データベース(DB2)

DB2 V10.5 BLUアクセラレーション さまざまな種類のワークロードに対応するデータベース

DB2 for Linux, UNIX and Windows は、大量のワークロードを処理する堅牢なエンタープライズ・ソリューション向けに最適なデータベースです。DB2 はコストの削減と共に、業界トップレベルのパフォーマンスを提供するよう最適化されています。

 

DB2 の提供するエディション

Advanced Enterprise Server Edition

DB2、Optim、およびInfoSphere の主要なテクノロジーを単一のエディションに統合したものです。迅速かつシンプルにビジネス・データの活用を希望する企業向けのエディションです。

Advanced Workgroup Server Edition

データウェアハウス機能、トランザクション機能、およびアナリティクス機能を提供する、さまざまな種類のワークロードをサポートするデーベースです。中規模企業の環境に最適なエディションです。

Enterprise Server Edition

オンデマンドで高パフォーマンスを必要とする堅牢なエンタープライズ・ソリューションに最適なエディションです。

Workgroup Server Edition

部門やワークグループなどの中規模のビジネス環境に最適なエディションです。


Express-C

無償でDB2 のコア機能を全て提供します。使いやすく、組み込みが行えるエディションです。

Developer Edition

開発者が非本番環境でデータベース・アプリケーションとデータウェアハウスアプリケーションの評価・デモ・開発・テストを行うためのエディションです。

機能とメリット

自動管理機能

データベースの管理コストはデータベース用ソフトウェアとハードウェアのコストを大きく上回ることがあります。したがって、データベース管理者の作業時間を効果的かつ効率的に活用できるシステムが必要です。

DB2は管理を自動化し、ストレージ効率とパフォーマンスを改善し、仮想アプライアンスの導入を簡素化することで、データの管理コストを削減します。メモリーの割り当て、ストレージの管理、ビジネス・ポリシーのメンテナンスといったタスクを自動化することで、DB2は多くの管理タスクを自動的に処理します。その結果、DBAは新規のプロジェクトに労力を振り向けることができるようになります。

自動メンテナンス機能は、データベースをバックアップし、統計情報を最新に保ち、必要に応じてテーブルやインデックスの再構成を行うことで、ストレージの管理を簡素化します。適切に構成されたテーブルおよびインデックスは、効率的なデータアクセスとワークロードの最適なパフォーマンスを実現する必須要素です。

自動ストレージ機能を活用することで、DB2によってコンテナのロケーションを含むテーブルスペースのストレージ特性を決定し、コンテナの増大をモニタリングできるため、ストレージ管理を簡素化することができるようになります。これにより柔軟なシステムが生まれ、パフォーマンスを改善できます。

セルフ・チューニング・メモリー機能は、データベースに関する複数のメモリー・コンシューマー間で利用可能なメモリー・リソースを動的に分散することによって、ワークロードの大幅な変化に対応します。DB2のセルフ・チューニング・メモリー・マネージャー(STMM)を活用することで、サービス・レベル・アグリーメントに影響を及ぼすデータベースのレスポンスタイムの大きな悪化を防止できます。

ヘルスモニタリング機能はパフォーマンスの悪化やシステム停止につながりかねないデータベース環境の状況や変化をプロアクティブにモニタリングします。本機能を活用することで、警告やアラームのしきい値の設定や、問題を解決するにあたっての必要な推奨アクションをシステム上で確認できるため、問題を未然に防止することが可能になります。

自動コンフィギュレーション機能によって、DB2データベースにおいてメモリー、ストレージ、およびメンテナンス作業を自動設定できます。本機能によってユーザーはDB2のデータベースとインスタンスが適切に設定されていることを確認し、デフォルト状態で処理を改善できます。


BLUアクセラレーション

BLUアクセラレーション機能を搭載したIBM DB2 10.5は、IBMの基礎研究所と開発研究所が開発したさまざまなイノベーションを結集した製品であり、データの集計と分析処理の簡素化と高速化を実現します。動的なインメモリー・カラム型テクノロジーに加え、並列ベクトル処理、アクショナブル圧縮、データ・スキッピングといったさまざまな先進機能を提供します。動的なインメモリー機能により、インメモリー機能のみを提供するシステムを導入した際に発生する処理上の制限やコストを伴うことなく、インメモリー処理ならではのメリットを提供します。


動画で見るIBM DB2 10.5 BLU Acceleration

  • IBM DB2 10.5 BLU Acceleration の動画イメージ

    2013年6月より提供開始の DB2 10.5は、新たに分析エンジンとして "BLU Acceleration"を搭載。 これまでの一般的な行指向のRDBMSと比べて、縦指向(カラムナー)テーブルとエン­ジンを搭載することで、平均8~25倍、最大1,000倍以上の分析パフォーマンスを­実現します。従来の行指向のデータベース機能も大幅強化、列指向とあわせた「ハイブリッド」データ­ベースとして登場しました。


 

BLUアクセラレーション機能を備えたDB2が提供する主なメリットは、以下のとおりです。


データウェアハウス・アナリティクス

DB2はさまざまな観点に基づいてデータを分析し情報を検出できるので、ユーザーは自社のビジネス状況をより幅広い観点から検証することができます。

OLAPを実現するキュービング・サービス

オンライン分析処理(OLAP)機能を活用すると、ユーザーはサマリー情報と詳細情報にアクセスすることでデータを検証することができます。DB2では、データウェアハウス環境においてOLAPモデルの構築・編集・インポート・エクスポート・実装を行うことができます。さまざまな観点から数テラバイトのデータにアクセスできるため、データの参照と分析を通じてより精密な意思決定を行うことができます。

DB2は次元、階層、算定基準、データ・サマリーに加えて多次元コンピューティング、時系列データの分析、および平行期間の分析をサポートします。さまざまな次元でデータにアクセスする機能を活用することで、ユーザーはデータをさまざまな観点から分析し、ドリルダウンを行い、さまざまな形式で表示することで、ビジネス情報に関する知見を得ることができます。

データマイニング

データマイニング機能を活用すると、ユーザーはパターンを分析し、予測を行うことができます。データマイニング機能は数学関数に基づいて履歴データを分析し、ビジネス・ルールを設定します。新規のデータにビジネス・ルールを適用することで、顧客の購買行動、アップセルやクロスセルのチャンス、顧客の流出、または不正行為などの結果を予測することができます。

DB2はデータマイニングのためのさまざまなモデルとアルゴリズムを提供することで、データのセグメンテーション、関連付け、分類、回帰分析といった処理を実行します。

データの可視化機能によって、Javaベースのブラウザーを使用してデータマイニングの結果をビジュアルに分析することができます。Javaベースのビジュアライザーは、データの関連付け、人口動態上の属性、シーケンス、数値の予測、ツリー形式のデータ分類のモデリングの演算処理結果をビジュアルに表示します。さらに、ビジュアライザーはその他のPMMLをサポートするデータマイニング・アプリケーション(SAS、SPSS、およびAngossを含む)が提供するデータにも対応します。

DB2のデータマイニング機能によって以下を実行できます。

非構造化データ

非構造化データは組織内に存在するデータの最大80%を占めます。DB2はユーザーの非構造化データ(テキスト・データ)から情報を抽出し、本情報を構造化データと関連付けることで、顧客属性や製品の瑕疵分析のような分析においてより深い知見を提供します。

DB2は2種類のアノテーターを使用することで、ドラッグアンドドロップ形式で処理を行います。アノテーターとしては、辞書(単語のルックアップ機能とアノテーション機能)とパターン・ベースの抽出機能が挙げられます。また、さまざまな方法でデータを参照することで、統計情報や行および列の情報などに基づいてより正確な分析を行うことができます。

顧客向に対して実施した調査結果のテキストなどを使用することで、簡単なレポートを発行することができます。DB2のOLAP機能を使用すると、非構造化データを処理し、多次元分析レポートを作成できます。さらに、非構造化データをデータマイニング・モデルに統合することで、予測機能を強化することができます。


高可用性機能

DB2データベースで高可用性を実現するには、いくつかのオプションがあります。

DB2 pureScaleは、高可用性機能を標準で提供するスケールアウト・クラスター機能です。DB2 pureScale によって、ほぼ無制限のキャパシティー、負荷分散、高可用性、継続的な可用性、およびアプリケーションの透過性を実現できます。

または、DB2 High Availability Disaster Recovery (HADR)機能、DB2 Online Reorganization機能、およびIBM Tivoli System Automation for Multiplatformsの活用もできます。HADRは、プライマリー・システム上のソフトウェアまたはハードウェアで障害が発生してもスタンバイ・システムへのフェイルオーバーを実現します。Online Reorganizationはテーブル・データへの継続的なアクセスを実現するうえ、プロアクティブにデータベース・テーブルの再構築を行うことでパフォーマンスを改善します。Tivoli System Automationは、スタンバイのDB2データベース・サーバーに自動的に移行することによって高可用性を実現します。

サーバーのダウンタイムを削減できることで、お客様はインフラで障害が発生している間もデータの損失を回避し、厳しいサービス・レベル・アグリーメント(SLA)の条件を満たすことができます。信頼性の高いデータ・リカバリー機能によって、災害発生時にもテーブルに継続的にアクセスできます。DB2には、自動的にフェイルオーバーの調整を行いITインフラを簡単に管理できる管理機能が組み込まれています。


NoSQLサポート

NoSQLの登場によって、各データマネジメント・タスクに対して最も適切なデータモデルを適用することができます。リレーショナル・データベースは長年にわたりその有効性を実証してきましたが、別のデータマネジメント手法が検討される場合もあります。例えば、DB2 pureXMLを使用してネイティブのXML形式でXMLデータの保存が必要な場合、あるいはグラフ・データを保存する際に、NoSQLによるグラフ・ストア機能に基づいてグラフ・トリプルを保存するために最適化されたストアに保存したいと考える場合などが挙げられます。

各データマネジメント・タスクに対して最適なデータモデルが選択可能であることで、以下のメリットが生まれます。

開発コストの削減

管理コストの削減

ストレージ・コストの削減


NoSQLによるグラフ・ストア機能

World Wide Web Consortium (W3C)が提唱するResource Description Framework (RDF)に基づく開発などにより、グラフ・データは以前よりも頻繁に活用されるようになってきました。グラフ・データをリレーショナル・テーブルにマッピングする際の従来からのやり方は、多くのセルフ・ジョイン句の必要性やパフォーマンスの低下があるなど、多くの課題が存在していました。

NoSQLによるグラフ・ストア機能はDB2内にグラフ・トリプルを保存する方法を最適化することで、この課題を解決します。NoSQLによるグラフ・ストア機能は、DB2の全てのエディションで提供されます。

NoSQLによるグラフ・ストア機能が、以下を実現します。

パフォーマンスの改善

管理の簡素化

開発の省力化


パフォーマンスの最適化機能

DB2は複数のパフォーマンスの最適化機能を提供します。これらの機能を活用することで、ユーザーはワークロードの実行を最適化する能力と洞察を獲得することができます。本機能により既存のハードウェアを活用したうえでより多くの処理を行うことが可能になり、サービスレベルアグリーメント(SLA)の達成またはSLAを上回る成果の実現、そしてDBAの生産性の向上を通して、コストの削減とリスクの低減をもたらします。


DB2のWorkload Manager

DB2のWorkload Mangerを活用することでオーバーヘッドを低く抑え、特定のワークロードにCPUとプリフェッチの優先順位を設定し、ビジネス上の優先順位に基づいてワークロードを実行するなど、DB2の実行環境をきめ細かく制御することができるようになります。本機能を活用することで、ミッション・クリティカルなワークロードの実行に優先順位を設定することができるため、SLAが未達になるリスクを削減することができます。同時に、本機能は優先順位の高いワークロードに悪影響を及ぼさないように優先順位の低いワークロードの実行を抑えることで、コスト削減を実現します。さらに、負荷分散機能とMulti-Temperature Storageによるデータ管理機能を組み合わせることで、既存のハードウェアの有効活用を実現し、ストレージの割り当てを最適化することができ、その結果パフォーマンスの改善とコストの削減を実現することができます。

DB2のWorkload ManagerがDB2 pureScaleと連携し、迅速に設定と導入が行える強力な時系列データの制御メカニズムを提供するようになりました。本メカニズムによって、優先順位の低いワークロードの実行を自動的に抑えることができます。さらに、バッファ・プールI/Oの優先順位の設定機能を使用し、Linuxのワークロード管理機能と連携することによって、DB2の稼働環境をさらに効果的に制御できるようになりました。


InfoSphere Optim Performance Manager Extended Edition for DB2 for Linux, UNIX and Windows

パフォーマンスを最適化することは非常に複雑なプロセスであり、熟練のスキルが必要なさまざまな要素が関係します。このようなスキルは高いコストをかけなければ習得が困難です。問題を特定するためには数日かかることがあり、さまざまな分野や専門知識を持つ多くのスタッフの協力が必要になります。これに加えて、ハードウェアやソフトウェアのアップグレード、アプリケーションの拡張、新規のアプリケーションの開発など、ビジネスに影響を及ぼすさまざまな変動要因が存在しています。

InfoSphere Optim Performance Manager Extended Edition for DB2 for Linux, UNIX and Windowsにより、ミッションクリティカルなデータベースやアプリケーションのパフォーマンスと可用性を最適化することができます。本ソリューションを活用することで、パフォーマンス上のボトルネックがビジネスに影響を及ぼす前に、ボトルネックを企業が解決できるようにします。Optim Performance Manager Extended Editionは包括的なパフォーマンス管理機能をプロアクティブに提供します。本ソリューションはSAP、WebSphere、Cognos、InfoSphere DataStage、およびInfoSphere Warehouse SQL Warehousing Toolによるアプリケーションに何も変更せずにそのままの形で対応できるため、IT要員はDB2と関連アプリケーション(JavaアプリケーションとDB2 Call Level Interface (CLI)アプリケーションを含む)のパフォーマンス上の問題を検出、分析、解決、および防止することができます。


pureScale

アプリケーション・クラスターに影響を及ぼすことなく継続的に高可用性を提供して、ビジネスの成長に伴うリスクとコストを低減

オンライン・トランザクション処理(OLTP)のアプリケーションを実行するユーザー向けのソリューションであるIBM DB2 pureScaleは、アプリケーションに影響を及ぼすことなく可用性とスケーラビティーを最大限に高めるクラスタリング・テクノロジーです。IBM DB2 for z/OSのテクノロジーに基づいて構築されたDB2 pureScaleは、IBM DB2のAdvanced Workgroup Server EditionおよびAdvanced Enterprise Server Editionで提供されます。

キャパシティーを最大化

システムを拡張する際には、新規のノードに接続し、2つの簡単なコマンドを発行するだけでプロセスが完了します。DB2 Advanced Enterprise Server Editionが提供するpureScaleは、100ノードを超えるスケーラビリティーを透過的に実現します。クラスターを活用する共有ディスク・アーキテクチャーによってシステム・リソースを効率的に使用でき、コスト削減を実現します。

アプリケーションに影響を及ぼさないシステム

DB2 pureScaleを活用すると、複数ノード上で効果的にアプリケーションを実行するためにコードを変更する必要はありません。実績のあるスケーラブルなアーキテクチャーを活用することで、非常に厳しいビジネス・ニーズを満たすためにアプリケーションを拡張することができます。また、他のデータベース・ソフトウェア用に作成されたアプリケーションをほとんど変更せずに(場合によっては、全く変更を加えることなく)DB2上で起動できます。DB2は通常使用されるシンタックスとPL/SQLのプロシージャー言語をネイティブでサポートするため、Oracle DatabaseからDB2への移行が非常に簡単になりました。

継続的に高可用性を実現

DB2 pureScaleは信頼性の高いPowerHA pureScaleテクノロジーと冗長性を実現するアーキテクチャーを活用するで、継続的に高可用性を実現します。ノードで障害が発生しても迅速にワークロードを稼働しているノードに分散できるため、ほとんどの場合、即時にリカバリー可能です。DB2 10.5が提供するpureScale HADRは数秒以内にフェイルオーバーを実現するように設計されており*、pureScaleのメンテナンスやアップデート用にシステムを停止する必要はありません**


Power Systems上で稼働するDB2 pureScale

DB2はグローバルのUNIXサーバー売上シェアのトップを占めるIBM Power Systemsを上で稼働することで、パフォーマンスを改善します。IBMがメインフレーム・システムに基づいて築き上げた信頼性機能や可視化機能に加えユニークな省エネ機能を提供するPower Systemsは、継続的に高可用性を実現したうえでコスト効率の高い情報基盤の構築に貢献します。Power Systems上で稼働するDB2はPowerHAテクノロジーを活用することで、他のほとんどのシステムでは実現できないレベルのスケーラビリティーと可用性を実現します。


System x Systems上で稼働するDB2 pureScale

System x上で稼働するDB2 pureScaleはIBM xArchtectureが実現する卓越したビジネス・メリットを活用します。さらに、DB2 pureScaleはSUSE Linux Enterprise Server上で稼働することによって、ワークロードのニーズに応じて、簡単に拡張可能でコスト効率がよく、オープンかつ信頼性の高いIT環境を提供します。IBMは本テクノロジーをSystem zプラットフォームで初めて提供し、System zはシステム全体の可用性、スケーラビリティー、セキュリティー、信頼性において業界トップレベルの実績を実現しています。現在IBMは、System z、System x、およびPower Systemsの幅広いコンピューティング・プラットフォーム上で処理効率と信頼性の高いDB2 pureScaleによるスケーラビリティー機能を提供しています。

DB2 pureScaleは以下のIBM System xシステムで稼働します : System x3650 M3, System x3690 x5, System x3850 x5, System x3650 M4、IBM BladeCenter HS22、およびIBM BladeCenter HS23

Novellでシニア・バイス・プレジデント兼オープン・プラットフォーム・ソリューション担当ゼネラル・マネージャーを勤めるMarkus Rex氏はこう述べています。「長期間にわたってIBMのパートナーとしてソリューションを提供するNovellは、System x上で稼働するIBM DB2 pureScaleにSUSE Linux Enterprise Serverのメリットを提供することができ、非常にうれしく思っています。プラットフォーム・サポートを拡張することで、Smarter Systemsを構成するIBMポートフォリオの機能がさらに強化し、DB2 pureScaleテクノロジーをさらに多くのお客様に提供できるようになりました。SUSE Linux Enterprise ServerはIBMに現在提供されている唯一のLinuxオペレーティング・システムです。IBM System xサーバーとSUSE Linux Enterprise Serverを組み合わせることで、ワークロードの必要性に合わせて簡単に拡張可能で、コスト効率と信頼性が高く、オープンでセキュアなIT環境を実現できるようになりました。この情報基盤を活用する企業はビジネス・サービスを提供し、セキュアなネットワークを実現し、さまざまな種類のITリソースを管理できるようになります。」

また、Mellanox Technologiesでマーケティング担当バイス・プレジデントを務めるJohn Monson氏はこうコメントしています。「高パフォーマンス、スケーラビリティー、高可用性といった、最新のクラスタリングされたデータベース・アプリケーションに求められる機能によって、ネットワークの負荷がさらに高まっています。エンドツーエンドで40 Gb/sのパフォーマンスを実現するMellanoxの相互接続ソリューションをIBM DB2 pureScaleとSystem xサーバーに組み合わせることで、ネットワークのボトルネックを排除し、IBMユーザーに卓越したビジネス・メリットを提供できるようになりました。」


pureXML

DB2 pureXMLの先進機能を活用することで、XMLデータをネイティブの階層形式で保存、処理、管理できます。XMLデータをそのままの形式でリレーショナル・データベース構造に組み込むことによって、ユーザーはDB2のリレーショナル・データ・マネージメント機能をフルに活用できます。

リレーショナル・データとXMLデータを管理するうえで業界トップレベルの能力を提供するDB2によって、堅牢な処理パフォーマンスが実現され、開発時間とコストを大幅に削減できます。


ITコストの削減

DB2 pureXMLは、別途XMLデータをテーブル構造に加工することなく、インテリジェントにXMLデータを管理するサービスを提供します。この結果、管理のオーバーヘッドを最小限に抑える一方、データベース設計とXMLアプリケーションを簡略化できます。

開発コストの削減

管理コストの削減

ストレージ・コストの削減


堅牢なパフォーマンスと拡張性を実現

DB2は、リレーショナル・データのワークロードとXMLデータのワークロードの両方に対して高パフォーマンスを実現します。特に公表済みのベンチマーク結果を見ると、トランザクション処理とデータウェアハウスを実行する環境において、XMLデータのワークロードに関して高いスケーラビリティーを実現しています。XMLデータに関して堅牢なランタイム・パフォーマンス実現に役立つDB2の主な機能としては、以下が挙げられます。


ビジネスの俊敏性を改善

DB2 pureXMLを活用することで、開発者は迅速かつ効率的にXQueryとSQLを使用した次世代アプリケーションを構築できます。DB2 pureXMLは変化するXMLスキーマに柔軟に対応できるため、お客様のビジネス・ニーズが変化したからといってデータベース設計が有効性を失うことはありません。業界標準のインターフェースとDB2によるXMLデータとリレーショナル・データを共存させたうえで管理する機能によって、XMLデータとリレーショナル・データを簡単に統合できます。

簡単かつ迅速にデータとスキーマをアップデート

システムの統合作業を削減


セキュリティー機能

認証機能

ユーザーがDB2インスタンスへのアクセス権を取得し、実際にDB2データベースにアクセスするためには、ユーザーの認証を行う必要があります。認証機能とは、ユーザーが正当なユーザーであることを検証するためのプロセスです。ユーザー認証を行うにあたりDB2を設定するには、オペレーティング・システム、Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)サーバー、またはKerberosのいずれかを使用することができます。また、DB2はカスタムの認証プラグイン機能をサポートするため、お客様独自の認証ニーズに基づいてDB2を柔軟に設定することができます。

権限の設定機能

ユーザーの認証を行った後、DB2は権限が正しく設定されているかどうかをチェックします。権限の設定機能とは、DB2のデータベース・マネージャーによってユーザーが特定のデータまたはリソースに応じて定められた業務を遂行する権限が付与されていることを確認するプロセスです。ユーザーは特定のデータ・リソースにアクセスする権限を与えられるか、事前設定されたロール(権限)を付与されます。また、DB2では複数の権限を組み合わせることによってユーザー独自のデータベース・ロールを設定できるため、ユーザーまたはグループに対して複数の権限を同時に付与することもできます。

信頼性の高いコンテキスト

信頼性の高いコンテキストとは、より迅速な処理を実現し、よりセキュアな3層アプリケーションを構築するための機能です。信頼性の高いコンテキストを活用することで、ユーザーIDの喪失、ユーザーの説明責任、非対象ユーザーへの特定情報へのアクセス権の付与といった、3層アプリケーション・モデルで発生する多くのセキュリティー上の問題に対応することができます。DB2の信頼性の高いコンテキストのもとでは、ユーザーのIDは信頼性の高い接続を介してDB2に送られ、監査と認証が行われます。さらに、信頼性の高いコンテキストによって、特定ユーザーが付与された権限に基づいて処理を行うプロセスを制御することができます。例えば、信頼性の高いコンテキストを使用して、データベースに接続するユーザーを特定のIPアドレスのユーザーに制限することができます。

監査機能

DB2に含まれる監査機能を活用することで、データのアクセス状況をモニタリングし、分析に必要な情報を得ることができます。監査機能によって、秘密裏に行われるデータへの不正かつ不要なアクセスの検出が可能になり、データベース・システム上の様々なアクティビティーに対する履歴レコードを管理することができます。

行および列のアクセス制御機能

DB2には、きめ細かなセキュリティー管理を行う行および列のアクセス制御機能が含まれます。この機能を活用することで、ユーザーが参照できる行を制限し、ユーザーが参照できる列の値のマスキングが可能になります。アクセス制御はユーザーに対して透過的に機能するため、ユーザーは参照が制限された行の存在を意識することはありません。

Label Based Access Control

精密にデータ・アクセス制御を行うために、DB2にはLabel Based Access Control (LBAC)の機能が含まれています。LBACは、機密データの管理用に複数レベルのセキュリティーを提供します。LBACのルールが定義されると、データへのアクセス制御がDB2によって行われるようになり、アクセス制御はユーザーが意識することなく実行されるようになります。

暗号化機能

DB2の暗号化メカニズムを使用してネットワークでデータを送信することによって、ハッカーがデータにアクセスすることを防止することができます。DB2によって、ネットワーク上に存在するユーザーID、パスワード、およびデータを暗号化することができます。また、DB2のSecure Socket Layer (SSL)機能を活用することで、最先端の暗号化テクノロジーに基づいてクライアントとサーバー間のコミュニケーションを暗号化することができます。


SQL互換機能

DB2のSQL互換機能を活用すると、Oracle Databaseをサポートするレガシー・アプリケーションをDB2に移行する際に発生するコストとリスクを大幅に削減可能です。DB2に移行後は、IBMの柔軟なライセンス許諾条件により、瞬時にコスト削減を実現可能です。さらに、自動管理機能ディープ圧縮pureXML、およびその他のDB2の先進機能が、継続的に発生するデータベースの保有コストのさらなる削減を実現します。

DB2への移行を簡素化

Oracle Databaseと互換性のあるアプリケーションには、Oracle独自のPL/SQL、エラー処理機能、データ型、およびその他の機能を使用するクライアント・コード、トリガー、ストアード・プロシージャーに関するビジネス・ロジックが含まれている場合があります。以前はこのようなレガシー・システムのコンポーネントに対応する必要があったため、DB2に移行するには大幅なコード変更作業が発生することがありました。

DB2のSQL互換機能を活用すれば、このようなレガシー・アプリケーションが必要とする機能の多くをDB2が提供します。

最新バージョンのDB2は、PL/SQLのプロシージャー言語、新規のデータ型、スカラー関数、同時実行の効率化、ビルトイン・パッケージ、OCI、SQL*Plusなどさまざまな機能を標準でサポートします。このため、クライアントやストアード・プロシージャーのアプリケーション・コード変更の必要性を最小限に抑えることが可能になり、OracleからDB2への移行プロセスを大幅に簡素化できます。

スムーズなシステム移行で、効果的にシステムを使いこなす

互換機能が標準で組み込まれているため、多くの企業のスタッフは、既存のスキルを活用し、移行後のシステムを効果的に使いこなしています。例えば、テスターは既存のテストケースに修正をほとんど入れることなく、場合によっては全く修正することなく再利用可能です。

システム運用コストの削減

DB2に移行すると、自動管理機能ディープ圧縮pureXMLなどのDB2による先進的なコスト削減機能を活用できます。例えば、DB2の自動チューニング機能を活用すると、データベース管理者は迅速にDB2システムを構築・運用でき、煩雑な管理タスクをシステムに任せることが可能になります。


データ圧縮とストレージの最適化機能

DB2のストレージ最適化機能による、ディスク上のデータの透過的な圧縮機能が実現することで、ディスク・スペースとストレージ・インフラの要件を削減できます。ディスク・ストレージ・システムはデータベース・ソリューションにおいて最もコストがかさむコンポーネントとなるケースが多々発生している中、小規模なストレージ・サブシステムの削減が、データベース・ソリューション全体としての大きなコスト削減につながります。


行の圧縮

大容量のデータを管理する場合、ストレージ・サブシステムのコストがデータ・サーバーのコストを大きく上回ることがあります。DB2はLempel-Ziv アルゴリズムの一種を使ってテーブルの各行を圧縮します。ログ・レコードについても圧縮されます。その結果、ラック、ケーブル、設置面積、その他のディスクのサブシステムの周辺機器関連で発生するコストの削減が可能になります。

圧縮後の行はサイズが小さくなるため、ディスク数の削減が可能になるだけでなく、システム全体のパフォーマンスについても、向上できる可能性があります。ディスクからデータにアクセスする処理はデータベース上で行われる最も時間がかかる処理ですが、圧縮後のデータをディスクに保存することで、同じ容量のデータの抽出や保存にあたって、実行するI/O処理数を削減できます。そのため、ディスクI/Oに関連するワークロードについて、クエリーの処理に必要なリードタイムを大幅に改善できます。

DB2では圧縮後のデータをディスクとメモリー上で保存するため、使用されるメモリーの容量を削減でき、削減した分のメモリーを他のデータベースやシステムによる処理用に振り分けることができます。これによって、データベース上でクエリーやその他の処理のパフォーマンスがさらに向上します。


行のアダプティブ圧縮

行のアダプティブ圧縮機能によって、DB2では既存の行の圧縮機能をさらに強化しています。2種類(テーブル・レベルとページ・レベル)の圧縮ディクショナリーを活用する先進的な行圧縮の手法を適用することで、DB2はより高い圧縮率を実現し、テーブルの再構成を行うことなく長期的に圧縮率を維持できます。その結果、より適切かつ精緻に動的なデータ更新に加え、クエリー・パフォーマンスを向上し、データの可用性を高めることができます。


値の圧縮

値の圧縮機能を有効化することで、NULL値、可変長列に存在するデータ長がゼロのデータ、およびシステムのデフォルト値に対するディスク・ストレージを最適化できます。


XMLの圧縮

XMLは冗長性が高い特性を持つため、XMLフラグメントやXML文書は通常大きなディスク・スペースを必要とします。DB2はXMLデータを解析済みの階層形式で保存し、タグの名前(例: 従業員名)を整数型のショートハンドで置き換えます。同じタグが繰り返し発生すると、同じショートハンドが割り当てられます。整数型のショートハンドを使用してテキスト量の多いタグを保存することによって、スペースの利用の削減だけでなく、データ検索のパフォーマンスを向上できます。さらに、XMLタグの解析は行の圧縮のように透過的に実行されるため、ユーザーやアプリケーションはこの処理を意識することはありません。


インデックスの圧縮

 

DB2ではユニークなデータ圧縮手法の組み合わせを活用して、データベース・インデックスの圧縮を行う際に卓越したストレージ削減を実現できます。さらに、データベース・インデックスをより効率よくストレージに保存することで、クエリー・パフォーマンスを向上できることがよくあります。


一時テーブルの圧縮

お客様の環境によっては、一時的なデータベース・テーブルのストレージ容量が大きくなることがあります。DB2はシステムとユーザー両方の一時テーブルを圧縮できるため、テーブルのストレージ容量を大きく削減することができます。


バックアップ・データの圧縮

バックアップ・システム上のデータを圧縮することで、バックアップ・ストレージの容量の削減だけでなく、システム間でのバックアップ・イメージの移行をより簡単に行えるようになります。ラック、ケーブル、設置面積、その他のディスクのサブシステムの周辺機器についても、要件を削減できます。


タイム・トラベル照会機能

企業が独自に時系列データの分析インフラを構築するには追加のテーブル、トリガー、アプリケーション・ロジックなどの構築が必要なため、技術的に困難でコストもかかります。DB2のタイム・トラベル照会機能を活用することで、データベースによる時系列データの分析や、テーブル(テンポラル・テーブル)によるデータ変更の履歴管理が可能になります。それにより、複雑な時系列データの基盤構築や管理の必要なく、過去のさまざまな時点に戻って、データを検索することができます。

タイム・トラベル照会機能で以下を実現できます。

例えば、データベースでテーブルの履歴データ(既に削除された行のデータや、既に更新された行のもともとの値)を管理することで、データの過去の状態を検索することが可能です。また、データの行に対して一定の範囲の日付を割り当てることによって、アプリケーション・ルールまたはビジネス・ルールに基づいて適切と考えられる日付を指定することができます。

多くの企業にとって、過去のデータ変更の履歴を保存することは重要な意味があります。データベースにこの機能がない場合、企業がコンプライアンスを実現するために監査証跡を管理するには、コストのかかる複雑な作業が必要になります。


DB2の特長

DB2 database on the Cloud

IBM DB2 データベースは、パブリック・クラウド環境とプライベート・クラウド環境に対応する機能を提供します。パブリック・クラウドを活用すると、ユーザーは即時に DB2 インスタンスのプロビジョニング、実装、および使用を行うことができ、自社でこれらを実施する際に必要となるコストとリードタイムを排除できます。プライベート・クラウドはユーザーが管理する環境に基づいてクラウド・コンピューティングによる全てのメリットを提供することで、ユーザーは予測可能なコストに基づいてセキュリティー要件、サービス要件、アクセス要件を満たすことができます。

新規の市場を開拓する

アプリケーション・ベンダーならこのような経験があるでしょう。ユーザーがアプリケーションを導入したいにもかかわらず、アプリケーションの導入に必要な新しいマシンとライセンスを購入するための予算が不足しているというケースです。パブリック・クラウド上で提供される DB2 ソリューションを提供することで、アプリケーション・ベンダーは使用時間と使用状況に基づいてユーザーにソリューションの使用料金を請求でき、多くのユーザーがソリューションを最初に導入する際のハードルを排除することができます。クラウド環境の発展によって、クラウドの活用はますます進んでいます。多くのユーザーは自社でアプリケーションを実装することの必要性を感じなくなり、クラウドを経験したユーザーは自社でアプリケーションを実装する環境には戻りたくないと考えるかもしれません。

リソース不足に対応する

サーバーごとに「1つのアプリケーション・スタック」を実装する従来の実装方法は、一部の環境では有効です。しかし、予測しない形でワークロードが増大すると、ワークロードを処理するキャパシティーが不足することがよくあります。クラウド・コンピューティング(パブリック・クラウドとプライベート・クラウドを含む)はより柔軟かつスケーラブルな環境を提供するため、ユーザーは既存のリソースをより効果的に活用することができます。 IBM は、パブリック・クラウドとプライベート・クラウドで提供される即時に活用可能な DB2 環境を提供します。

開発サイクルとテストサイクルを迅速化する

現在のバージョンの稼働を継続したうえでミッション・クリティカルなアプリケーションの次のバージョンのテストを行いたい場合はどうしますか? このようなビジネス・ニーズに通常対応するには、ダウンタイムを設定したり、IT部門のスタッフが週末に残業するなど、最適とは言えないソリューションが適用されます。クラウド・コンピューティングを活用すると、ユーザーは追加のハードウェアを購入することなく、ミッション・クリティカルな開発業務とテスト業務のためにオンデマンドでキャパシティーを活用することができます。クラウド環境で活用可能な IBM DB2 は、ユーザーが必要とする時点で即時に活用することができます。

データベースの実装が必要なプロジェクトがあるにもかからず、プロジェクトを実現するキャパシティーが足りない場合はどうしますか?

DB2はクラウド・コンピューティングのために最適化されたソリューションであり、複数のパブリック・クラウド・プロバイダーが DB2 に基づいて即時に導入可能なソリューションを提供しています。

IBM SmarterCloud Enterpriseはエンタープライズ・レベルのコンピューティング・プラットフォームを提供し、ユーザーが最も必要とする情報基盤を支える俊敏かつ柔軟な環境を実現します。

Amazon EC2 上で提供される DB2 は柔軟な課金モデルに基づいてWebベースのコンピューティング・サービスを提供し、迅速なプロビジョニング機能と実装機能を提供します。

DB2 Express-Cのイメージ 32bit / 64bit (US)

RightScale 上で提供される DB2 (US)はパブリック・クラウドとプライベート・クラウドに対応し、クラウドの管理と自動化を実現するプラットフォームを提供します。

プライベート・クラウド環境で提供される DB2 はリソースの最適な使用を実現し、データベースの管理コストの大幅な削減に貢献します。

IBM Database Patterns は IBM ソフトウェアのフルスタックを含み、俊敏、シンプル、かつ効率的なシステムを実現し、システムのトータル・コストを削減します。

IBM Database Patterns

IBM Database Patterns は IBM ソフトウェアのフルスタックを含み、俊敏、シンプル、かつ効率的なシステムを実現し、システムのトータル・コストを削減します。

数十年にわたるユーザーおよびパートナーとのビジネス経験と実績のあるベストプラクティスに基づいて、IBM はデータ・マネジメントに関する専門知識を集約・テスト・最適化することで、動的かつ再利用可能なソリューションを構築しました。本ソリューションを活用すると、ユーザーは数週間または場合によっては数カ月にわたるコンフィギュレーション作業、チューニング作業、および管理作業を排除することができます。 IBM Database Patterns を活用すると、IT部門は労力とリスクを最小限に抑えたうえで数分以内に本番環境に対応可能な標準化された環境を実装することができ、迅速な価値創出を実現できます。

コア機能として IBM DB2 データベース を含む IBM Database Patterns には、対応するワークロードに合わせて現在2種類のソリューションがあります。 IBM Transactional Database Pattern はトランザクション・データベース機能を提供し、IBM Data Mart Pattern はデータマート機能を提供します。実装をより簡単に実現するために、IBM Database Patterns はプライベート・クラウド環境とパブリック・クラウド環境のいずれの環境でも実装できます。

IBM Database Patterns は、DB2のSQL互換機能を提供します。このためのサーバー統合プロジェクトを簡単に実行でき、IT部門のスタッフは既存のスキルを活用することができます。


プライベート・クラウド環境またはパブリック・クラウド環境に実装する

 

プライベート・クラウド環境に実装した IBM Database Patterns は、以下のソリューションと連携します。

IBM Workload Deployer アプライアンスは、IBM のミドルウェアの仮想イメージと仮想パターンにアクセスするハードウェア・アプライアンスです。プライベート・クラウドでセキュアに実装と管理が行えるアプリケーション環境を簡単、迅速、かつ繰り返し構築することができます。

IBM PureApplication System は、トランザクション・アプリケーションとデータベース・アプリケーションのために特に設計と最適化が行われたデータベースです。 IBM Database Patterns は、トランザクション・ワークロードとデータマート・ワークロードの両方をサポートするシステムにプリインストールされます。 IBM Database Patterns を使用すると、IBM PureApplication System はユーザー・ニーズに基づいて自動的に基本となるデータベースの構築とチューニングを行います。

パブリック・クラウド環境に実装した IBM Database Patterns は、以下のソリューションと連携します。

IBM SmarterCloud Application Services は、迅速なアプリケーションの開発・実装・提供を行うためのアプリケーション・ライフサイクルを支えるコラボレーションを促進するセキュアなクラウド環境を提供します。 IBM Database Patterns を IBM SmartCloud Application Services 上でホスティングすることによって、迅速なアプリケーションの実装を実現して、即時に活用可能な環境を提供することができます。

IBM Database Patterns は、AIX 環境と Linux 環境において実装できるようになりました。非本番環境で利用可能な手ごろな価格のライセンスも提供されます。


IBM Transactional Database Pattern

IBM Transactional Database Pattern は、部門レベルのオンライン・トランザクション処理 (OLTP) アプリケーション(非常に高いレベルのカスタマイズを必要としない OLTP アプリケーション)をサポートするトランザクション・データベースのフレームワークを提供します。 IBM Transactional Database Pattern は、組み込まれた知見によって数分でテスト環境と本番環境に対応する、ワークロードに合わせて最適化されたデータベースの構築と実装を行うことができるため、ユーザーはコストとリスクを削減したうえで、俊敏、柔軟、かつシンプルなシステムを実現することができます。

IBM Transactional Database Pattern は、以下を最小化したいIT部門に最適なソリューションです。

IBM Data Mart Pattern

IBM Data Mart Pattern は、大量のデータを処理するアプリケーションをサポートするデータマート・インフラを提供します。データマートのワークロードに必要なユニークな I/O スループットに合わせて最適化された IBM Data Mart Patten はデータ圧縮機能とデータ移行ツールを提供し、ユーザーが必要な情報を活用し、迅速にビジネス業績を改善するための環境を実現します。

データのバックアップやセキュリティーのプランが設定されていない管理が不十分なスプレッドシート・ベースのソリューションを使用するのではなく、IBM Data Mart Pattern を活用することで、IT部門は適切なサポートが提供される大量のクエリーの実行に最適なデータマート環境を迅速に提供し、ビジネス部門によるアドホックな分析によって発生する処理要件に対応することができます。

DB2 Hypervisor Image on the Cloud

ハイパーバイザー・イメージを使用すると、仮想的にアプリケーション環境のシミュレーションを行うことができます。 DB2 はハイパーバイザー・イメージを提供し、本イメージにはプライベート・クラウド環境とパブリック・クラウド環境の仮想環境で稼働できる DB2 のデータベース管理ソフトウェアが含まれています。

 

プライベート・クラウド環境においては、DB2のハイパーバイザー・イメージは以下のソリューションと連携します。

IBM Workload Deployer は、IBM のミドルウェアの仮想イメージと仮想パターンにアクセスできるハードウェア・アプライアンスです。本製品を使用することで、簡単、迅速、かつ繰り返しアプリケーション環境を構築し、その後アプリケーション環境をセキュアにプライベート・クラウドに実装および管理することができます。これらのイメージを活用することで、自社のプライベート・クラウドで実装可能な仮想システムのトポロジー・パターンを迅速に構築することができます。

IBM Workload Deployerを使用して実装可能な DB2 の実装パターンには大きく2種類のパターン(トポロジー・パターンおよびワークロード・パターン)があります。

トポロジー・パターンを使用すると、データベース・クラスターを迅速かつ簡単に実装できます。トポロジー・パターンを使用する管理者は、数分でデータベース・クラスターを構築でき、手作業でデータベース・クラスターを構築する際に発生するリードタイム、労力、および専門知識が不要になります。トポロジー・パターンをさらに進化させたワークロード・パターンを使用すると、システムの抽象化がさらに進みます。

トポロジー・パターンは、ハイパーバイザー・イメージのコンポーネントで構成されています。トポロジー・パターンを実装すると、仮想システムが構築されます。

IBM PureApplication Systemはトランザクション・アプリケーションとデータベース・アプリケーションのために特に設計および最適化されたプラットフォームです。 PureApplication System のために有効化されたソリューションとパターンは完全に仮想化しているため、クラウド環境に簡単に実装できます。 DB2 のトポロジー・パターンとワークロード・パターンは、PureApplication System 上で稼働することができます。

パブリック・クラウド環境においては、DB2 のハイパーバイザー・イメージは IBM がパブリック・クラウド上で提供する Platform-as-a-Service (PaaS) である IBM SmarterCloud Application Services と連携します。

IBM SmartCloud Application Services は IBM が提供する Infrastructure-as-a-Service (IaaS) である IBM SmartCloud Enterprise 上で稼働するため、コラボレーションを促進するセキュアなクラウド環境を実現し、クラウド・アプリケーションの開発・実装・提供のライフサイクルを迅速化します。

DB2とIntel Xeon プロセッサーによる総合ソリューション

  • Intel Xeon Logo image

    IBMとIntelは15年以上にわたる協力関係を通じてエンタープライズ・ソリューションの最適化に取り組んでいます。その結果、Intel Xeon プロセッサーを搭載したサーバーで稼働するIBMのInformation Managementのソフトウェア・スタックによって、コスト効率がよく、高パフォーマンスかつ完全なソリューションが実現しました。

 

"BLUアクセラレーション機能を備えたDB2 10.5によって、クエリー処理のパフォーマンスがDB2 10.1に比べて25倍以上改善したことをIntelは非常に高く評価しています。このような卓越した結果を実現するために、IBMはIntel Xeon プロセッサーのE5ベースのシステムが提供するAdvanced Vector Extensions (AVX)の命令セットを活用しました。このハードウェアを使用するユーザーは、クエリー1件ごとのコストを削減したうえで、即時に大幅なパフォーマンスの向上を実現できます"

Intel、エンタープライズ・ソフトウェア・アライアンス担当ゼネラル・マネージャー、Datacenter and Connected Systems Group、Pauline Nist氏


あらゆるレベルでビジネスを成功に導くためには、タイムリーで信頼性の高い情報が必要です。しかしながら、データ容量が増大することでそのような情報を提供することが困難になっています。データ容量の増大とともに、データ・マネジメントのコストも増大しているのです。

ITコスト削減のプレッシャーが高まるなか、よりパフォーマンスが高く、省エネ効果の高いサーバーに移行することが今ほど求められることはありません。Intel Xeonプロセッサーを搭載したサーバーにIBM DB2の最新バージョンをインストールすることで、ユーザーはより迅速にデータを有益なビジネス上の知見に変え、コストと電力消費を削減しながら、コンテキストに沿った知見を適用できるのです。


"Intelのパフォーマンスを最大限に高めたいのであれば、IBMのDB2の導入を検討してしかるべきです。IntelとDB2を組み合わせることで、通常のデータベースのパフォーマンスを大きく超える画期的なテクノロジーが実現します。"

WhereScape USA、バイスプレジデント兼ゼネラル・マネージャー、Mark Budzinksi氏

 

Intel Xeonプロセッサーを搭載したIBM System x上でDB2 pureScaleを稼働すると、ユーザーはミッション・クリティカルなアプリケーションでほぼ直線的なスケールアウトを効率的に実現したうえで、トップレベルのデータの可用性を実現することができます。つまり、ユーザーは将来のニーズにも対応できるソリューションを構築することができるのです。

IBM System eX5はIntel XeonプロセッサーのE7ファミリーに合わせて設計されました。E7ファミリーは標準で提供される信頼性機能、可用性機能、および保守の容易性機能に基づいてチューニングが行われ、DB2のようなミッション・クリティカル・アプリケーションに適しています。Intel XeonプロセッサーのE7ファミリーは4ソケット以上のシステムをサポートし、メモリー容量、コア数、キャッシュ容量、I/Oチャネル数の増大に対応し、アドレス指定能力が改善されています。

Intelは以下を実施することにより、IBMソフトウェアを通じてさまざまなパフォーマンス向上のメリットと迅速なシステム実装のメリットを実現します。

 

"DB2担当の精鋭チームとIntelの精鋭チームによる長期間にわたる協力関係を通じて、これまで我々はユニークなイノベーションを実現してきました。目標としたのは、DB2の開発作業のボリュームを最小限に抑えたうえで、Intel プロセッサーのパフォーマンスを最大化することでした。IBMがIntelのコンパイラーを採用したのは、Intelによる卓越したサポートが提供され、コンパイラーのパフォーマンスが非常に高かったためです。今回IBMは、Intel Xeonプロセッサーに基づいて画期的なイノベーションを実現することができました。"

IBM、Distinguished Engineer、Berni Schiefer

DB2 on POWER7

Smarter Planetを構築するには、リアルタイムで大量のデータの管理と分析を行う必要があります。そのためには、最新のハードウェア・イノベーションを活用できるデータベース・ソフトウェアが必要です。DB2はPOWER7ベースのシステムが提供するハードウェアによる超並列処理を自働的に活用するため、コストを削減したうえでパフォーマンスを高めることができます。

POWER7は1チップあたり32のスレッドを処理し(以前のチップに比べて処理能力を8倍に強化)、DB2はアプリケーションに変更を加えることなく自動的に複数のスレッドを処理するよう最適化されています。全体的にパフォーマンスが向上することで、必要となるサーバーの台数とライセンス数を減らすことができ、ディープ圧縮によって必要となるストレージ容量を削減することができます

DB2とPOWER7のシナジー効果は、超並列処理だけにとどまりません。DB2はPOWERがサポートする大容量のページ・サイズを自動的に活用し、システム・アーキテクチャーと連携するよう特別なDB2リソースを提供します。DB2はPower Systemsのストレージ・キーを使用して効果的にデータを保護します。DB2のセルフ・チューニング・メモリー・マネージャー(STMM)はDB2とAIXによるメモリーの使用状況をモニタリングするため、よりスマートな意思決定を実現します。システム全体でI/Oの優先順位が管理されます。DB2の自動管理機能はDynamic Logical PartitioningとPowerVMをサポートし、Tivoli System Automationと連携します。

スケーラビリティーと高可用性が必要なシステムの場合は、DB2はPowerHA pureScaleとPowerHA SystemMirrorを活用します。DB2のユニークなクラスタリング機能はほぼ直線的なスケーラビリティーを提供し、継続的に可用性を維持し、管理を簡略化します。

DB2はPowerVMによる仮想化環境をサポートすることで、コストを削減しシステム統合を実現します。ホストによる動的なリソース管理、コンフィギュレーション・パラメーターのオンライン・チューニング機能、STMMのような先進機能を提供するDB2は、PowerVMとLive Partition Mobilityと緊密に連携することができます。

DB2とWebSphere Application ServerはAIXのワークロード管理機能と連携するため、システム全体に関する包括的なビューを簡単に構築できます。さらに、DB2はAIXと緊密に連携し、ファイル・システムのロック管理機能と動的なコンフィギュレーションの再設定機能を提供します。

 

"4,100以上のモニタリング対象の本番システムの比較に基づく2,354,000を超えるデータポイントを検証したことで、IBM Power Systemsのハードウェア上でDB2を稼働することのメリットを明確に認識しました。データベースとプラットフォームのシナジーによってユーザーはコスト削減を実現することができ、最終的なTCOを大きく下げることができます"

Solitaire Interglobal Ltd.によるコメント

DB2:SAPソフトウェアのために最適化された唯一のデータベース

IBM DB2はSAPソフトウェアに合わせて最適化されているため、より緊密に連携するシステムを実現し、パフォーマンスを最適化し、投資対効果をさらに高めることができます。

IBM DB2はSAPのために最適化された「唯一の」データベース製品であり、Linux、Windows、およびUNIXのプラットフォームからIBM system iやIBM system zまでを含むさまざまなSAPが対応するハードウェア環境で利用可能な唯一のデータベースです。DB2はSAPソリューションの実装にあたってサーバー、ストレージ、仮想化テクノロジーに関する最も幅広い選択肢を提供し、単一の製品にDB2とSAPアプリケーションを統合したソリューションも提供します。

IBMとSAPの従業員は相互に緊密に連携し、IBM DB2がSAPのエコシステムにおいて全ての他のデータベース製品の規範となる能力を発揮するよう努力を続けています。それはつまりSAPとIBMのお客様にとって、単にブローシャーに記載された素晴らしいテクノロジーや目を引くイノベーションだけではなく、現実的な投資対効果を高められることを意味しています。現実のビジネスの世界においては、エンドユーザーは明確な金銭的なメリットを達成することを求めており、IBM DB2はSAPと連携することでこの効果を実現します。

現実的なビジネス・バリューを実現するIBMテクノロジー
IBMテクノロジーは他のデータベース製品に比べてより高いパフォーマンスを提供するだけでなく、ユーザーのシステム保有の総コスト(TCO)を削減します。ライセンスの取得コストやメンテナンス(パッチ)の管理コストやサービス・コストに加えてデータベースが使用するストレージ・スペースのコストまで、さまざまなコストを削減します。

IBM DB2は以下のようなテクノロジーを提供することで、より低コストにパフォーマンスの改善を実現します。

ディープ圧縮機能は、CPUへの影響を最小限に抑えたうえでテーブルのディスク・ストレージ容量を最大60%削減します。実際に、ディープ圧縮機能を使用するほとんどのユーザーはストレージ容量の削減に加えてパフォーマンスの改善を実現しています。

IBM DB2 10およびInfoSphere Warehouse 10はビッグデータ・システムと簡単に連携し、自動的にデータを圧縮することでストレージの増大を防止し、現在・過去・未来のデータをさまざまな観点から分析することで大きなコストのかかるアプリケーション・コードの開発を排除します。

High Availability Disaster Recovery (HADR)は統合された高可用性機能と災害復旧機能を提供します。本機能には、プライマリー・サーバーとセカンダリー・サーバーの間で自動的にフェイルオーバーを行う統合クラスター・マネージャー(Tivoli System Automation)が含まれます。

DB2 PureScaleは共有ディスク・ストレージに基づくクラスター・アーキテクチャーを提供することで、予定されたシステム停止や不測のシステム停止の際にもデータベースは処理を継続することができます。

多次元クラスタリング(MDC)テーブルを活用すると、テーブルに含まれる複数の列の次元に基づいてデータをブロックにまとめ、データ・クラスタリングを実現することができます。MDCテーブルの活用によるデータ・クラスタリング機能とインデックス処理機能によって、SAP BIの環境においてパフォーマンスを改善することができます。本機能はDB2のみが提供する機能(IBMが特許を保有するテクノロジー)であり、他のデータベース・テクノロジーには同等の機能はありません。

DB2 Data Partitioning Featureは、SAP Business Warehouse (BW)に低コストなスケールアウト・アーキテクチャーを提供するユニークな機能です。ユーザーはパフォーマンスを犠牲にすることなく、コモディティー・ハードウェア上にハイエンドのSAP BWソリューションを実装することができます。

既存のデータベースの移行または新規のデータベースの購入
既存のデータベースからの移行を考えている場合や、新規にデータベースの購入を考えている場合でも、経験に基づいてIBMはユーザーを支援できる手法を提供します。

移行プロセスに関する質問に対しては、IBMの専門家から高度に自動化された移行プロセスについてご説明します。本プロセスは、SAPの支援のもとによって文書化され、管理されています。過去18カ月間においては、IBMはさまざまなシステム環境に対応するSAPによるシステム・コピーの手法とツールを使用することで、200件以上のお客様が他のデータベースからDB2に移行するための支援を提供しました。

初めてデータベースを購入するお客様の場合、IBMはお客様の要望に耳を傾け、お客様がSAP環境から最適なビジネス・バリューを生み出すための提案を行います。

IBM DB2をビジネスで活用するにあたり、さらに詳細の情報が必要な場合は、本ページの右側のボタンからお問い合わせください。

DB2 に実装されたデータベース管理ソリューション

DB2のためのIBMのデータベース管理ソリューションのポートフォリオを活用すると、データベースの可用性を高め、パフォーマンスを改善し、システムの運用コストと総保有コスト(TCO)を削減することができます。

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    ホワイト・ペーパー: ミッション・クリティカルなデータベースにおいて、オンデマンドでスケーラビリティーを実現する 詳細はこちら(PDF, 508KB)(US)

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