを利用していない場合や、他のブラウザ (Mozilla Firefox、Google Chrome など)を使用した場合には発生しません。


解決方法

ActiveX ファイル添付ユーティリティを使用している場合は、IBM Domino 9.0.1 Fix Pack 3 を適用するか、Fix Central から IBM iNotes 9.0.1 Fix Pack 2 用の Interim Fix 1 (iNotes_901FP2IF1) をダウンロードして適用してください。


修正前のリリースで問題を回避するためには、Technote #1664163 を参考に、自動保存を無効にするパラメータの追加と、手動保存を無効にするためのカスタマイズを行い、「ドラフトとして保存」のみ実行可能な状態にしてください。


関連文書

「IBM Notes/Domino 9.0.1 の Fix Pack のダウンロードについて」(Technote #1671550)
(英文)「Interim Fixes for 9.0.1.x IBM Notes, IBM Domino & IBM iNotes」(Technote #1657963)

「IBM iNotes で添付ファイルが削除されないことがある」(Technote #1664163)
「IBM iNotes:ドラフト保存したメールの添付ファイルを削除しても送信されてしまう」(Technote #1655758)
「IBM iNotes:ActiveX ファイル添付ユーティリティが「無効」の環境で削除した添付ファイルが送信される」(Technote #1677018)

「Fix Central 使用ガイド」(Tecnote #1676440)

Document information

More support for: IBM iNotes
Attachments

Software version: 9.0.1

Operating system(s): AIX, IBM i, Linux, Windows

Reference #: 1681993

Modified date: 29 January 2015


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