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(参考)Lotus Domino サーバーで Busytime.nsf または Clubusy.nsf ファイルを再作成する方法

技術情報(FAQs)


質問

Lotus Notes/Domino のカレンダーおよびスケジュールでの空き時間システムは、メンテナンスフリーとして設計されているため、基本的に再作成する必要はありません。しかしまれに、たとえば空き時間の問題を解決する場合など、 Lotus Domino システム管理者が 「空き時間情報」データベース (Busytime.nsf) を再作成しなければならないことがあります。この文書では、 Busytime.nsf ファイルまたは Clubusy.nsf (クラスター化された空き時間データベース) を再作成する手順について説明します。

重要なメモ: システム管理者は、「空き時間情報」データベースを再作成する前に、最初に以下のトラブルシューティングスクリプトにしたがうことを強く推奨します。
「(参考)Lotus Notes/Domino カレンダーおよびスケジュールで、空き時間の不整合を解決する方法」(Technote #1462721)


回答


「空き時間情報」データベースの再作成は、オフの時間帯に実行してください。環境によっては、このプロセスが完了するまで数時間かかることがあり、その間はどのユーザーも空き時間の検索を利用できません。

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Busytime.nsf ファイルを再作成する方法

Busytime.nsf ファイルは、非クラスターサーバーでの「空き時間情報」データベースです。Busytime.nsf ファイルの名前を変更するには、次の手順にしたがいます。

1. 可能であれば、Lotus Domino サーバーのデータディレクトリー内のファイル待避用に別ドライブや FTP サーバーなどを用意しておきます。

2. Lotus Domino 管理者がコンソールより、次のコマンドを発行します。

tell sched q
tell calconn q
tell RnRMgr q  (Lotus Domino 7.x 以降の場合)
dbcache flush

メモ: OS またはサーバーの負荷によっては、何度か "dbcache flush" コマンドの実行が必要となることがあります。

3. Lotus Domino サーバーのデータディレクトリー内の Busytime.nsf を見つけ、これを別の名前 (たとえば、 Busytime.old など) に変更します。次に、このファイルをデータディレクトリーの外部に移動し、すべてのデータベースまたはディレクトリーリンクへの参照から外します。名前変更後のコピーを Lotus Domino サーバーのデータディレクトリー配下には残さないでください。残しておくと、予期せぬ結果が発生することがあります。

4. 次のコマンドを発行します。

load sched
load calconn
load RnRMgr  (Lotus Domino 7.x 以降の場合)

メモ: これらのコマンドは、大文字と小文字が区別されません。

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Clubusy.nsf ファイルを再作成する方法

Clubusy.nsf ファイルは、クラスターサーバーでの「空き時間情報」データベースです。Clubusy データベースを再作成 (または復元) するには、次の手順にしたがいます。

メモ: Clubusy の複製を避けるために、このプロセスはクラスター内のすべてのサーバーに実行してください。

1. 可能であれば、Lotus Domino サーバーのデータディレクトリー内のファイル待避用に別ドライブや FTP サーバーなどを用意しておきます。

2. Lotus Domino Administrator クライアントで、ライブコンソールを開きます。

3. 次のコマンドを発行し、すべてのクラスタで Sched タスクおよび Calconn タスクをシャットダウンし、データベースキャッシュを消去します。

tell sched q
tell calconn q
tell RnRMgr q   (Lotus Domino 7.x 以降の場合)
dbcache flush

メモ: OS またはサーバーの負荷によっては、何度か "dbcache flush" コマンドの実行が必要となることがあります。

4. Lotus Domino サーバーのデータディレクトリーで Clubusy.nsf を見つけ、これを別の名前 (たとえば、Clubusy.oldなど) に変更します。次に、このファイルをデータディレクトリーの外部に移動し、すべてのデータベースまたはディレクトリーリンクへの参照から外します。

注:
-- 名前を変更したコピーを Lotus Domino サーバーのデータディレクトリー配下には残さないでください。残しておくと、予期せぬ結果が発生することがあります。

-- 手順 3 と 4 は、すべてのサーバー上で次の手順 5 を実行する前に、必ずすべてのクラスターメンバーで実行してください。そうしないと、古いデータが Clubusy データベースに追加され、実行結果が無効になるおそれがあります。これを正しく実行しなかった場合は、 Clubusy.nsf を再作成するプロセス (手順 1 から 4 ) を、もう一度すべてやり直さなければなりません。

5. すべてのクラスターメンバーで、次のコマンドを発行します。

load sched
load CalConn
load RnRMgr  (Lotus Domino 7.x 以降の場合)

メモ: これらのコマンドは、大文字と小文字が区別されません。


関連文書
原文:
(英文)「How to re-create the Busytime.nsf or Clubusy.nsf file on a Domino Server」(Technote #1086471)

developerWorks Japan
「IBM Lotus Notes/Domino の busytime システムの技術概要」

この文書は、米国 IBM 社の資料を翻訳した参考文書です。日本語環境での検証は行っておりませんのでご注意ください。翻訳元の文書は、関連文書のリンクよりご参照ください。

Historical Number

731350

Document information

More support for: IBM Domino
Calendaring and Scheduling

Software version: 6.0, 6.5, 7.0, 8.0, 8.5

Operating system(s): AIX, IBM i, Linux, Solaris, Windows

Reference #: 1463475

Modified date: 13 October 2013