Preventive Service Planning
Abstract
ITM (IBM Tivoli Monitoring) のTDW (Tivoli Data Warehouse) 内の値を参照すると、AIX Premium Agentで取得されるCPU使用率が、"Logical Partition" 属性グループと "CPU Summary" 属性グループで異なるのはなぜですか?
Content
【質問詳細】
例として、同じ監視サイクルで値を取得しているにもかかわらず、"Logical Partition" 属性グループの"Idle CPU Pct"の値が70 % になったときに、"CPU Summary" 属性グループの"Idle CPU Pct"の値は85 % になることがあります。
IO Wait, User and Kernelなど、その他のCPUメトリックスも同様に、2つの属性グループ間で異なる値を示します。
【回答】
ヒストリカルデータの収集を、複数の属性グループに対し同時に開始する際、各データ収集を行う処理が、システム上の特定の負荷をかけている可能性があります。
例として、以下の5つの属性グループのヒストリカルデータを収集する場合:
"CPU_Summary"
"Paging_Space"
"File_Systems"
"Physical_Memory"
"Logical_Partition"
"CPU Summary" はサイクル内の最初の属性グループとなり、
"Logical Partition" は、サイクル内の最後の属性グループとなります。
この動きにより、"Logical Partition" は、"CPU Summary"よりも高いCPU負荷を検知する可能性があります。
ヒストリカルデータを一度無効にした後も、この動き方は再現します。
APAR IV18372
参考情報
"CPU Summary" and "Logical Partition" differences for CPU utilization
以上
Historical Number
DC993D46D57438CB49257A4B002D01F7
Product Synonym
対象システム:ITM;AIX Premium Agent
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Document Information
Modified date:
28 July 2021
UID
jpn1J1009857