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(参考)Lotus Domino 7 の Rooms and Resources Manager の動作について

技術情報(FAQs)


質問

「Rooms and Resources Manager」は、ルータ、会議室予約データベースのテンプレート、スケジュールマネージャなど、以前は複数の場所で処理されていた機能の後継となるものです。Lotus Domino 7 からの新タスクである「Rooms and Resources Manager」は主に、会議室やリソースの予約重複を防ぐ目的で設計されました。

回答

「Rooms and Resources Manager (RnRMgr)」はすべての予約要求の処理と、会議室とリソースの稼働状況のアップデートを管理します。この結果、以前の会議室予約 (R&R) に関していくつか変更があります。管理者はこの変更点について注意が必要です。
• 会議室とリソースの予約は、会議室予約データベースが置かれているサーバーで RnRMgr タスクが実行されていない場合は処理されません。RnRMgr タスクが、サーバーの(再)起動時に実行されるようにするには、サーバーの notes.ini ファイルの「ServerTasks=」行に追加する必要があります。このタスクを手動で実行するには、次のコンソールコマンドを使用します。

load RnRMgr

• Schedule Manager タスクでの会議室やリソースの稼働状況のアップデートの管理は行われなくなりました。以前 Schedule Manager で使用されたコンソールコマンドは、すべて RnRMgr で使用できます。たとえば、「Room A/Floor 2/Site1」の現在の稼働状況は、次のコンソールコマンドを実行するとコンソールに表示されます。

tell RnRMgr show Room A/Floor 2/Site1

• 個々の会議室予約データベースに対するシステム管理サーバーを、管理上の変更が実施される前に構成しておく必要があります。この値は、データベース内の既存の会議室またはリソースのサーバー設定と同じ値でなければなりません。異なる値が設定されていると、Domino ディレクトリでデータの競合が発生するため、新規会議室またはリソース要求の自動処理が散発的に遅れる可能性があります。

ユーザーがメールファイルの「カレンダーとスケジュール」から会議室を予約した場合、会議室またはリソースの予約において違いはありません。ユーザーが会議室を要求すると、「Rooms and Resources」システムがこの要求を自動処理して、以前と同様に応答します。ただし、ユーザーが会議室データベースに直接会議室を予約すると、以前の動作と若干異なる動作が発生します。ビュー上は変化がありませんが、新しいアイコンがいくつか増えています。

緑のチェックマークアイコンは、予約要求が処理され RnRMgr で承認されたことを示します。

砂時計アイコンは、ビューに表示されている期間、処理待ちの予約要求があることを示します。これは RnRMgr が処理しなければならない要求であるか、何らかの形で所有者による調査が必要な要求です。砂時計アイコンの多くは、処理待ちの要求を示しています。RnRMgr が要求を確認し、会議室データベースに要求を書き込むまで数秒しかかからないため、ユーザーはこれらの要求をほとんど目にしません。

赤の「X」アイコンは、表示されている期間について予約要求が否認されたことを示しています。「所有者の承認待ち」である会議室の予約を所有者が承認すると、承認された要求は、 Rooms and Resources Manager に要求を処理する時間ができるまでの数秒の間、「承認待ち」ビューのままとなる可能性があります。これが発生すると、"Requested by" フィールドが元の要求者の名前から所有者の名前に変わり、システムによる処理が行われるまでこの状態を保持します。

Lotus Domino 7 以前では、会議室の予約処理は、ルータや会議室予約テンプレートなど、サーバーのさまざまな場所で実行されていました。このように処理が分散して行われると、何らかの障害が起きる原因となります。最も重大な問題は、複数のユーザーが別々のミーティングで同じ会議室を同時に予約する可能性があるということです。Lotus Domino 7 では、「Rooms and Resources」システムにより予約の重複を防ぎ、ユーザーエクスペリエンス全体を改善するように設計し直されています。

直接予約できるようになったことで最も大きく変化した点は、予約済み要求の直接処理の方法です。 RnRMgr 以前は、ユーザーが会議室予約データベースで新規予約要求を保存しようとすると、会議室が予約されていない場合にも予約済みであるという予測で処理されていました。

Lotus Domino 7 では、予約を希望する日時に既存の競合がない場合に限り、データベースへの要求を保存することができるようになりました。ただし、これは実際に会議室が予約されたわけではありません。予約要求を承認するか、または取り消すかどうかを RnRMgr が最終的に決定します。新しいアイコンでユーザーに予約要求の現在の状況を通知します。

デフォルトでは、 RnRMgr による認証は午前 2:00 に行われます。会議室/リソースの所有者は、要求を承認するまで、この承認待ち要求の確認通知を受け取り続けます。これは仕様です。



補足情報




関連文書

(英文)「How the new Rooms and Resources Manager works in Domino 7」(Technote #1217103)


この文書は、米国 IBM 社の資料を翻訳した参考文書です。日本語環境での検証は行っておりませんのでご注意ください。翻訳元の文書は、補足情報のリンクよりご参照ください。

Historical Number

732705

Document information

More support for: Lotus End of Support Products
Lotus Domino

Software version: 7.0

Operating system(s): AIX, IBM i, Linux, Solaris, Windows

Reference #: 1466116

Modified date: 09 April 2009


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