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正規性の検定の実行手順について

Question & Answer


Question

正規性の検定を実行する手順について

Answer

t 検定や分散分析など、平均値を比較する検定(パラメトリック検定)は、平均値を頂点として釣鐘型にデータが分布している「正規分布」をしていることが前提です。そのためこれらの分析を行う前に以下の手順で正規性の検定を行ってください。

1. SPSS Statisticsのメニュー[分析]→[記述統計]→[探索的]をクリックします。
2. [探索的]ダイアログにて、分析対象のスケール変数を[従属変数]に投入します。
3. [作図]ボタンをクリックし、ダイアログの[正規性の検定とプロット]をチェックして[続行]で戻ります。
4. [OK]をクリックすると[正規性の検定]テーブルが出力されますので、[Kolmogorov-Smirnov の正規性の検定 (探索的)]や、ケース数が少ない場合のみ表示される[Shapiro-Wilk]の[有意確率]を確認してください。

帰無仮説は「この変数は正規分布をしている」です。[有意確率]の値が有意水準(通常は0.050)以上であれば、仮説「この変数は正規分布をしている」が採用されます。[有意確率]の値が有意水準(通常は0.050)未満であれば、仮説が棄却されて「この変数は正規分布をしていない」という対立仮説が採用されます。

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Document Information

Modified date:
07 October 2019

UID

swg21618756