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(参考) 複製履歴にデータベースを複製したサーバーよりも多くのサーバーエントリが含まれる

技術情報(FAQs)


質問

データベースの複製履歴に、データベースの複製を行ったことがないサーバーのエントリが含まれています。この原因は何でしょうか。

回答

Lotus Notes/Domino 7.0 以降のリリースでは、複製を最適化する機能 (Replication Triangulation と呼ばれます) が導入されました。この機能は、次の 2 つの方法で実装されています。

1. 完全な複製が実行されるとき、その複製は複製履歴内でアスタリスクを用いてマークされます。

2. クライアントまたはサーバーがリモートサーバーと複製するときは、現在のクライアントまたはサーバーに対する最後の受信よりも後に実行されたリモートサーバーでの完全な複製が、現在のクライアントまたサーバーの複製履歴に追加されます。


これは最適化のために実行されます。次の例を用いて説明します。

メールファイルのローカルレプリカがあり、このローカルレプリカはホームサーバー上のレプリカと複製します。ホームサーバーは 6 ヶ月連続で利用可能だったため、クライアントがフェイルオーバーサーバーと複製することはありませんでした。この状態でホームサーバーが使用不可になると、クライアントはフェイルオーバーサーバーと複製しなければなりません。Replication Triangulation が導入されていない場合、これらのレプリカはまったく複製されていなかったため、完全な複製スキャンが必要となります。

Replication Triangulation が導入されていると、ホームサーバーとフェイルオーバーサーバー間で完全な複製が行われるたびに、完全な複製エントリがホームサーバーの複製履歴に作成されます。クライアントは、ホームサーバーとの複製時にこれを参照し、フェイルオーバーサーバーのエントリを追加します。ホームサーバーがダウンした場合でも、複製時にスキャンが行われるのは、フェイルオーバーサーバーのクライアント複製履歴の日付以降に変更された文書に限定されます。


関連文書

原文:
(英文)「Replication history contains entries for more servers than a database replicates with」(Technote #1270104)

「(参考) Lotus Domino 6.x から 7.x または 8.0 へのアップグレード後、replica タスクの CPU 使用率が高まる」(Technote #1578403)

この文書は、米国 IBM 社の資料を翻訳した参考文書です。日本語環境での検証は行っておりませんのでご注意ください。翻訳元の文書は、関連文書のリンクよりご参照ください。

Document information

More support for: IBM Domino
Replication

Software version: 7.0, 8.0, 8.5, 9.0

Operating system(s): AIX, IBM i, Linux, Solaris, Windows, z/OS

Software edition: All Editions

Reference #: 1578401

Modified date: 25 January 2012