IBM z/OS バージョン 2 リリース 1 が実現する Smarter Computing の基盤

日本 IBM ソフトウェア発表 JP13-0360
2013 年 7 月 23 日

目次
製品の概要 製品の概要 技術情報 技術情報
主要前提条件 主要前提条件 発注情報 発注情報
出荷開始予定日 出荷開始予定日 契約条件 契約条件
製品の機能詳細 製品の機能詳細 料金 料金
製品の位置付け 製品の位置付け AP ディストリビューション AP ディストリビューション
プログラム番号 プログラム番号

(2013 年 10 月 1 日修正)

『主要日程』セクションが、SystemPac の日付を訂正するために変更されました。

(2013 年 9 月 26 日修正)

『開発意向表明』、『主要日程』、『製品の機能詳細』のセクションが変更されました。



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ハイライト
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z/OS® V2.1。Smarter Computing による技術革新に備えましょう。 z/OS V2.1 で今すぐ将来に備えることができます。

z/OS の新バージョンである z/OS バージョン 2 リリース 1 は、 z/OS の新時代を画すものです。バージョン 2 は次段階のメインフレーム・コンピューティングの基礎として、プライベート・クラウド、モバイル・アプリケーションとソーシャル・アプリケーションのサポートなどを含む、より拡張性が高いワークロードを促進するためのイノベーションに取り組めるようにします。その比類ないセキュリティー基盤は大量のデータの保護に役立つように設計されており、高度に最適化された可用性は新しいデータ分析ソリューションの実現を支援します。また、 IBM® zEnterprise™ システムの操作を自動化できるようにするために、管理面で継続的に向上が図られています。新しい IBM zEnterprise EC12 (zEC12) および zEnterprise BC12 (zBC12) システムをサポートしこれらと共に利用することで、 z/OS V2.1 は、非常に高い可用性と拡張性、セキュリティーを実現するように設計されています。こうして、クラウド、データ分析、およびモバイル・アプリケーションやソーシャル・アプリケーションのセキュリティーの要求に対する新しい経営課題に応えます。 z/OS は、そのユニークな設計とサービス品質とにより、従来型の基幹業務のアプリケーションに加えて、オペレーショナル・アナリティクスやクラウドなどの要求の高いワークロードをサポートするのに必要な基盤を提供します。

管理と操作面での機能拡張により、 z/OS V2.1 と z/OS Management Facility V2.1 (z/OSMF V2.1) では構成とソフトウェアのサービス・レベル管理が一層容易になり、構成と管理プロセスにおけるコスト削減や質の向上に寄与します。 z/OS と z/OSMF を組み合わせることで、システム管理者や他の担当者は構成に関する作業を容易に実施できます。

z/OS V2.1 の機能拡張の目的は、クラウドに必要な拡張性と可用性の実現、優れたデータ・サービス環境の提供、および基幹業務の資産の保護です。例えば、 z/OS V2.1 は以下のことに役立つよう設計されています。

z/OSMF V2.1 は、ご使用の z/OS 環境をより効率よく、より整合性の高い方法で管理するのに役立つ機能を提供して、全体的な品質の改善に貢献します。

上に挙げた z/OS V2.1 の選りすぐりのハイライトは、効率的に実行される業務上不可欠なアプリケーション用の、非常にセキュアで、可用性、拡張性の高いエンタープライズ・インフラストラクチャーの基盤として貢献します。この環境に適した新しい IBM ソリューションをいくつか挙げます。



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製品の概要
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世界中の組織は、インフラストラクチャーのメンテナンスの投資から、ビジネスの革新を進める新しいプロジェクトへの投資へとシフトする中で、変化を推進する上でテクノロジーが果たす役割が増大していることを認識しつつあります。新しいモバイル・デバイス、ビッグデータ、クラウド、およびソーシャル・メディアの爆発的な成長は、ビジネス・モデルを作り直し、有利な競争力を生み出し、ビジネスの重要な価値を実現するすばらしい機会であることを示しています。こうした新しい機会を利用するために、 IBM は、コスト、複雑さ、リスクに対処すると同時に、新しいサービスを提供するために即応性を強化して対応する必要があることを認識しています。これには、柔軟かつ安全で統合された最適化インフラストラクチャーが必要です。

z/OS 搭載の IBM zEnterprise System は最新のメインフレーム環境であり、業界最先端の技術革新と価値を実現するのに最適です。これを使用すると、お客様の組織は、効率の改善と製品化までの時間の短縮に役立つ新しいテクノロジーを活用することができます。また、ビジネス・インテリジェンスとトランザクション処理を統合してビッグデータのパワーを引き出すように設計されており、リアルタイム分析から得られるより実用的なインサイトを通じて有利な競争力を実現するのに役立ちます。

zEC12 および zBC12 システムと連携する IBM の z/OS V2.1 オペレーティング・システムは、ビジネス上重要な次世代コア・アプリケーションをサポートする新規ソリューションで技術革新を促すことができるプラットフォームです。低オーバーヘッド通信用の新規 SMC-R の利用、アクティブ・データ管理用の zEDC データ圧縮、スループットを改善するための Transactional Execution、優れたパフォーマンスを実現するためのラージ・ページ、拡張性のための 100 ウェイ SMP サポート、およびリモート暗号化用の crypto-as-service を使用すると、新しいアプリケーションと一緒にビジネス上重要な作業を進めることができます。これらはすべて、必要な優れたサービス品質を備えています。最終的に、ワールドクラスのセキュリティーや暗号化により、 z/OS および IBM zEnterprise System を利用して最も貴重な情報を保護することができ、運用上のリスクを軽減すると同時に革新的なアプリケーションの開発に貢献します。

クラウドのサービス品質の場合、 z/OS V2.1 は、ダウン時間の可能性を最小限に抑え、優れたパフォーマンスと可用性を実現するのに役立ちます。カップリング・ファシリティーに関する新しい機能拡張は、パフォーマンスを向上させ、スループットをさらに高めるためのものです。SMC-R は、システム間の迅速な情報交換のために、アプリケーション透過型の効率的なネットワーキングをサポートします。Flash Express 用に計画されている機能拡張では、メッセージング・スパイクに対応し IBM WebSphere MQ for z/OS バージョン 7 の回復力を強化するためにカップリング・ファシリティーを使用できます。優れたサービス品質をサポートするために、 z/OS V2.1 は、カタログ・パフォーマンスの改善と可用性の向上のためにプラットフォームの機能 (VSAM レコード・レベル共用 (RLS) など) を強化します。

データ管理に重点を置き、 z/OS データ階層化により、サービス目標のよりよい実現のための高度なインテリジェント・ポリシー・ベース・データ管理が行われます。さらに、 z/OS を zEnterprise Data Compression (zEDC) と組み合わせると、お客様の企業がデータ集約型アプリケーションを簡単にサポートできるように設計された、CPU 効率が良く、遅延が少ない圧縮を実現します。

z/OS V2.1 は、メインフレームを、保護されたエンタープライズ・サービスを提供するハブとして、また企業の暗号ハブとして導入するのに役立ちます。新しい crypto-as-a-service は、 Linux クライアントに使用できるように設計され、鍵のハードウェア保護を提供すると同時に、z/OS ベースのセキュア鍵暗号化を Linux アプリケーションからアクセス可能にするためのものです。 z/OS のセキュリティー・ファブリックは、監査準備状態の改善に貢献し、データと IP の保護に役立ち、進化する業界要件に対処するための最新の標準をサポートします。

また、 z/OS の新製品である z/OSMF V2.1 は、複数の作業をサポートする単一のユーザー・インターフェースを使用して、管理プロセスの一層の標準化と品質改善の実現に役立つ機能を提供します。新しいワークフロー・アプリケーションは、プロセスの品質を改善し、エラーを削減するために反復可能な方法で作業を構造化し、順序付けるのに役立つように設計されています。

拡張ソフトウェア管理アプリケーションは、ソフトウェアが最新かどうか一目でシンプルかつ効率よく管理するのに役立つレポート機能を備えています。z/OSMF 自体は、 WebSphere Application Server for z/OS 、V8.5 の Liberty プロファイルによる少ないリソース要件を使用して、効率を確保するように設計されています。

今後の課題は、新しいモバイル・アプリケーションとソーシャル・アプリケーションをサポートする次の段階のコンピューティングに進むにつれ、、1 日 24 時間 週 7 日稼働する世界的に接続されたシステム、および増え続けるデータ量をサポートすることです。 z/OS V2.1 を利用して、目的達成に必要なインフラストラクチャーを今すぐ、簡単に手に入れましょう。



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主要前提条件
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z/OS V2.1 は、以下の IBM System z サーバーで稼働します。



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出荷開始予定日
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2013 年 9 月 30 日



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製品の機能詳細
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クラウドに対応したサービス品質

z/OS V2.1 は、ワークロードの変化に動的に対応および調整するよう設計されたプラットフォームであり、運用、I/O、仮想ストレージ制約解放、メモリー管理などを含む、拡張性とパフォーマンスに関する機能拡張が用意されています これらの機能拡張は、クラウドなどの高いスケーラビリティーを備えた仮想化ソリューションの導入を計画している組織に適しています。

IBM は、既存の環境におけるスループットやサービスの拡張性とパフォーマンスの大幅な向上を提供します。 スケーラビリティーがさらにスマートになることによって、ワークロードの増加や急上昇に適切に対応しながら、サービス品質を維持し、お客様が IBM のメインフレームに期待する均衡のとれた設計を損なうこともありません。

お客様がすべてのコンポーネントのダウン時間を考えたときに、実際にかかるコストに驚かれることがありますが、このコストが、プラットフォームの選択において高い可用性が依然として重要な要因である理由です。 z/OS V2.1 に対し、 IBM は既に導入済みの z/OS システムの優れた可用性をさらに向上させる新機能を導入しました。 System z の業界をリードする回復力と高可用性は、組織が最も重要な処理を System z で行っている主な理由です。障害の縮小を重視した System z と z/OS の可用性は、業界でも定評があります。 z/OS V2.1 で、 IBM は重要な IT システムの可用性を向上する機能拡張を引き続き行い、お客様にさらに高いレベルのサービスを提供できるようにします。

z/OS V2.1 では、次の更新があります。

z/OS V2.1 用の拡張性とパフォーマンスの機能拡張のサポートのその他の機能詳細は、次のとおりです。

z/OS V2.1 では、 IBM zEC12 または zBC12 システム上の単一の LPAR における 100 ウェイのシンメトリック・マルチプロセッシング (SMP) サポートが提供されます。 IBM zEnterprise EC12 または BC12 (zEC12 または zBC12) システム上で稼働する z/OS V1.12 および z/OS V1.13 (5694-A01) (PTF 適用) は、単一の LPAR に構成された最大 100 個のプロセッサーもサポートします。 z/OS は、汎用プロセッサー (CP)、zIIP、および zAAP の組み合わせをサポートします。 z/OS の設計は、LPAR 当たり 4 TB の実メモリーというアーキテクチャーの制限をサポートします。 z196 および zEC12 システムでは、 z/OS は LPAR 当たり最大 1 TB の実メモリーをサポートします。zBC12 および z114 システムでは、 z/OS は、単一の LPAR に取り付け可能な実メモリーの最大量までをサポートします。

z/OS V2.1 では、2 GB のページのサポートが zEC12 および zBC12 システムで提供されます。 これは、ミドルウェアで 2 GB のページを使用可能にすることによる、メモリー管理のオーバーヘッドの削減と全体的なシステム・パフォーマンスの向上を目的としています。トランスレーション・ルックアサイド・バッファー (TLB) の適応範囲の効率の向上、および 2 GB のページの仮想アドレスの変換でシステムが実行する必要があるステップ数の減少により、これらの向上が期待されます。この z/OS V2.1 機能は、 IBM 31-bit SDK for z/OS 、 Java Technology Edition、V7.0.0 (5655-W43) および SDK IBM 64-bit SDK for z/OS 、 Java Technology Edition、V7.0.0 (5655-W44) で利用されます。このサポートは、 z/OS V1R13 RSM Enablement Offering Web Deliverable および APAR OA40967 の PTF を適用した z/OS V1.13 にも使用できます。

zEC12 または zBC12 システムで実行される z/OS V2.1 は、本番環境でハードウェア・トランザクション・メモリーの使用を追加でサポートします。 IBM 31-bit and 64-bit SDK for z/OS Java Technology Edition、バージョン 7 (5655-W43 および 5655-W44) での Transactional Execution 機構の使用は、zEC12 システム上の z/OS V1.13 (PTF 適用) で導入され、zBC12 システムでも使用できます。 z/OS V1.13 (PTF 適用) では、アプリケーションが Transactional Execution 機構を利用できるように、ハードウェア組み込み関数を使用する XL C/C++ コンパイラーによってアプリケーションを作成およびテストできるようにする機能も提供されました。 z/OS V1.13 の XL C/C++ のサポートは、開発とテストでの使用を想定しています。 z/OS V2.1 では、XL C/C++ と High Level Assembler (HLASM) で作成されたアプリケーションによるトランザクション・メモリーの使用のサポートは、本番使用も想定されています。

z/OS V2.1 では、JES2 と SDSF は、40 億以上のスピン・データ・セット (最大 4,294,967,296) をサポートします。これは以前の制限の約 1000 万 (9,999,999) から増加しています。これによって、停止と再始動を行う必要なくスプール上で作成する出力データ・セットを増やすことが可能になり、長時間実行しているアドレス・スペースの可用性が向上します。このサポートは、 z/OS V1.13 (APAR OA38944 と PM59496 の PTF 適用) でも使用可能であり、 z/OS V1.12 (APAR OA38944 と PM59496 の PTF 適用) では Torelation サポートが使用可能です。

z/OS V2.1 では、Capacity Provisioning はデファインド・キャパシティーとグループ・キャパシティーの手動およびポリシー・ベース管理をサポートします。これによって、利用できる自動のポリシー・ベースの応答範囲を拡大し、WLM がワークロード・ポリシーの目標を達成することができない場合のキャパシティー不足の状態を管理できるようにします。また、 z/OS 内からの zEnterprise プロセッサー・キャパシティーを処理する一貫性のある方法を提供するために、IFL、ICF、および SAP プロセッサーのサポート用に Capacity Provisioning コマンドとレポートの機能が強化されます。さらに、 z/OS 2.1 Capacity Provisioning では、手動でアクティブにした On/Off CoD キャパシティーの管理を可能にして、ポリシーにしたがって不要になったときに Provisioning Manager がそのキャパシティーを非アクティブにすることができるようにします。管理された On/Off CoD レコードに関する情報は、追加の Provisioning Manager レポートから入手できます。また、 z/OS V2.1 は、Provisioning Manager による IBM 31-bit SDK for z/OS 、 Java Technology Edition、V7.0.0 (5655-W43) の使用もサポートします。

z/OS V2.1 では、DFSORT のメモリー・リソース管理機能が向上し、複数の大量ソート操作と他のワークロードを同時に行う場合のメモリー所要量の調整がより適切に行われます。新しい TUNE オプションでは、DFSORT でストレージを増分で取得し、追加ストレージを割り振る前にストレージの利用可能容量を確認するよう指定できます。これにより、複数のソート操作と他のワークロードを短時間に開始したときの使用効率が適切に調整されます。また、DFSORT でのメモリー・オブジェクトのワークスペースが、最大 64 GB から 1 TB まで増加するよう更新され、これにより、メモリー・オブジェクトの作業ファイル内で大量のデータをソートできるようになります。

z/OS V2.1 では、ジョブ・クラスを最大 8 文字の長さで指定することをサポートします。この新しいサポートは、クラスが JCL JOB ステートメントで指定されている場合に JES2 と JES3 の両方で利用できます。これらの長いジョブ・クラスは SDSF でサポートされ、JES2 システムでは SMF タイプ 24 レコードに、JES3 システムではタイプ 26 レコードに格納されます。

z/OS V2.1 では、新しい MODIFY VLF コマンドで、COFVLFxx parmlib メンバーのコンテンツを使用した VLF クラスの更新、関連付けられた major name の更新、および既存 VLF クラスの MaxVirt と AlertAge の値の変更が指定可能です。 VLF にこれらの変更を加える場合、VLF の再始動が不要になり、システム・パフォーマンスが向上します。

z/OS V2.1 は、zFS ファイル・システム・データ・セットを含めて、4 GB より大きい非 SMS 管理 VSAM 線形データ・セットをサポートするように設計されています。拡張アドレッシング機能に対するこのサポートは、 z/OS バージョンルート・ファイルシステムを含めて、特にシステム・ソフトウェア・ファイル・システムの場合に、HFS から zFS へのファイル・システム・データ・セットのマイグレーションを容易にするためのものです。拡張アドレッシング機能を使用して z/OS V2.1 で定義された非 SMS 管理線形データ・セットを処理できるようにするための、 z/OS V1.12 および z/OS V1.13 の共存サポートは、APAR OA39618 の PTF で提供されます。

VSAM で、VSAM データ・セットに対するシステム管理バッファリング (SMB) の使用がサポートされます。 以前のリリースでは、SMB アクセス・バイアス (ACCBIAS) の指定を JCL で行うことができ、一部は SMS データ・クラス指定でもサポートされました。 z/OS V2.1 では、DFSMS は、JCL でデータ・クラスで指定できる VSAM データ・セットのすべての SMB レコードへのアクセス・バイアス値の指定をサポートします。また、SMS データ・クラスの指定によって、システムで ACB RMODE31 パラメーターをオーバーライドできます。これによって、対応する大量の JCL に変更を加えずに、大量の VSAM データ・セットに対する変更を行えます。

z/OS V1.8 では、システム・ロガーの設計はテストと本番でのログ・ストリームの管理のための分離タスク構造をサポートするために拡張されました。 z/OS V2.1 では、システム・ロガーはカップリング・ファシリティー・ベースのログ・ストリームと DASD オンリー・ログ・ストリームのタスクを分離します。これによって、ログ・ストリームのオフロード・データ・セットの割り振りの速度向上、1 次ストレージがいっぱいになる状態の抑制、およびログ・ストリームの同時のオフロードの全体的な速度向上が実現します。 この機能は、 z/OS V1.13 (APAR OA38613 の PTF 適用) でも提供されます。

次のパフォーマンス関連の z/OS V2.1 SMF の機能拡張が含まれています。

z/OS V2.1 では、RPCSEC_GSS 認証タイプのリモート・プロシージャー・コール (RPC) プロトコルでマルチタスキングが使用可能です。これは、NFS V4 のワークロードに対して z/OS NFS サーバーでサポートされます。これにより、RPCSEC_GSS を使用したワークロードのパフォーマンス向上が期待されます。

z/OS V2.1 では、IDCAMS ユーティリティーは、ブロック・サイズが最大 256 KB (262,144 バイト) のテープのデータ・セットに対する REPRO と PRINT の操作をサポートします。また、REPRO を使用して z/OS UNIX ファイルを処理している場合、JCL DD ステートメントでサポートされる最大ブロック・サイズは 64 KB (65,535 バイト) であり、以前の制限の 32,760 バイトから増加しています。これは、IDCAM でラージ・ブロック・インターフェース (LBI) を使用して作成されたデータ・セットをサポートできるようにすることが目的です。

z/OS V1.11 の System z High-Performance FICON zHPF の初期サポートは、VSAM データ・セットを含む DFSMS のメディア・マネージャー・コンポーネントを使用してアクセスされたデータ・セットに対するものです。 z/OS V1.13 では、QSAM、BSAM、および BPAM のサポートが追加され、EXCPVR の呼び出し元による zHPF チャネル・プログラムの使用が許可されるようになりました。 z/OS V2.1 では、EXCP がサポートされます。この機能は、 z/OS V1.12 および V1.13 (OA38185 の PTF 適用) でも提供されます。これは、プログラマーが利用可能な EXCP を使用したプログラムの I/O のパフォーマンスを大幅に向上できる機能を提供することが目的です。

可用性

IBM zEC12 Flash Express のサポートは、2012 年の z/OS V1.13 で、 z/OS V1R13 RSM Enablement Offering Web 配布物によって提供されました。この機能は、 z/OS V2.1 に組み込まれています。このサポートによって、 z/OS が、マーケットの開始など、推移するワークロード・イベント間で Flash Express を使用した場合のシステム可用性と応答性の向上や、診断データの収集の向上に役立つことを目的としています。さらに z/OS は、 IMS™ などのミドルウェアをサポートし、ページング可能なラージ・ページ (1 MB) を利用することによって プロセッサーのパフォーマンスが向上します。以下に対応しています。

また、このサポートでは、 z/OS はページング可能なリンク・パック域 (PLPA) と共通ページ・データ・セットをオプションにするように設計されています。Flash Express が PLPA と共通ページに使用される場合、システムは、コールド・スタート (CLPA) IPL に PLPA も共通ページ・データ・セットも必要としません。クイック・スタート (CVIO) IPL およびウォーム・スタート (CLPA でも CVIO でもない) IPL を実行するには引き続き必要です。さらに、システムは、PLPA と共通ページを必要に応じてローカル・ページ・データ・セットに書き込むことができるようになりました。これは、システム可用性の改善を目的としています。

また、 z/OS V2.1 では、 IBM zEC12 または zBC12 システム上の Flash Express のコンカレント・アップグレードサポートされます。この機能は、システムの実行を中断することなく、Flash Express のライセンス内部コードを並行更新できるようにします。このサポートは、 z/OS V1R13 RSM Enablement Offering Web 配布物によって z/OS V1.13 でも提供されます。

z/OS V1.13 では、JES3 によるスプール・ボリュームの動的な追加がサポートされるようになりました。 z/OS V2.1 では、JES3 によるスプール・ボリュームの動的な削除が新しくサポートされます。また、新たなサポートにより、JES3 による各ジョブのスプール情報の表示、特定のスプール・データ・セットでどのジョブがデータを持っているかの表示、および特定のスプール・ボリュームでデータを持つジョブに関連付けられたスプール・データのダンプが可能になるため、JES3 の構成からスプール・ボリュームを動的に削除することが容易になります。これらの機能を組み合わせることによって、*MODIFY オペレーター・コマンドの使用時、またはリフレッシュを指定した JES3 のホット・スタート中に JES3 スプール・ボリュームの使用を中断することが可能になり、スプール・ボリュームを削除するときの JES3 複合システム全体の IPL に関する既存の要件がなくなります。さらに、サブシステム・インターフェース (SSI80) サポートにより、トラック・グループの使用量が個々のジョブごとに提供されます。

z/OS V2.1 は、 FICON スイッチのコンポーネントをオフラインにした後、オンラインに戻すことができる新しい機能をサポートします。 FICON スイッチが、SMI-S 標準で定義される特定のサポート機能を提供する場合、 z/OS は、ポートやポート・カードなどの保守可能なスイッチ・コンポーネントがいずれかのシステムで使用中であるかどうかを検出し、使用中でない場合はオフラインにすることを指定できるようにします。対応する機能を使用すると、オンラインに戻すことを指定できます。これは、スイッチやその他のファブリック・コンポーネントの同時保守アクティビティーをもっと容易に実行できるようにすることが目的です。この機能は、 z/OS V1.12 および z/OS V1.13 (APAR OA38145 および OA38303 の PTF 適用) でも提供されます。

z/OS V2.1 では、 z/OS 入出力監視プログラム (IOS) は、仮想化された FICON スイッチの共通障害点を検出します。この目的は、複数の仮想スイッチとして定義された単一の物理スイッチ内の共通ハードウェア・コンポーネントを検出し、これらの仮想化されたスイッチを IOS シングル・ポイント障害 (SPOF) サービスで、および Dynamic Channel Path Management (DCM) for FICON でサポートすることです。このサポートには、Read Port Availability Information 機能をサポートするスイッチが必要です。 この機能は、 z/OS V1.12 および z/OS V1.13 (APAR OA40876 の PTF 適用) でも提供されます。

z/OS V2.1 では、RRS を再始動せずに、処理の停止、ログの更新、および処理の再開を行うことにより、RRS のリカバリー試行を指定できます。これにより、特定のリカバリー状況における RRS の可用性が向上します。

z/OS V2.1 では、MCS コンソールが分散モードで使用されている場合の動的な追加と削除が可能になります。SET CON コマンドの処理では、コンソールの最大数に関するシステムとシスプレックスの制限まで、CONSOLxx parmlib メンバーを処理して新しいコンソールを追加できるようになり、SETCON コマンドで、コンソールの削除を指定できるようになります。これによって、システムおよびシスプレックス全体の IPL の別の理由が排除され、可用性が向上します。

z/OS V2.1 では、NFS サーバーで 64 ビットのアドレス指定を使用して、大規模順次データ・セット、PDS メンバー、および PDSE メンバーをサポートします。この新しい機能により、サポートされるファイル処理の最大サイズは、以前の制限である 800 MB から 4 TB へと増加し、ランダム・アクセスに対するアプリケーションのパフォーマンスが向上します。

z/OS V2.1 では、RPCBIND サーバーと NFS サーバーで、RPCBIND が再始動された場合に、NFS サーバーを再始動せずに RPCBIND に再登録できるようになります。これは、既存の接続を NFS サーバーに保存し、RPCBIND が再始動されたときに新しいマウントを許可できるようにし、NFS サーバーの再始動の原因を排除することで可用性が向上します。

z/OS V2.1 Infoprint Server には 2 つの機能拡張があります。1 つ目は、Infoprint Server でほとんどの構成オプションを再始動せずに変更できます。2 つ目は、 z/OS UNIX システム・サービスのファイル・システム内のファイルの代わりに、Infoprint Server で共通メッセージ・ログに対するシステム・ロガーの使用をサポートします。システム・ロガーを使用する目的は、Infoprint Server の複数のインスタンスに対して単一のマージされたログを使用できるようにすることです。

z/OS V2.1 では、System Data Mover (SDM) で、既存のボリュームのミラーリングを開始または再開するために XSTART コマンドおよび XADDPAIR コマンドを発行した場合に、 z/OS Global Mirror (z/GM。XRC とも呼ばれます) の 1 次ボリュームをオフラインにできるようにします。これは、すべてのデバイスがオンラインに変わるのを待つ必要性を排除することで、可用性が向上します。

z/OS V2.1 では、FORCE オペレーター・コマンドに新しいオペランドが用意され、システムが終了させる特定のタスクの TCB アドレスを指定できるようになります。この機能を使用すると、あるタスクが保持しているリソースを他の重要な機能が必要としており、IPL の他に選択肢がないような場合に、システム可用性を保つことができます。

z/OS V2.1 では、Disabled Consoles Communication Facility (DCCF) とも呼ばれる同期 WTOR 処理に対して、2 つの点で機能拡張されています。1 つ目は、 z/OS V1.12 で導入された自動応答機能の拡張であり、DCCF を通じて表示される WTOR に対応できるようにします。2 つ目は、DCCF によって表示される WTOR の現行の宛先について、ローカル接続されているすべての MCS コンソールに通知する機能であり、応答が入力される可能性があるコンソールを素早く簡単に見つけることができるようにします。これらの変更により、重要な WTOR への応答の自動化が容易になり、DCCF を通じて表示される自動化されていない WTOR への応答がより迅速にできるようになります。

z/OS V2.1 では、Basic HyperSwap® に新しい構成オプションが追加され、そのオプションを指定した場合には、ボリュームのフリーズを要求しない PPRC リンク停止の共通の原因を検出することにより、「偽のフリーズ」の数を減らすことができます。 また、 IBM System Storage® DS8700 シリーズおよび DS8800 シリーズのストレージ・コントローラーは高可用性に対応していますが、特定のリカバリー処理の操作によって、I/O 要求への応答が遅延する場合があります。Basic HyperSwap では、 最小マイクロコード・レベルでインストールされた場合に、これらのストレージ・コントローラーによって発行される通知を使用し、これらの長時間実行リカバリー・プロセスを検出して、必要に応じてスワップを開始できます。これは、ストレージ・サブシステムのリカバリー処理中に、最小限の中断でアプリケーションの処理を続行できるようにします。 この機能は、 z/OS V1.12 および z/OS V1.13 (APAR OA37632 の PTF 適用) でも提供されます。

z/OS V2.1 では、システム・ロガー・コンポーネントに対する機能拡張により、パフォーマンスの低下と停止を引き起こす可能性がある、ログ・ストリームの 1 次ストレージがいっぱいになる状態を回避できるようにします。新機能では、ログ・ストリームの 1 次ストレージの消費のしきい値に基づき、HIGHOFFLOAD の値を超えた場合に警告メッセージを発行するよう指定できます。

z/OS V2.1 は、システム・シンボルの値の動的な更新がサポートされています。SETLOAD オペレーター・コマンドの新しいキーワードを使用すると、parmlib の IEASYMxx メンバーの値を使用して、ローカルの静的システム・シンボルの値の更新を指定できます。

z/OS V2.1 の XCF では、次の点が改良されています。

z/OS V1.12 DFSMSdfp では、カタログ競合表示コマンドのサポートが追加されました。 z/OS V2.1 では、カタログ・アドレス・スペース (CAS) の処理に影響を与えるシリアライゼーション競合の問題の原因判別が容易になる追加情報が提供されます。 z/OS V1.12 では、SYSZTIOT のリソース競合の検出機能が追加されました。 z/OS V2.1 では、SYSIGGV2 と SYSZVVDS リソース、および CAS 割り振りロックに対するリソース競合を検出するためのサポートが追加されます。

ネットワーク関連の機能拡張

z/OS V2.1 Communications Server では、次のような多数のネットワーク関連の機能拡張が行われています。

以下の z/OS V2.1 UNIX システム・サービスの機能拡張が組み込まれています。

データに対応

System z と z/OS V2.1 は大量のデータ配信に強く、 IBM のメインフレームはデータ中心のアプリケーションにおいて理想的なプラットフォームであるという評価が長く確立されてきました。 z/OS でトランザクション・アプリケーションとバッチ・アプリケーションを実行するビジネスでは、従来の高可用性、スケール、およびセキュリティーを高く評価しながら、 z/OS を新しいワークロードと並行してシームレスに稼働させる自由を享受しています。新しい z/OS のアプリケーションを実行できることにより、必要なビジネス・アジリティーを提供しながら、既存のコア・アプリケーションとの統合も実現します。 z/OS V2.1 では、トランザクション・データと運用データの価値を生かせる多くの機能が以下によって追加されます。

データとファイルに関する機能の強化は、基本的な機能をさらに改良するよう設計されており、将来の分析やその他のデータ・アプリケーションに必要なスケールとパフォーマンスをサポートします。

z/OS V2.1 では、次の更新があります。

z/OS V2.1 に対するアプリケーション統合サポートのその他の機能詳細は、次のとおりです。

zEC12 および zBC12 システム上の z/OS V2.1 (CFLEVEL 19) では、XCF および XES は、パフォーマンスを改善した複数の本番環境で共有エンジン・カップリング・ファシリティーの使用を可能にします。これは、十分なパフォーマンスを実現するのに専用のカップリング・ファシリティー (CF) エンジンを必要とする環境の数を減らすことによって、 パラレル・シスプレックス を複数の環境にコストを削減して実装できるようにするためのものです。さらに、最小の MCL を使用する zEC12 および zBC12 システムで提供される新しい一連の割り込みが、 z/OS で使用されます。これは、非同期カップリング・ファシリティー操作を処理し、特定の CF イベントを認識するときに、XCF および XES の処理オーバーヘッドを減らし、パフォーマンスを改善するのに役立ちます。このサポートは、 z/OS V1.12 および V1.13 (APAR OA38734 と OA38781 の PTF 適用) でも提供されます。

zEC12 および zBC12 システム (CFLEVEL 19) で実行される z/OS V2.1 は、特定のカップリング・ファシリティー・リストストラクチャーに対する Flash Express の使用をサポートする予定です。詳しくは、 開発意向表明 セクションを参照してください。

z/OS V2.1 では、DFSMShsm により、1 次 (レベル 0) ストレージ階層内で SMS 管理データをポリシー・ベースで移動できるようになります。このサポートの目的は、既存のストレージ・クラスとストレージ・グループの構成によって、1 次ストレージ階層内の特性の異なるデバイスを DFSMShsm に認識させ、管理クラス・ポリシーを適用して、あるクラスのデバイスから別のクラスのデバイスへデータを移動できるようにすることです。例えば、 Easy Tier™ デバイスを含め、 IBM System Storage DS8700 および DS8800 シリーズのソリッド・ステート・デバイス (SSD) ドライブ、従来型のハード・ディスク (HDD)、Serial Advanced Technology Attachment ドライブ (SATA) に基づいた、またはこれらのデバイスの混在した複数のティアにまたがる 1 次ストレージ階層を指定することもできます。存続期間と、最後に参照された後の経過時間に基づく、ポリシー・ベースの管理のサポートが提供されます。DFSMShsm は、1 次ストレージ階層のサポートに加えて、マイグレーション・レベル 1 および 2 (ML1 および ML2) を引き続きサポートします。これは、ビジネス目標とデータ管理ポリシーを満たすデータ配置の管理に役立ちます。

また、DFSMShsm では多数の小さな機能拡張が提供されています。ストレージの制約の軽減、リサイクル処理の向上、および SMSVSAM の再開からの DFSMShsm のリカバリーの自動化の提供が目的です。

z/OS V2.1 では、 パラレル・シスプレックス のユーザー・カタログとボリューム・カタログ用に VSAM レコード・レベル共有 (RLS) のカタログ・サポートが提供されています。この新しい設計は、カタログの競合の大幅な削減、およびパフォーマンスの向上を目的としています。カタログ関連のその他の機能拡張では、指定されたカタログに対するカタログ要求をシスプレックス全体に渡って中断させて、カタログ保守中のアプリケーションの中断を最小限に抑える計画です。また、ユーザー・カタログを一時的に削除する場合にユーザー・カタログ結合子のエイリアス・エントリーを保持することを可能にする新しいサポートがあります。これにより、カタログを再割り振りする場合に再定義の必要がなくなり、新しいカタログが利用可能になるまで、これらのエイリアスを使用した新しいカタログ・エントリーが定義されないようにすることができます。これは、ユーザー・カタログの再割り振りの簡略化を目的としています。

RLS 関連では、追加の機能拡張は次のとおりです。

z/OS V2.1 では、割り振りサポートにより、バッチ・ジョブによって割り振られる予定の、DFSMShsm で移行されるデータ・セットを、各ジョブ・ステップの開始前にパラレルで再呼び出しすることを指定できます。この新機能では、データ・セット全体の再呼び出しの待機時間を削減することによって、バッチ処理を高速化することを目的としています。

z/OS V2.1 では、zFS の設計により、大きなディレクトリーを持つファイル・システムのパフォーマンスが大幅に向上します。新バージョンのファイル・システムはディレクトリーをツリーに格納するように設計されており、大きなディレクトリーの処理が特に高速化します。既存のファイル・システムを新しいフォーマットに変換できる多数の変換オプションが用意されています。また、この新しいバージョンでは、zFS ディレクトリーに格納できる名前の数の明示的な制限が除去され (これまでの 65,535 個というサブディレクトリーの制限を含む)、ファイル・システムの最大サイズが 4 TB から 16 TB に増加する計画です。この新しいサポートは、多くのファイルを持つディレクトリーを含む HFS ファイル・システムを zFS にマイグレーション可能にすることが目的です。

z/OS V2.1 DFSMS は次のように機能強化されています。

z/OS V2.1 のGRS (グローバル・リソース・シリアライゼーション) は、エンキューを共有から排他に変更する既存のサポートに加え、排他エンキューを共有エンキューに同期的に変更することをサポートします。対応するサポートが JCL で使用可能であり、新しい JOB ステートメント・キーワードを指定することにより、データ・セットへのアクセスを排他から共有に遷移させることが、ディスポジション指定 OLD、NEW、または MOD で割り振りを行う最後のステップの後で行えるようになります。また、JES2 の初期化ステートメントに対するサポートが提供されており、この機能を許可するかどうか、および JCL に指定されていない場合にこれをデフォルトで使用するかどうかを指定できるようになります。 この機能は、単一システムと GRS Star 環境で最初に排他使用を要求したプロセスが終了する前に、リソースを読み取りアクセス可能にすることにより、リソース処理の並列性を高めることが目的です。

zEC12 または zBC12 以降のシステム (CFLEVEL 18) で稼働する z/OS V2.1 (IBM DB2 11 for z/OS (5615-DB2) 付き) では、パラレル・シスプレックスのカップリング・ファシリティーにキャッシュすることなく、バッチ処理された更新をディスクに直接書き込むことを可能にする新機能の利用が計画されています。これは、オンラインのトランザクションで使用されるキャッシュのデータをより新しいものに保つことを目的としており、バッチ更新期間中のパフォーマンスの向上に役立つことが期待されます。また、これは大量のバッチ更新が同時に行われているときに発生することがある、アプリケーションの停止の回避にも役立つ可能性があります。この機能の z/OS サポートは、CFLEVEL 17 と MCL を使用する IBM zEnterprise 196 (z196) および zEnterprise 114 (z114) サーバー、ならびに z/OS V1.12 と z/OS V1.13 (APAR OA40966 の PTF 適用) でも使用できます。

セキュリティーに対応

重要な情報資産のセキュリティーは、特に今日の高度な攻撃と新たな脅威を考慮すると、どの組織にとっても継続的に優先順位が非常に高い問題です。顧客のプライバシーを確保するには、複雑さを増す攻撃を防ぎ、保護された情報を提供する必要があります。企業のデータがモバイル・アプリケーション、ソーシャル・ネットワーク、および新しいクラウド環境を経由してアクセスされる中で、データ・プライバシーと保護に関する問題は、これまで以上に重要になっています。 z/OS V2.1 の新機能は、 z/OS 環境におけるリスクの削減、コンプライアンスの向上、およびデータ・セキュリティーの管理を支援することを目的としています。

今日、 z/OS はオペレーティング・システムの基本構造に組み込まれた多様なセキュリティー機能を提供しています。データ暗号化、鍵管理、PKI インフラストラクチャー、パスワードの同期といった z/OS の多くのセキュリティー機能を導入して、お客様のコンピューター環境の全体的なセキュリティー・レベルを強化することができます。企業のインフラストラクチャー・スタックを強化するために、 z/OS のミドルウェアだけでなく、テクノロジーと設計のプロセスにもセキュリティーが組み込まれます。また、銀行、官公庁、その他の業界における新しい規制や規格への準拠をさらに進めるために設計された機能拡張も含まれています。

z/OS V2.1 のセキュリティーでは、次の機能拡張が追加されています。

System z Security Portal

IBM は、すべての z/OS ユーザーが System z Security Portal に登録し、セキュリティーとシステム保全性のフィックスを最新の状態に保つことをお勧めしています。

多くのセキュリティーの専門家は、今日の世界において、企業全体のセキュリティー・ポリシーの一環として、重要なセキュリティーとシステム保全性のフィックスを追跡してインストールして、サイバー・セキュリティーの懸念が高まっている環境でリスクを軽減することが、今までよりもさらに重要であることに同意しています。 IBM は、 z/OS オペレーティング・システムのお客様が、セキュリティーとシステム保全性のサービスが最新であることを検証し、すべてのセキュリティーと保全性の PTF をインストールするためにただちに行動を取ることをお勧めしています。セキュリティーとシステム保全性のフィックスは、Recommended Service Upgrade (RSU) に含まれています。RSU を最新の状態に維持することは、セキュリティーと保全性の問題のリスクを最小限に抑えるのに役立ちます。

System z Security Portal は、セキュリティーとシステム保全性のフィックスを最新の状態に保つのに役立ちます。そのために、RSU のマークが付く前に z/OS システムにインストールしていなかった可能性があるセキュリティーとシステム保全性のフィックスを識別するのに使用できる最新の SMP/E HOLDDATA を提供します。また、 System z Security Portal は、新しい APAR の Associated Common Vulnerability Scoring System (CVSS) V2 格付けも提供します。1 ぜい弱性に関する詳細情報が広まると、アタッカーがその利用に成功する可能性が高まるので、 IBM に報告されたぜい弱性情報の機密性維持に対する多くのお客様の要求に応えて、この情報は、他者に配布しないことに同意する登録済みの z/OS のお客様にのみ提供されます。 IBM では、 System z Security Portal サイトにアクセスして、この情報の許可ユーザーとして登録するために必要な情報を入手することをお勧めしています。次の Web サイトをご覧ください。

http://www-03.ibm.com/systems/z/advantages/security/integrity_zos.html

ご質問は syszsec@us.ibm.com にお送りください。

1
Forum of Incident Response and Security Teams (FIRST) によれば、 Common Vulnerability Scoring System (CVSS) は、「脆弱性の重大度を示し、対策の緊急性と優先度を判別するために役立てることを目的にした業界のオープン・スタンダード」です。 IBM は、CVSS 値を特定物として現存するままの状態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。セキュリティーに関する実際の、または潜在的な脆弱性の影響を評価することはお客様の責任とさせていただきます。

IBM は CVSS 環境スコア値を提供しません。CVSS 環境値は、お客様の環境に固有であり、総合 CVSS 値に影響を与えます。お客様は、セキュリティーに関する実際の、または潜在的な脆弱性の影響を評価する必要があり、CVSS 環境値を計算することができます。

追加のセキュリティー機能拡張

z/OS V2.1 では、 IBM Tivoli® Directory Server ( IBM TDS、LDAP) は、新しい LDAP 拡張操作をサポートして、他のシステムで実行されているアプリケーションが、ネットワークを介して送信されたデータを暗号化し、ICSF でオブジェクトを保管し、使用できる基盤を提供します。この新しい「crypto-as-a-service」機能は、 z/OS か送信システムのどちらかでメモリー内の機密度の高いキーを露出する必要をなくすと同時に、セキュア・キー暗号化サービスなどの集中暗号化サービスを提供するために、アプリケーションが ICSF のセキュア・キー保管機能を使用できるようにします。この新しい機能は、Common Cryptographic Architecture (CCA) および Enterprise PKCS#11 サービスのサブセットを、CryptoExpress4S コプロセッサーが Enterprise PKCS#11 モードで構成されているときにサポートします。これは、仮想マシンのインスタンス全体で持続するように z/OS で鍵材料を集中化して、アクティブ・ゲストと非アクティブ・ゲストの両方をサポートするのに役立ちます。 IBM は、より利用しやすくするために、 Linux ディストリビューションに組み込む予定の OpenCryptoki (PKCS#11) リモート暗号プロバイダーを 2013 年にオープン・ソース・コミュニティーに提供する予定です。また、 IBM Enterprise Key Management Foundation (EKMF) の Advanced Crypto Service Provider (ACSP) も、複数のプラットフォーム用のクライアント・プログラミング環境を提供します。これは、 IBM TDS crypto-as-a-service 機能と、 z/OS V2.1、 z/OS V1.13、および z/OS V1.12 とともに他のプラットフォームにも導入できる ACSP Server の双方をサポートし、金融業界のサービスや PKCS#11 プログラミング・サービスのサブセットを使いやすいパッケージで提供します。 System z セキュリティー・ソリューションについて詳しくは、次の Web サイトをご覧ください。

http://www.ibm.com/systems/z/solutions/security.html

JESJOBS クラスの新しいプロファイルを使用した、JES2 と JES3 の両方の環境でのジョブ・クラスの使用に対する SAF の制御がサポートされます。この新しいサポートの目的は、ジョブ・クラスの命名の柔軟性を増し、ジョブ・クラスの使用を許可ユーザーに限定するためだけに使用されている JES2 と JES3 のユーザー EXIT の必要性をなくすことです。

DB2 for z/OS 11 (5615-DB2) は、セキュリティー管理のためのユーザビリティーと整合性を改善するように設計されています。 z/OS V2.1 RACF は、 DB2 11 と一緒に使用する場合、所有者の許可 ID の下でバインドと再バインドに対する DB2 と RACF アクセス制御間の整合性、宣言済みグローバル一時表 (DGTT) に対する RACF セキュリティー EXIT サポート、および RACF プロファイルが変更されるときの自動許可ステートメント・キャッシュ・リフレッシュのサポートを提供します。これは、 DB2 セキュリティー管理を容易にするためのものです。

RACF Remote Sharing Facility (RRSF) が機能拡張されました。 z/OS V1.13 では、IPv4 による TCP/IP ベースの RACF Remote Sharing Facility (RRSF) 接続がサポートがされるようになりました。 z/OS V2.1 では、 RACF は IPv6 による TCP/IP 上の RRSF 接続をサポートします。これは、TCP/IP 上で RRSF 接続をセットアップするときに、アドレス指定を IPv4 と IPv6 から選択できるようにすることが目的です。また、RRSF は Application Transparent Transport Layer Security (AT-TLS) を使用して、RRSF ノードの間のデータを暗号化します。 z/OS V2.1 では、RRSF で楕円曲線暗号 (ECC) ベースの証明書を使用した、これらの AT-TLS セッションの確立をサポートします。これは、RRSF を使用して送信される RACF プロファイルのデータを保護するために、より強力な暗号化アルゴリズムを使用可能にすることが目的です。また、 RACF パラメーターのライブラリー・メンバーにコメントを記入できるようになります。

z/OS V2.1 IBM TDS (LDAP) は、TLS 1.2 プロトコルをサポートすることにより、NIST SP 800-131A と NSA Suite B に準拠します。さらに、TLS 1.1 プロトコルに対するサポートも追加されました。 IBM TDS および TLS 1.2 は、SSL ハンドシェークにおいて SHA-256 および SHA-384 アルゴリズムをサポートし、AES-GCM 暗号もサポートします。これらは、LDAP のセキュリティー向上 (特に、ユーザー・レジストリーとして使用する場合) と、セキュリティー・プロトコルの業界標準への対応を目的にしています。

現在、 z/OS System SSL では、RFC 2459「インターネット X.509 PKI - 証明書と CRL のプロファイル」、および RFC 3280「インターネット X.509 公開鍵基盤 - 証明書と証明書失効リスト (CRL) のプロファイル」に従った証明書の妥当性検査をサポートし、RFC 3280 に従った証明書を作成するよう設計されています。これらに加えて証明書の規格を更新する RFC 5280 が策定されました。 z/OS V2.1 では、証明書の妥当性検査処理で、3 つのモードの証明書妥当性検査が行えるように拡張されます。これらのモードは、RFC 5280、RFC 3280、または RFC 2459 に従って証明書の妥当性検査を実行できるようにすることを目的としています。

z/OS V2.1 では、デジタル証明書の処理に関するその他の機能拡張が多数提供されています。以下をサポートするようにシステムが設計されています。

z/OS V2.1 では、 z/OS UNIX システム・サービスが新しい BPXPRMxx parmlib メンバー・パラメーターをサポートするよう設計されています。これにより、rlogin、telnet、または TSO OMVS コマンドを使用してログインしているユーザーが、ユーザーの端末で一定期間に渡って非アクティブ状態だった場合、これをシステムから強制的にログオフさせるかどうかを指定できるようになります。この新機能は、システム・セキュリティーの向上に寄与することを目的としています。

z/OS V2.1 では、Server Timer Protocol の時刻調整ネットワークと外部時刻ソースを使用して標準時を取得する場合に、協定世界時 (UTC) とハードウェア時刻 (TOD) との間で最大の時間差を指定すると、それを超えたときにメッセージが発行されるようにシステムが設計されています。この新機能は、株式取引所のメンバーが Order Audit Trail System (OATS) のレコードのタイム・スタンプに関する 米国証券取引委員会 (SEC) の規則に準拠できるようにすることが目的です。

RACF ヘルス・チェック

z/OS V2.1 で使用できる以下の RACF ヘルス・チェックの目的は次のとおりです。

z/OS V2.1 では、 RACF データベースのアンロード・ユーティリティー (IRRDBU00) の機能が拡張され、各証明書の発行者とサブジェクトの識別名 (DN)、および署名アルゴリズムを含むデジタル証明書に関する追加情報をアンロードします。これは、 RACF データベースに格納されているデジタル証明書に対する監査関連のアクティビティーを容易に行えるようにすることが目的です。

z/OS V2.1 RACF では、 z/OS UNIX のユーザー ID に関するシステム管理の簡略化に役立つよう、BPX.UNIQUE.USER で使用されるモデル・ユーザー ID のホーム・ディレクトリーのパス名に &RACUID を指定できるように拡張されました。この機能は、 z/OS V1.12 および V1.13 (APAR OA42554 の PTF 適用) でも提供されます。これは、 z/OS V2.1 に移行する前に、BPX.DEFAULT.USER を使用するユーザーを BPX.UNIQUE.USER に変換するのに役立ちます。

ICSF と暗号関連の機能拡張

z/OS V2.1 で使用できる IBM zEnterprise EC12 (zEC12) および zEnterprise BC12 (zBC12) サーバーの暗号化機能拡張は、Cryptographic Support for z/OS V1R12-V1R13 という Web 配布物 により、 z/OS V1.12 および z/OS V1.13 でも提供されています。以下の場所からダウンロードできます。

http://www.ibm.com/systems/z/os/zos/downloads/

z/OS V2.1 ベースに組み込まれている ICSF 機能

z/OS V2.1 ベースに組み込まれている以下の新しい ICSF 機能は、次のように銀行や金融機関のお客様が標準規格に準拠し、より高度な暗号セキュリティーを実装できるようにすることが目的です。

同様に、ICSF には官公庁のお客様に新機能を提供するために設計された拡張が施されています。例えば、他のプラットフォームとの相互運用性を高めるための業界標準 System z 用 API により、アプリケーションの移植性が向上し、システムのセットアップが簡素化されます。

ICSF は、公開鍵データ・セット (PKDS) と PKCS #11 トークン鍵データ・セット (TKDS) の入出力パフォーマンスを改善するように設計され、乱数生成機能を使用するアプリケーションのパフォーマンス向上に役立つ乱数のキャッシュが提供されます。

Web で使用可能な ICSF 機能

上記の機能に加えて、Cryptographic Support for z/OS V1R13 -- z/OS V2R1 という Web 配布物で使用可能な以下の新しい ICSF 機能は、次のように銀行や金融機関のお客様が標準規格に準拠し、より高度な暗号セキュリティーを実装できるようにすることが目的です。

Cryptographic Support for z/OS V1R13 - z/OS V2R1 の追加の ICSF 機能拡張は、官公庁のお客様に新機能を提供するように設計されました。例えば、他のプラットフォームとの相互運用性を高めるための業界標準 System z 用 API により、アプリケーションの移植性が向上し、システムのセットアップが簡素化されます。

これらの機能拡張は、CryptoExpress4S コプロセッサーの一定以上のマイクロコード・レベルで使用可能な拡張 EP11 ファームウェアを必要とします。

最後に、Cryptographic Support for z/OS V1R13 - z/OS V2R1 の機能強化は、One Way Hash および Random Number Generate サービスを呼び出すアプリケーションのパフォーマンス向上をオプションとして可能にし、暗号プロセッサー構成による改善を提供し、問題のデバッグ機能を大幅に強化する CTRACE 実装を改善し、SAF 許可の要求や暗号プロセッサーの呼び出しを行うことなく、ICSF が認識している暗号環境に関する状況情報を取得するための新しい呼び出し可能サービスを提供し、使用状況情報を含むようにキー・ストア内のキー・レコードを更新します。

保護されたネットワーキング

今日の企業の環境では、モバイル・デバイスやソーシャル・コンピューティング・サイトなど、多数の信用できないネットワーク・ソースからのデータへのアクセスがあります。その結果、企業はネットワーク保護、データ保護、およびユーザーとビジネス・パートナーの認証にこれまで以上に注意を払っています。 z/OS Communications Server と z/OS のセキュリティー機能の両者によって、重要なビジネス資産を不正使用から保護するのに役立つ階層化されたネットワーク保護を使用し、このセキュリティーの問題に対応することができます。

z/OS V2.1 のネットワーキング機能拡張は、保護されたネットワーキング・ハブとしての z/OS の使用を強化することを目的としています。

z/OS V2.1 および zEC12 と zBC12 システム (10 GbE RoCE Express フィーチャーを備えた) は、新しい通信プロトコルである Shared Memory Communications-RDMA (SMC-R) をサポートします。この新しいプロトコルは、ソケット・アプリケーションからは意識されない方法で、RoCE (RDMA over Converged Ethernet) を介して TCP エンドポイントに RDMA 通信を提供することによって、遅延が少ない高帯域幅のサーバー間接続を提供します。これは、Open Systems Adapter (OSA) を使用した標準の TCP/IP 通信と比較して、パフォーマンスの重要な恩恵をもたらします。 RMF は、新しい SMF 74 サブタイプ 9 レコードでチューニングとキャパシティー・プランニング用の測定データを収集し、それらを新しい RMF Postprocessor PCIE Activity レポートに表示します。

System SSL は、TLS V1.2 プロトコルをサポートします。TLS V1.2 では、利用者が RFC 5246、5288、および 5289 で定義されている強力な暗号を利用できるようにするためのサポートが追加されます。これにより、SHA-256 と SHA-384 のハッシュを使用すること、および TLS ハンドシェークとアプリケーションのペイロード交換中に AES-GCM 対称アルゴリズムを利用した暗号を使用することができるようになります。このサポートは、 z/OS V1.13 (APAR OA39422 の PTF 適用) でも提供されます。

TLS V1.2 に関する RFC 5430 の定義どおり、System SSL はトランスポート層セキュリティーの NSA Suite B プロファイルのサポートを提供します。これは、国家安全のためのアプリケーションに対する米国政府の暗号アルゴリズム・ポリシーに準拠することが目的です。

z/OS V2.1 では、Communications Server が新しい暗号化スイートをサポートします。これは、TLS で実装され、Application Transparent Transport Layer Security (AT-TLS) の System SSL で使用されます。これが目的としているのは、これらの新しい暗号スイートを使用して、アプリケーションの変更なしで、システム・プログラマーが定義したポリシーでアプリケーションのトラフィックを暗号化できるようにすることです。

z/OS V2.1 で、Communications Server は z/OS FTP クライアントに対して 2 つの新しいセキュリティー EXIT をサポートします。これは、FTP でのファイル転送アクティビティーをより詳細に制御できるようにすることが目的です。EZAFCCMD EXIT は、FTP コマンドの検査、変更、拒否、および FTP クライアント・セッションの取り消しを可能にするよう設計されています。EZAFCREP EXIT は、FTP サーバーからの応答メッセージ行の検査、および FTP クライアント・セッションの取り消しを可能にするよう設計されています。

シスプレックス全体にわたるセキュリティー・アソシエーション (SWSA) は、シスプレックス内のすべてのエンドポイントに対するエンドツーエンドのセキュリティーを維持しながら、IPSec で保護されたトラフィックを 並列シスプレックス 経由で配布できるようにすることが目的です。 z/OS V2.1 では、SWSA は IPv6 をサポートするよう機能拡張されました。これは、 並列シスプレックス で IPv6 を使用するときに SWSA の利点を維持することが目的です。

z/OS V2.1 では、ネットワーク・アクセス制御のチェックに使用されるキャッシュのレベルを制御できる構成設定が z/OS Communications Server によって導入されました。キャッシュのレベルの低減により、より多くのネットワーク・アクセス制御のチェックが System Authorization Facility (SAF) に渡されるため、セキュリティー・マネージャー製品が行うアクセス制御チェックの監査がより有意義なものとなります。さらに、 z/OS V2.1 Communications Server では、各ネットワーク・アクセス制御チェックで、外部のセキュリティー・マネージャーに提供されるログ・ストリングに、ユーザーがアクセスを試みる IP アドレスを追加します。

保護フィルタリングが Defense Manager Daemon (DMD) によって使用可能になっている場合に、syslog に書き込まれる保護フィルターのメッセージ数を制限する構成オプションを z/OS Communications Server で提供します。

z/OS V2.1 の Communications Server で、FIPS 140 処理が必要な場合の AT-TLS 機能と同様、IKE デーモンと NSS デーモンに関する拡張診断を提供します。IKED および NSSD 初期化時、および AT-TLS ポリシー・グループのインストール時に、新しいメッセージが ICSF 状況を示します。さらに、IKED および NSSD は、ICSF がアクティブでないときに初期化しないように設計されています。AT-TLS ポリシー・グループは、ICSF がアクティブでないときにはインストールされるものの、非アクティブのままです。

また、Communications Server では、Intrusion Detection Services フラグメント化アタック検出アルゴリズムが機能強化され、小さいパケット・フラグメントがあるネットワークでの誤検知が低減され、IPv6 トラフィックにも適用されます。

システム保全性

IBM は、 z/OS バージョン 2 においても z/OS システム保全性への取り組みをお約束します。

1973 年に最初に発行された IBM の MVS™ TM System Integrity Statement、および OS/390® と z/OS に対するそれ以降のステートメントは、ほぼ 40 年間、 z/OS オペレーティング・システムに対する IBM の自信と取り組みのシンボルとして存在してきました。

IBM の取り組みには、無許可のアプリケーション・プログラム、サブシステム、およびユーザーが z/OS セキュリティーをバイパスしないようにするため、導入先環境によって許可される場合を除いて、重要な z/OS システムのプロセスとリソースへのアクセス、回避、無効化、変更、または制御権の取得を妨げるための設計と開発の実践が含まれます。具体的には、 z/OS システム保全性は、導入先環境の制御下にあるメカニズムによって許可されていない任意のプログラムが、書き込み保護または取り出し保護の回避または無効化、 z/OS Security Server ( RACF ) によって保護されたリソースへのアクセス、または許可された状態 (すなわち、監視プログラム状態、8 未満の保護キー、または許可プログラム機能 (APF) による許可) での制御権の取得を行うことができないこととして定義されます。 IBM のシステム保全性の問題が報告された場合、 IBM は常にその問題を解決するためのアクションを取ります。

システム保全性に対する IBM の長期にわたる取り組みは業界で唯一であり、システム・セキュリティーにおいて z/OS オペレーティング・システムの業界リーダーシップとしての基盤となっています。 z/OS は、お客様のシステム、データ、トランザクション、およびアプリケーションを不注意による変更または悪意のある変更から保護するように設計されています。これが、 IBM System z が基幹業務ワークロード向けに業界で最も優れたデータ・サーバーであり続ける数々の理由の 1 つです。

管理とユーザビリティーの機能

1 つのタイプのワークロードに合わせて最適化されたプラットフォームとは異なり、 z/OS ワークロード管理の大きな強みは、リソース要求が競合している場合でも、イメージ内およびイメージ間で複数の異なるワークロードを同時に実行できることです。 z/OS V2.1 は、 System z サーバーが 100% もの高い使用率レベルで稼働できるように設計されています。 System z と z/OS では、リソースのワークロードへの割り当てとワークロードのリソースへの割り当てを自動的に行うことで、サービス・レベルを達成するのに役立つ動的ワークロード管理が提供されています。ワークロードのインテリジェントな管理、パフォーマンスの向上、およびリソース割り振りの最適化の機能によって、 z/OS は、要求が厳しく最も優先度の高い処理に対応できます。これらの z/OS 内蔵の管理機能では、効率、可用性、およびスループットを強化しながら、要求が厳しく最も優先度の高いアプリケーションとビジネス・プロセスに対応できることを目的としています。さらに、z/OSMF V2.1 の機能拡張では、ソフトウェア管理アクティビティーの質の向上に役立つ共通プロセスの標準化の支援が計画されています。

例えば、 z/OS V2.1 と z/OSMF には以下の機能拡張があります。

z/OS V2.1 の最適化と管理の機能をサポートするその他の機能詳細は、次のとおりです。

システム管理

DFSMShsm 高速レプリケーションは、Consistency Group、異なるボリュームへのデータ・セットのリカバリー、および異なる名前のデータ・セットへのデータ・セットのリカバリーのサポートを追加するために機能拡張されました。Consistency Group のサポートによって、 DB2 ユーザーは、ログ・コピー・プールの一貫したバックアップを作成することができます。これにより、大部分の状況で条件付きの DB2 再始動を実行することなく DB2 システムを複製し、システム・リストア時の条件付き再始動の実行を容易にすることができます。異なるボリュームへのデータ・セットのリカバリーのサポートにより、リカバリー中に、1 つ以上のボリュームにデータ・セットをリカバリーできる十分なスペースがなくなったときに発生する可能性があるスペース不足の条件を回避できます。VSAM と非 VSAM の両方のデータ・セットを別々の名前でリカバリーすることがサポートされます。最終的に、RECOVER コマンドを含めて、DFSMShsm リカバリーは、論理ダンプに対する既存のサポートに加えて、フル・ボリューム・ダンプから別々の名前のデータ・セットへの VSAM データ・セット・リカバリーをサポートします。これは、コマンドを使用する前に既存の VSAM データ・セットの名前を変更する必要をなくすことによって、リカバリー・コマンドのユーザビリティーを改善するのに役立ちます。

z/OS V2.1 では、DFSMShsm 処理の 2 つの改善が用意されています。第 1 に、新しい SETSYS コマンドが指定された場合にマルチタスキングのレベルを増やすことで、テープとディスクの両方のデバイスにデータをマイグレーションするときのパフォーマンスを改善するように DFSMShsm が設計されています。この改善は、多数の小さなデータ・セットをテープに移動するときに最大になるものと予想されます。これは、多数の小さなデータ・セットをマイグレーションするときに必要な経過時間を大幅に削減することを目的としています。第 2 に、DFSMShsm でマイグレーションとバックアップに 40 ボリュームという制限がなくなり、最大 254 本のテープ・ボリュームを使用できるようになります。この目的は、より大きなデータ・セットのマイグレーションとバックアップを可能にすることです (特に、仮想テープ・サブシステムに対し、標準的な小さいサイズのテープ・ボリュームを使用するよう構成されている場合)。

z/OS V2.1 では、マウントされたファイル・システム・データ・セットの不要なバックアップを削減するよう、zFS のファイル・システム処理と DFSMSdss に変更が加えられています。この機能は、ファイル・システムが変更されたことを示す標識を設定し、DFSMSdss ダンプ・コマンドのフィルタリングでこれを使用して変更済みのファイル・システムをバックアップし、ダンプ成功後に標識をリセットするように設計されます。

ワークロード・マネージャー (WLM) の次の機能拡張が、 z/OS V2.1 に対して提供されています。

z/OS V2.1 では、次に示す RMF の機能拡張が提供されています。

z/OS V2.1 では、いくつかの OAM の機能拡張が提供されています。目的は、より大きなブロック・サイズをテープでサポートすることによるテープのパフォーマンス向上、オブジェクトの不要バックアップ・コピーの自動削除、より小さなオブジェクト・サイズの OSREQ ストア・シーケンスのサポート、 IBM Tivoli Automated Tape Allocation Manager for z/OS (ATAM、5698-B15) などの製品と OAM の相互処理連携の改善、および CBROAMxx PARMLIB メンバーの新しい SETTLIB コマンド・オプションによるテープ・ライブラリー操作のチューニングです。OAM は、以下のように設計されています。

z/OS V2.1 は、IPL 中および IPL 後に、 System z サーバーと zEnterprise サーバーのハードウェア管理コンソールの統合 3270 コンソールを z/OS コンソールとして使用することをサポートします。この機能は、別のバックアップ・コンソールを追加したり、必要に応じて z/OS の LPAR を OSA-ICC 3270 接続なしで操作できるようにしたりすることを目的としています。

z/OS V2.1 では、 z/OS FICON Discovery and Auto Configuration (zDAC) 機能に対して、複数のユーザビリティーとパフォーマンスの向上が提供されています。これには、 FICON チャネルの Dynamic Channel Path Management (DCM) のサポート向上、デバイス番号が逼迫した構成と特定のチャネルにおいて装置アドレス数が逼迫した構成の処理の改善、パス選択をガイドするためにスイッチと CHPID のマップの指定が可能になる新機能、および検出のパフォーマンス向上が含まれます。 z/OS V2.1 では、 z/OS FICON Discovery and Auto Configuration (zDAC) の機能が拡張され、スイッチに接続されたストレージ・デバイスに加えて、直接接続されたストレージ・デバイスを検出できるようになります。これは、スイッチを必要としない小さな I/O 構成で特に役立つことが予想され、そのような環境では z/OS の I/O 定義が簡単になります。

z/OS V2.1 は新しい DISPLAY PPT コマンドをサポートします。このサポートでは、システムが使用中の、現在割り当てられているプログラム属性を表示して、それぞれがシステムのデフォルトの PPT によって設定されたのか、PARMLIB の SCHEDxx メンバーの指定による設定であるのかを確認できるようになります。

z/OS V2.1 では、Communications Server で TCP/IP プロファイルのステートメントの構文を妥当性検査できる新しいコマンドが提供されています。 これは、構成を変更する前に、プロファイルに存在する可能性があるエラーを見つけられるようにすることが目的であり、ネットワークの問題の発生の回避に役立ちます。

z/OS V2.1 Communications Server では、交換回線メジャー・ノードの GROUP 定義でプログレッシブ・モードの ARB を構成できるようになり、Enterprise Extender の構成に柔軟性が増します。また、 z/OS Communications Server は、IPADDR パラメーターが IPv6 アドレスまたは IPv4 アドレスのいずれかを受け入れられるようになって、EE 接続に IPv6 アドレスを構成できるよう拡張されています。

FICON チャネルの Dynamic Channel Path Management (DCM) が z/OS V1.11 で導入され、チャネルとコントロール・ユニットの間の単一の中間 FICON スイッチをサポートしていました。 z/OS V2.1 では、 z/OS で 2 つの中間スイッチを経由する FICON チャネル・パス接続をサポートするよう DCM が拡張されています。これは、特に複数サイトの環境で、より少数のチャネルと光ファイバー接続で FICON I/O 機器を使えるようにすることが目的です。

z/OS V2.1 は、さまざまなチャネル・パスについてコントロール・ユニットの応答時間と入出力速度の相違を検出し、ファブリックに存在する問題の診断に役立つメッセージを発行します。定期的に検査することによってこれらの問題を検出するために、2 つの新しいヘルス・チェックが行われます。また、DISPLAY MATRIX コマンドのサポートは、ファブリックのヘルス関連情報を取得するのに役立つので、問題をより簡単に診断できます。この機能は、 z/OS V1.12 および z/OS V1.13 (5694-A01) (APAR OA40548、OA40037、および OA38303 の PTF 適用) でも使用できます。

z/OS V2.1 は、と一定以上のマイクロコード・レベルの DS8700 コントロール・ユニットにおいて、コントロール・ユニットの状態データを中断することなく収集するための新しい DS8700 機能を利用することによって、計画外の Hyperswap が生じる特定のエラーの First Failure Data Capture を改善します。また、追加の診断機能を提供するために SLIP コマンドでコントロール・ユニットの状態データを収集するためのサポートも計画されています。

z/OS V2.1 では、DFSMSrmm で SMS マネージメント・クラスを使用して設定されたテープ・データ・セットの保存期間を指定できるようにするサポートが追加されました。 このサポートは、指定した保存期間から算出される有効期限を自動的に設定することが目的です。また、DFSMSrmm では、EXPDT ベースの保存管理が拡張されるように設計されています。ボリューム・セットか最初のファイルをベースにすることができ、最終使用日を起点に、指定期間に渡ってテープ・データ・セットの非アクティブ状態が経過した後、これを期限切れにすることがサポートされます。

z/OS V2.1 では、TS7700 Virtualization Engine の装置割り振り支援 (DAA) とスクラッチ割り振り支援 (SAA) 機能のサポートを、JES3 が管理するテープ・デバイスに対して提供します。 このサポートは、HCD と JES3 初期化ステートメントで指定された Esoteric 名を使用して、主デバイスのスケジューリング中に JES3 で Composite Library と Distributed Library の「クラスター」を区別できるようにし、TS7700 Virtualization Engine のテープ割り振り要求を満たす最適なデバイスを選択できるようにすることが目的です。

区分データ・セット (PDS)、拡張区分データ・セット (PDSE)、および不定形式レコード・フォーマット (RECFM U) データ・セットをサポートするために、Problem Documentation Upload ユーティリティーの機能が拡張されました。これは、問題診断のために大量の文書データを IBM に送信するときのユーティリティーのユーザビリティー向上が目的です。

CIM サーバーは、新バージョンの OpenPegasus CIM サーバーにアップグレードされます。 また、CIM サーバーのスキーマ・リポジトリーは CIM Schema バージョン 2.31 に、CIM Client for Java はバージョン 2.1.10 に更新されます。これは、 z/OS CIM サーバーとスキーマを、OpenGroup と DMTF の CIM 規格と歩調の取れた最新の状態に保ち、 z/OS 管理アプリケーションでエンタープライズ環境の z/OS を管理できるようにすることが目的です。

アプリケーション開発

z/OS V2.1 XL C/C++ では、zEC12 システムで利用可能な新しい命令である新しい ARCH(10) オプションと TUNE(10) オプションをサポートし、zEC12 および zBC12 システム用にコードが最適化されます。これらのオプションでは、execution-hint、load-and-trap、miscellaneous-instruction-extension、および transactional-execution の各ファシリティーがサポートされます。また、新しいハードウェアの組み込み機能が zEC12 および zBC12 システム上でのトランザクション実行をサポートします。これらの機能を使用して、ソフトウェアのロックを使用せずに、複数のメモリーの更新に 2 フェーズ・コミット処理を提供できるようになります。これらの機能は、 z/OS V1.13 (APAR PM59592、PM59593、PM59589、および PM59595 の PTF 適用) でも、プロトタイピングとテストの目的で使用可能です。

z/OS V2.1 XL C/C++ の機能拡張には次のものがあります。

z/OS V2.1 XML System Services は、既存の戻りコードや理由コードに加えて、エラーの解析に関する追加情報を取得するのに使用できる新しい制御オプションをプログラミング・インターフェースに提供します。この新しい情報は、エラーの原因をより簡単に見つけるのに役立ちます。

z/OS V2.1 では、AFP Font Collection for S/390® (5648-B33)、 IBM Infoprint Fonts for z/OS V1.1 (5648-E76)、Compatibility Fonts feature of IBM Print Services Facility™ V4.4 for z/OS (5655-M32) に組み込まれているフォントが、新しい基本エレメントに組み込まれます。これまで z/OS 環境では提供されず、他のオペレーティング・システム・プラットフォームに対して InfoPrint Font Collection V3.1 の一部として提供されていた World Type フォントや、2 バイトのアジア言語のフォントも組み込まれます。これは、 z/OS の注文にフォントの製品やフィーチャーを含める必要性をなくし、フォントが常時 z/OS システムで必ず提供されるようにすることを目的としています。

JCL の改善点は以下のとおりです。

z/OS V2.1 Language Environment の機能拡張は次のとおりです。

z/OS V2.1 では、メモリー管理サービスが拡張されます。31 ビットのラージ (1 MB) ページのサポートは、追加の許可されたサブプールのサポート、CPOOL のサポート、およびデータ・スペースのサポートを提供するよう設計されています。メモリーの使用量が多い特定の種類のアプリケーションでこの機能を使用すると、メモリー管理の制約が緩和されることにより、システム・パフォーマンスの向上に役立つことが期待されます。また、リアル・ストレージ・マネージャー (RSM) では、IARST64 サービスを使用した 128 KB のブロックの要求がサポートされます。これにより、多数のブロックの取得が必要なプログラムでサービスの呼び出し数を削減することができます。

z/OS V2.1 では、SYSREXX で、TSO/E の下で REXX を使用した場合に利用できる追加機能がサポートされます。CONSOLE ホスト・コマンド環境のサポートにより、SYSREXX exec 内 (システム自動化機能を提供することを目的としたものなど) で、拡張 MCS コンソール・セッションにより、システムおよびサブシステム・コマンドを発行することやメッセージ・トラフィックをモニターすることができるようになります。

z/OS V2.1 では、 IBM System z9 、System 10、および zEnterprise サーバーで、CPC、イメージ、キャパシティー・レコード、アクティベーション・プロファイル、またはイメージ・ユーザー・グループの複数の属性が要求された場合に、照会実行にかかる時間を大幅に削減するよう BCPii が設計されています。BCPii は、HWILIST サービスに対する呼び出しを処理する場合にもこの機能を使用します。これがもたらすパフォーマンス上の利点は、対話式システム管理アプリケーションの場合に最も顕著になると期待されます。

BCPii は System REXX (SYSREXX) API をサポートします。これは、システム管理アプリケーションでの BCPii サービスの使用を容易にすることが目的です。

z/OS V2.1 ではプログラム管理バインダーがオブジェクト・モジュール (GOFF のみ)、制御ステートメント、バインダー API、およびプログラム・オブジェクトに指定された正確な境界合わせをサポートし、プログラム・オブジェクトとロード・モジュールをバインドまたは再バインドするときに、バイト位置合わせから 4K ページ位置合わせまで、2 の累乗すべてに対応します。 これは、プログラマーがコードとデータの構造の最適化を改善して、キャッシュの位置合わせを向上できるようにすることを目的としており、お客様のアプリケーションのパフォーマンス改善に役立ちます。また、バインダーは、シンボル解決処理に関する情報を提供するために新しい SYMTRACE オプションもサポートします。SYMTRACE は、指定されたシンボルに関する追加情報 (どこで定義され、参照されるかや、どのデータ・セットとメンバー、オブジェクト、およびライブラリーが使用されたかなど) を提供します。これは、シンボルが解決された場所や、解決されなかった理由を判別するのに役立ちます。

z/OS V2.1 では、DFSMS で PDSE 世代別データ・セットを構成する世代別データ・グループ (GDG) の使用をサポートします。このサポートは PDS データ・セットの既存の GDG サポートと類似したものであり、PDSE の使用を拡張できるようにすることを目的としています。

DFSORT に複数のユーザビリティーの機能拡張が行われました。DFSORT は、英数字セット (大文字と小文字、および数字) の組み合わせを含む新しい英数字テストを、比較フィールドと解析フィールドの両方についてサポートするよう設計されています。このサポートは、複数の比較条件または PARSE キーワードを使用するのではなく、単一の比較条件または PARSE キーワードを使用してさまざまな文字のセットを指定可能にすることが目的です。また、シンボル処理の機能拡張も使用可能であり、より多くの DFSORT オペランドでシンボルが使用できようになりました。サポートされる解析フィールドの数が、以前の制限の 100 フィールドから 1,000 フィールドに増えました。最後に、可変長出力レコードに最大 50 文字の長さのストリングを追加するよう指定できる新しいサポートが加えられました。

z/OS V2.1 では、JES2 と JES3 の両方で、SSI 80 (拡張状況) の呼び出し元に対する 64 ビットのストレージでデータを戻すことがサポートされます。

z/OS V2.1 では、 WebSphere Compute Grid と類似した、 IBM バッチ・プログラミング・モデルのサポートが導入されました。これは、標準のバッチ・プログラミング・モデルに準拠して Java アプリケーションを作成できるようにし、サポートされる環境の間でこれを移植可能にすることが目的です。

z/OS V1.13 では、多くの z/OS UNIX システム・サービスに多数のコマンドのサポートが追加され、タグ付けされていないテキスト・ファイルを編集して、ASCII でエンコードされたテキスト・データを含むファイルとして処理できるようになりました。 z/OS V2.1 では、追加のコマンドにこのサポートが拡張されました。また、 z/OS V2.1 では、EBCDIC IBM-1047 と ASCII IBM-819 以外のコード・ページ (Unicode コード・ページを含む) がサポートされ、コード化文字セット ID (CCSID) でタグ付けされたファイルを、プログラムで処理可能な、あるいはユーザーが表示可能な CCSID に変換することが可能になります。この新機能は、 z/OS UNIX を使用する場合にテキスト・ファイルの処理を容易にすることを目的としています。

z/OS V2.1 では、 z/OS Unicode の大/小文字変換、照合、文字変換、および正規化のサービスが、Unicode 6.0 の規格に準拠するよう設計されています。

z/OS V2.1 では、3 つの拡張 UNIX コード (EUC) 用日本工業規格 (JIS) (JIS X 0201、JIS X 0208、および JIS X 0212) に対して Unicode のサポートが使用できます。この新しいサポートは、3 つの新しいコード化文字セット ID (CCSID) (17338、21434、および 37818) を追加するよう設計されており、全体として日本語の Unicode のサポートに 83 個の追加の NEC 文字を含めるよう拡張します。また、CCSID 5233 により、インド共和国で使用されるルピーを表す新しい通貨記号もサポートされます。

z/OS V2.1 では、 z/OS UNIX システム・サービスが、多数の UNIX パイプをサポートします。 z/OS UNIX では、以前の制限の 8,730 個が引き上げられ、システム最大値の 15,360 個のパイプをサポートするよう設計されています。

z/OS V2.1 では、XCF で新しいプログラミング・インターフェース IXCNOTE が導入され、アプリケーションで「メモ帳」を作成および削除できるようになります。これは、最大 1024 バイトのアプリケーション・データを含むメモをサポートするよう設計され、接続されているアプリケーションはメモ帳のメモを作成、読み取り、変更、または削除できるようになります。XCF は、カップリング・ファシリティーのリスト構造でメモ帳を作成するよう設計されています。この新しいプログラミング・インターフェースの目的は、アプリケーション・プログラマーのために 並列シスプレックス の柔軟性とユーザビリティーを向上させることです。これは、 z/OS V1.13 (APAR OA38450 の PTF 適用) でも提供されます。

z/OS V2.1 Communications Server では、以下に示す新規の、または拡張されたアプリケーション・プログラミング・インターフェースが提供されます。

z/OS V2.1 では、カタログ検索インターフェース (CSI) で、カタログエントリーに関する追加情報を返すために拡張されています。VSAM データ・セットに関し、インデックスとデータのバッファー、インデックス、許可される同時要求の最大数、および VSAM データ・セットのボリューム 1 つ当たりのトラック数についてのより詳しい情報を提供するよう CSI が設計されています。CSI は、SYMBOLICRELATE キーワードを使用して定義されるデータ・セットのエイリアスエントリーに関する追加情報を返します。

DFSMSdfp VSAM SHOWCB マクロは、オープン中の VSAM データ・セットに関する情報を提供します。 z/OS V2.1 では、SHOWCB で、ローカル共有リソース (LSR) と非共有リソース (NSR) に関して、作成されたバッファー数と実際に使用されたバッファー数を返します。この新しいサポートは、例えば LSR バッファー・プール・サイズ変更の必要性をアプリケーション・プログラムが判断できるようにすることを目的としています。

z/OS V2.1 の分散ファイル・サービスでは、パススルー認証のドメイン・コントローラーとして動作する Microsoft Windows Server 2008 に対する SMB のサポートが提供されます。

z/OS V2.1 では、DFSORT で、64 ビットのアドレッシング・モードで実行されるプログラムに対するブロックセットのソートのサポートが提供されます。この新しい機能は、64 ビットでアドレス指定されたレコードを処理するため、E15、E35、または E32 のexitを使用する DFSORT アプリケーションに対して新しいパラメーター・リストを使用することで可能になります。 DFSORT の 64 ビットのアドレス指定のサポートにより、DFSORT を呼び出して特定のソート操作を行うプログラムのストレージ制約が軽減されることが期待されます。

z/OS V2.1 では、Extended Status SSI にならって, 新しい JES2 Job Modify Subsystem Interface (SSI) が作成され、APF 許可のないプログラムにおいて、ジョブの取り消し、保留、パージ、解放、およびジョブ・クラスの変更が可能になります。 RACF JESJOBS クラスの新しいプロファイルを使用して、ユーザーがこれらの機能の使用を許可されているかどうかを判別します。これは、ジョブ管理のためのを簡単な方法を可能にすることで Extended Status SSI の機能を補完し、非許可プログラムを使用して追加の自動化を実行できるようにすることが目的です。

z/OS V2.1 では、JES3 で ENF 70 イベントをサポートして、ジョブ、開始済みタスク、および TSO/E ユーザーを、その処理中に状態が変更されたことを示すことで追跡できるようになります。例えば、ジョブが処理中、処理完了、またはパージされている可能性があります。このサポートは、サブシステム・インターフェース (SSI 80) の呼び出しを繰り返し使用しなくても、プログラムがジョブ状況をモニターできるようにすることを目的としています。

z/OS V2.1 では、TSO/E で、EXECIO、LISTDSI、および STORAGE に対する多数の REXX の機能拡張を提供し、オペレーティング・システムのレベルを示す新しい変数を提供します。これらの機能拡張が目的としているのは、拡張アドレッシング・ボリューム (EAV) の拡張アドレッシング・スペース (EAS) に存在するデータ・セットや、マルチボリューム、PDSE、および連結の各データ・セットに関する情報の容易な取得、未定義のスパン・レコード形式のデータ・セットに対する入出力のサポート、EXECIO の使い勝手の向上、および LISTDSI から RACF などの外部のセキュリティー・マネージャーへの不要な呼び出しの削減です。

z/OS V2.1 では、新しい許可 HISSERV サービスにより、 IBM System z10 サーバーと zEnterprise サーバーで使用できる CPU Measurement Facility から収集された Hardware Instrumentation Services (HIS) のデータが、同一システム上の複数の利用者に提供されます。また、新しいソフトウェア・ベースのカウンター・データも提供される予定です。この新しいサービスは、カウンター・データをサンプリングするプログラムの作成を容易にすることが目的です。

簡素化とユーザビリティー

z/OSMF V2.1 を備えた z/OS V2.1 では、次のような多数の機能拡張が提供されます。


注: z/OS クラシック・インターフェースのもとで表示される z/OSMF V1.13 レベルの ISPF タスクは、 z/OS V2.1 ではサポートされません。ただし、この機能は、 z/OS V2.1 上で稼働する z/OSMF V2.1 では利用可能です。

z/OS V2.1 Allocation および TSO/E は、ユーザー認証の失敗以外のいくつかの理由でログオンの試行が失敗したときに追加情報を提供するよう設計されています。この情報は、ログオン失敗の理由の特定と解決を容易にすることが目的です。

z/OS V1.12 では、JES2 環境で同じ TSO/E ユーザー ID を使用してシスプレックス内の複数のシステムにログインできるように、JESXCF コンポーネントが変更されました。 z/OS V2.1 では、このサポートを JES3 環境にも拡張するようにシステムが設計されています。

z/OS V2.1 では、TSO/VTAM で TPUT EDIT マクロ命令に対する英字拡張文字の変換をサポートします。

カタログ parmlib メンバー (IGGCATxx) が z/OS V1.13 で導入されました。 z/OS V2.1 では、DFSMSdfp が拡張され、その他の Modify Catalog コマンド・パラメーターに対するパラメーターの追加や、IPL 処理中の初期では不要な中核データ・セットの SYSCATxx メンバー、または SYS1.IPLPARM データ・セットや SYS1.PARMLIB データ・セットの LOADxx メンバーで現在行われている複数の追加の指定に対するパラメーターの追加が行われます。これらの機能拡張は、カタログ処理のオプションの指定を容易にすることが目的です。

z/OS V2.1 では、同じハードウェア管理コンソールで制御される IBM System z9 、 System z10 、および zEnterprise の各サーバー上で z/OS V1.12 および z/VM® V5.4 (5741-A05) 以降のリリースが稼働するすべての LPAR にわたって、単一システムからの動的な I/O 構成の変更が HCD でサポートされます。現在のサポートに対するこの拡張により、同じ パラレル・シスプレックス 内にある、1 つのサーバー上のすべての LPAR に対する動的な I/O 構成の変更が可能になります。これは、これらの変更を行うために対話する必要があるシステムの数を減らすことにより、システム・プログラマーの生産性を向上させることが目的です。

z/OS V2.1 SDSF は、複数のユーザビリティーの改善を取り込むように設計されています。これには、SDSF Filter コマンドでのシステム・シンボルの利用へのサポート、印刷サポートの改善、セキュリティー・アクセスのトレース、JES 複合システムのスコープにシスプレックス表示を制限する機能があります。また、SDSF は、1 つの表示で最大 10 列のソートもサポートします。

z/OS V2.1 では、Infoprint Server において、AOP 環境変数の多数のカスタマイズ設定を、プリンター・インベントリーに格納される設定 (Infoprint Server のプリンター・インベントリー・マネージャーで管理可能) へ移動することができます。これは、これらの設定の検証と変更を容易にし、変更を有効にするために Infoprint Server を再始動する必要をなくすことが目的です。Infoprint Server で aopd.conf ファイルのほとんどの属性を、プリンター・インベントリーに格納されている情報で置き換えます。これは、Infoprint Server の ISPF アプリケーションを利用して、システム管理者やプリンター管理者のほとんどのタスクを実行できるようにすることが目的です。 z/OS V2.1 では、Infoprint Server で、ジョブ・アカウンティング情報を SMF タイプ 6 レコードに追加します。これは、これらのレコードを処理するジョブ・アカウンティング・プログラムとチャージバック・プログラムの作成を容易にすることが目的です。

z/OS V2.1 では、SMP/E で、一度に複数の ISPF 論理画面を利用して SMP/E ダイアログが利用可能になります。これは、CSI データ・セットとゾーンを同時に読み取るために、および更新するのに CSI データ・セットごとに 1 つの論理画面を使用するために、任意の数の論理画面をサポートします。これは、SMP/E ISPF のダイアログのユーザビリティーの向上を目的としています。

z/OS V2.1 では、 z/OS V1.13 に導入された DFSMS の機能が拡張されました。これは、多数の DFSMS の異常終了に対する説明のテキストをジョブ出力に含めることを指定できるというものです。これにより、これらのエラーの理由をより迅速に判別することが容易になります。この機能は、 z/OS V1.13 (APAR OA37505 と OA37957 の PTF 適用) でも提供されます。また、DISP=MOD を使用した非 SMS 管理データ・セットのオープン処理が、SMS 管理データ・セットの処理と一貫性の取れたものになります。

z/OS V2.1 ISPF の機能拡張は次のとおりです。

z/OS V2.1 では、ヘルス・チェッカーのアドレス空間が IPL 時に開始されます。また、新しいシステム・パラメーター HZS のサポートにより、IEASYSxx parmlib メンバーでヘルス・チェッカー・パラメーターに HZSPRMxx メンバーを使用するよう指定できます。これにより、ヘルス・チェックによって提供される情報が利用可能になり、ヘルス・チェッカーのセットアップが簡素化されます。また、次のような複数の新しいヘルス・チェックが利用可能です。

z/OS V2.1 では、DISPLAY MATRIX=CONFIG および CONFIG CPU コマンドに対する新しいサポートを使用すると、構成内のアクティブなプロセッサー (CP、zAAP、および zIIP) が予期したタイプと数であるか検証できるようになります。これは、CPU 関連の構成エラーの検出を容易にすることが目的です。

z/OS V2.1 の z/OS DFSMS と割り振り処理は拡張され、世代別データ・セット (GDS) 名が世代番号なしで指定された場合に、最も古いものから最も新しいものの順序で世代別データ・グループ (GDG) のすべてのメンバーを返すよう指定できるようになります。DD ステートメントの新しい GDGORDER キーワードは、GDG のすべてのメンバーを、レコードのソートなしで日時順に処理できるようにすることを目的としています。

z/OS V2.1 では、 Tivoli System Automation (5698-SA3) の I/O 操作が利用できない場合に、新しい IOS システム・サービスを使用して IODF の妥当性検査を実行するよう HCD が設計されています。これは、最小レベルの妥当性検査レポートを提供することが目的です。

z/OS V2.1 では、機能が追加された新しいトラッキング・ファシリティーによってトラッキング・ファシリティー ( コンソール ID トラッキング・ファシリティー 、および EAV マイグレーション支援トラッカー とも呼ばれていた) が置き換えられます。例えば、多くのマイグレーション・アクションでは、特定のシステム機能が使用中であるか判別する必要があります。この新しいファシリティーは、利用者が単純な方法を利用して、自分のコード内からトラッカーを呼び出せるようにすることが目的であり、各システムで特定の機能が使用中であるかどうか容易に判別できるようになります。また、トラッキングされている機能が使用中かどうかをヘルス・チェックなどの他のプログラムから判別できるようにする、プログラミング・インターフェースがあります。この新しいトラッカーは、新しいプログラミング・インターフェースを使用した場合、コンソール・トラッカー (CNZTRKR) より多くの情報を返すよう設計されます。CNZTRKR インターフェースを使用した既存のコールは、この新しいファシリティーに自動的に経路指定され、トラッキング情報を提供するオペレーター・コマンドが提供されています。

z/OS V2.1 Library Server は、拡張ブックシェルフで定義される文書に加えて、集合の一部である PDF 文書にクロス PDF 検索機能を拡張するように設計されています。これは、検索可能な文書の集合の定義をより簡単にします。さらに、Infocenter の索引作成機能が再設計されて、索引の作成と使用の両方のパフォーマンスを改善し、事前に索引が作成された Infocenter をサポートします。

zEnterprise EC12 (zEC12) および BC12 (zBC12) システムに対する z/OS サポート

z/OS V2.1 では、 IBM zEC12 および zBC12 フィーチャーと機能を多数活用しています。例えば、Flash Express、ハードウェアのトランザクション・メモリー、向上したチャネルのロード・バランシング、新しい I/O 処理の遅延の計測、カップリング・ファシリティーのライト・アラウンドのサポート、および単一の LPAR における 100 ウェイのシンメトリック・マルチプロセッシング (SMP) のサポートなどです。適切な修正カテゴリーを使用して現行の HOLDDATA および SMP/E REPORT MISSINGFIX コマンドを使用すると、現行の z/OS システムで必要な PTF を特定できるようになります。このサポートのいくつかは、 z/OS V1.12 以降のリリース (PTF 適用)、および Lifecycle Extension for z/OS V1.10 (5656-A01) または Lifecycle Extension for z/OS V1.11(5657-A01) を使用した z/OS V1.10 と z/OS V1.11 (PTF 適用) でも提供されます。

z/OS での Flash Express の利用は、マーケットの開始などの経過的なワークロード・イベントや、診断データの収集で、Flash Express を使用した場合のシステム可用性と応答の向上に役立つことを目的としています。さらに z/OS は、 IMS などのミドルウェアをサポートし、ページング可能なラージ・ページ (1 MB) を利用することによって プロセッサーのパフォーマンスが向上します。以下に対応しています。

Flash Express の利用は、 z/OS V1R13 RSM Enablement Offering Web 配布物によっても可能です。

z/OS V2.1 では、ミドルウェアで 2 GB のページを利用可能にすることで、プロセッサーのパフォーマンスを向上できるようにする予定です。 IBM 31-bit SDK for z/OS 、 Java Technology Edition、V7.0.0 (5655-W43) および IBM 64-bit SDK for z/OS 、 Java Technology Edition、V7.0.0 (5655-W44) に対応します。このサポートと共に、 z/OS でページング可能なリンク・パック域 (PLPA) と共通ページ・データ・セットをオプションにし、クイック・スタートとウォーム・スタートの IPL でのみ使用します。このサポートは、 z/OS V1R13 RSM Enablement Offering Web Deliverable および APAR OA40967 の PTF を適用した z/OS V1.13 にも使用できます。

zEDC Express アダプターを実装した zEC12 および zBC12 システムで実行される、 z/OS の新しい有償オプション・フィーチャーである zEnterprise Data Compression (zEDC) for z/OS V2.1 は、新しいデータ圧縮機能をサポートします。この機能は、大幅な CPU のオーバーヘッドなく、遅延が少ない高性能の圧縮を提供します。当初、 z/OS は、ログ・ストリームに書き込まれる SMF データが圧縮されることを指定できるように設計されています。これにより、SMF データのストレージ要件を減らし、SMF データの書き込み用の SMF およびシステム・ロガーの CPU 消費量を減らします。zEDC のさらなるサポートも計画されています。出荷開始予定日については、 開発意向表明 セクションを参照してください。SMF ダンプ・プログラム IFASMFDL で対応するサポートは、ハードウェア・ベースとソフトウェア・ベースの両方の圧縮解除をサポートし、ソフトウェア・ベースの圧縮解除サポートは、 z/OS V1.12 および z/OS V1.13 (5694-A01) (APAR OA41156 の PTF 適用) で利用可能です。この新しい機能は、ハードウェア圧縮が有効であるときに SMF データの書き込み速度上昇を可能にします。ハードウェア圧縮に対する RMF サポートには、SMF タイプ 74 サブタイプ 9 レコード、およびシステム上の圧縮アクティビティーに関する情報を提供するための新しい Monitor I PCIE Activity レポートがあります。

z/OS V2.1 は、業界標準の zlib ライブラリーを備えています。これは、データの圧縮と圧縮解除のための標準準拠のクロスプラットフォーム・アクセスを提供します。このバージョンのライブラリーは、zEDC Express への圧縮要求と圧縮解除要求の送信をサポートします。 z/OS が提供する zlib ライブラリーは、zlib を現在使用している IBM 、ISV、またはお客様のアプリケーションに静的にリンクできる UNIX アーカイブ・ファイルとして提供されます。このため、zEDC Express を使用した圧縮の追加利用が可能になり、潜在的な圧縮の機会を広げます。

zEC12 および zBC12 システム上の z/OS V2.1 (CFLEVEL 19) では、XCF および XES は、パフォーマンスを改善した複数の本番環境で共有エンジン・カップリング・ファシリティーの使用を可能にします。これは、十分なパフォーマンスを実現するのに専用のカップリング・ファシリティー (CF) エンジンを必要とする環境の数を減らすことによって、 パラレル・シスプレックス を複数の環境にコストを削減して実装できるようにするためのものです。さらに、最小の MCL を使用する zEC12 および zBC12 システムで提供される新しい一連の割り込みが、 z/OS で使用されます。これは、非同期カップリング・ファシリティー操作を処理し、特定の CF イベントを認識するときに、XCF および XES の処理オーバーヘッドを減らし、パフォーマンスを改善するのに役立ちます。このサポートは、 z/OS V1.12 および V1.13 (APAR OA38734 と OA38781 の PTF 適用) でも提供されます。

zEC12 または zBC12 システム (CFLEVEL 19) で実行される z/OS V2.1 は、エンタープライズ・メッセージング・ワークロード・スパイクの回復力を強化するために、 IBM WebSphere MQ for z/OS バージョン 7 (5655-R36) などの特定のカップリング・ファシリティー・リストストラクチャーに対する Flash Express をサポートする計画です。詳しくは、 開発意向表明 セクションを参照してください。

z/OS V2.1 および zEC12 と zBC12 システム (10 GbE RoCE Express フィーチャーを備えた) は、新しい通信プロトコルである Shared Memory Communications-RDMA (SMC-R) をサポートします。この新しいプロトコルは、ソケット・アプリケーションからは意識されない方法で、RoCE (RDMA over Converged Ethernet) を介して TCP エンドポイントに RDMA 通信を提供することによって、遅延が少ない高帯域幅のサーバー間接続を提供します。これは、Open Systems Adapter (OSA) を使用した標準の TCP/IP 通信と比較して、パフォーマンスの重要な恩恵をもたらします。 RMF は、新しい SMF 74 サブタイプ 9 レコードでチューニングとキャパシティー・プランニング用の測定データを収集し、それらを新しい RMF Postprocessor PCIE Activity レポートに表示します。

z/OS V2.1 では、本番環境で zEC12 および zBC12 サーバーのハードウェア・トランザクション・メモリーに対する完全なサポートが提供されます。 IBM 31-bit and 64-bit SDK for z/OS Java Technology Edition、バージョン 7 (5655-W43 および 5655-W44) に対して、初期の本番レベルのサポートが提供され、zEC12 および zBC12 サーバー上の z/OS V1.13 (PTF 適用) で導入されました。また、XL C/C++ および High Level Assembler (HLASM) サポートも、コードの開発とテストのために z/OS V1.13 (PTF 適用) で導入されました。 z/OS V2.1 は、本番環境で Java 、XL C/C++、 IBM Enterprise COBOL for z/OS 、V5.1 (5655-W32)、HLASM、およびその他の利用者のためにハードウェア・トランザクション・メモリーの使用をサポートします。

IBM zEnterprise EC12 および BC12 (zEC12 および zBC12) サーバーには、向上したチャネル・ロード・バランシング・アルゴリズムが実装されています。このアルゴリズムは、異常事態が発生した場合でも、チャネル・サブシステム間でより一貫性のある入出力速度を実現して入出力の応答時間の短縮を図れるように設計されています。この新機能のサポートで、 z/OS V2.1 は、初期コントロール・ユニット・コマンドの応答時間ではなく、入出力速度ベースのメトリックに基づく、更新されたヘルス・チェックを提供する予定です。

RMF の新機能により、Monitor I ポストプロセッサーのカップリング・ファシリティー・アクティビティーのレポート、および Monitor III CFSYS のレポートを使用して、カップリング・ファシリティーと CF リンクに関する追加情報を提供できるようになりました。この設計によって両者が拡張され、Coupling over InfiniBand (CIB) リンク・タイプごとにチャネル・パスの詳細が示されます。これには以下が含まれます。

zEC12 および zBC12 (zEC12 および zBC12) サーバーで利用可能な新しい割り込み遅延時間の計測方法は、 z/OS V2.1 RMF でサポートされます。これは、割り込みの遅延時間を報告するよう設計され、I/O 処理の遅延が発生しているかどうかの判別に役立ちます。この新しい測定機能は、1 次状況がチャネル・サブシステムに提示された時から、割り込みの処理を開始するためにオペレーティング・システムが 1 次状況をクリアするまでの時間を計測するよう設計されています。また、 RMF では、この情報を SMF タイプ 74 サブタイプ 1 と SMF 79 サブタイプ 9 のレコードの新しいフィールドに書き込む予定です。このサポートは、 z/OS V1.12 または z/OS V1.13 および APAR OA39993 の PTF でも提供されます。

z/OS V2.1 は、zEC12 または zBC12 サーバー (CFLEVEL 18) で稼働する IBM DB2 11 for z/OS (5615-DB2) が、パラレル・シスプレックスのカップリング・ファシリティーにキャッシュすることなく、バッチ処理された更新をディスクに直接書き込むことを可能にする新機能を利用できるようにする計画をサポートします。これは、オンラインのトランザクションで使用されるキャッシュのデータをより新しいものに保つことを目的としており、バッチ更新期間中のパフォーマンスの向上に役立つことが期待されます。また、これは大量のバッチ更新が同時に行われているときに発生することがある、アプリケーションの停止の回避にも役立つ可能性があります。この機能の z/OS サポートは、CFLEVEL 17 と MCL を使用する IBM zEnterprise 196 (z196) サーバーでも使用可能であり、z/OS V1.12 または z/OS V1.13 (APAR OA40966 の PTF 適用) にも利用可能です。

z/OS V2.1 の XCF では、特定のカップリング・ファシリティー・キャッシュ要求の追加の妥当性検査の実行、妥当性検査が失敗した場合の診断情報の収集、およびキャッシュの破損を回避または制限するために影響を受けたコネクターの終了を行います。この新しい機能は、 IBM zEC12 および zBC12 サーバー上の z/OS V1.12 以降の APAR OA40966 の PTF でも提供されます。

z/OS V2.1 では、 IBM zEC12 および zBC12 サーバー上の単一の LPAR における 100 ウェイのシンメトリック・マルチプロセッシング (SMP) がサポートされます。 IBM zEnterprise EC12 および BC12 (zEC12 および zBC12) サーバー上で稼働する z/OS V1.12 および z/OS V1.13 (5694-A01) (PTF 適用) は、単一の LPAR に構成された最大 100 個のプロセッサーもサポートします。 z/OS は、汎用プロセッサー (CP)、zIIP、および zAAP の組み合わせをサポートします。 z/OS の設計は、LPAR 当たり 4 TB の実メモリーというアーキテクチャーの制限をサポートします。 z196、zEC12、および zBC12 サーバーでは、 z/OS は LPAR 当たり最大 1 TB の実メモリーをサポートします。

Cryptographic Support for z/OS V1R13 -- z/OS V2R1 という Web Deliverable で利用可能な以下の新しい ICSF 機能は、次のように銀行や金融機関のお客様が標準規格に準拠し、より高度な暗号セキュリティーを実装できるようにすることが目的です。

Cryptographic Support for z/OS V1R13 - z/OS V2R1 の追加の ICSF 機能拡張は、官公庁のお客様に新機能を提供するように設計されました。例えば、他のプラットフォームとの相互運用性を高めるための業界標準 System z 用 API により、アプリケーションの移植性が向上し、システムのセットアップが簡素化されます。

これらの機能拡張は、CryptoExpress4S コプロセッサーの一定以上のマイクロコード・レベルで使用可能な拡張 EP11 ファームウェアを必要とします。

z/OS V2.1 ベースに組み込まれている以下の新しい ICSF 機能は、次のように銀行や金融機関のお客様が標準規格に準拠し、より高度な暗号セキュリティーを実装できるようにすることが目的です。

同様に、ICSF には官公庁のお客様に新機能を提供するために設計された拡張が施されています。例えば、他のプラットフォームとの相互運用性を高めるための業界標準 System z 用 API により、アプリケーションの移植性が向上し、システムのセットアップが簡素化されます。

z/OS V2.1 では、 z/OS V1.13 (PTF 適用) で導入されたサポートが組み込まれ、zEC12 および zBC12 サーバーで利用できる新しい命令とファシリティーに対する XL C/C++ コンパイラーのサポートが追加されます。新しい ARCH(10) コンパイラーと TUNE(10) コンパイラーのオプションを使用して、これらのサーバーで実行される予定のコードを最適化できます。

IBM は、zIIP プロセッサー上での zAAP ワークロードの実行を引き続きサポートします (「zAAP on zIIP」)。 z/OS V2.1 では、zAAP がサーバーに取り付けられている場合に、zAAP に適格なワークロードの zIIP プロセッサー上での実行を妨げる制限を取り除く予定です。これは、zIIP プロセッサー上での zAAP ワークロードのマイグレーションとテストを容易にすることだけを目的としています。このサポートは、 z/OS V1.12 および z/OS V1.13 に対する APAR OA38829 の PTF でも提供されます。

IBM は、 並列シスプレックス での GRS Star の利用をお勧めします。GRS Ring について、 IBM は GRS 管理の CTC ではなく、XCF 通信の使用をお勧めします。ただし、 IBM zEC12 および zBC12 以降のサーバーでは、 FICON チャネルのみがサポートされます。 z/OS V2.1 では、GRS Star または XCF 通信への移行が困難なユーザーのために、 z/OS グローバル・リソース・シリアライゼーション (GRS) で GRS Ring のための FICON チャネル間 (CTC) 接続がサポートされます。また、 z/OS V1.12 と V1.13 (APAR OA38230 の PTF 適用)、および Lifecycle Extension for z/OS V1.10 (5656-A01) または Lifecycle Extension for z/OS V1.11 (5657-A01) を使用した z/OS V1.10 と z/OS V1.11 (OA38230 の PTF 適用) でも、GRS Ring に対する FICON のチャネル間アダプターがサポートされます。 IBM zEnterprise EC12 または BC12 (zEC12 または zBC12) をインストールする前に既存の ESCON® CTC リンクを FICON にマイグレーションできるため、マイグレーションの簡略化に役立ちます。

アクセシビリティー情報

アクセシビリティーの準拠に関する詳細が記述されている米国リハビリテーション法第 508 条の Voluntary Product Accessibility Template (VPAT) は、以下の Web サイトから請求できます。

http://www.ibm.com/able/product_accessibility/index.html


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製品の位置付け
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標準

z/OS バージョン 2 は、引き続き複数の重要な標準を満たします。複数の業界標準 (RFC や PCI-DSS など) について z/OS バージョン 1 で以前に発表されたサポートの維持に加えて、 z/OS V2.1 における複数の追加標準に対する下記のようなサポートを追加しています。



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開発意向表明
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zEDC Express アダプターを搭載した zEC12 および zBC12 サーバーで実行される、 z/OS V2.1 用の zEnterprise Data Compression (zEDC) は、低遅延圧縮用に設計された新しいデータ圧縮機能をサポートします。当初、 z/OS は、ログ・ストリームに書き込まれる SMF データが圧縮されることを指定できるように設計されています。さらに、 IBM は、BSAM および QSAM アクセス方式に対するサポートも提供する意向です。この機能は、2014 年の第 1 四半期末までに提供される予定であり、ディスク・スペースの節約、大幅な CPU オーバーヘッドを被ることなく有効なチャネルおよびネットワーク帯域幅の改善、ならびにクロスプラットフォーム・データ交換の効率向上に貢献するためのものです。

また、 IBM は、2014 年第 3 四半期末までに DFSMSdss が zEDC を利用するためのサポートも提供する予定です。この機能は、データのダンプとリストアに、また DFSMShsm が DFSMSdss を使用してデータを移動する場合にも使用できるように設計されます。これは、すでに使用可能なプロセッサーやソフトウェア・ベースの圧縮方式よりも低い CPU オーバーヘッドで効率的な圧縮を行うためのものです。

IBM は、zEDC Express フィーチャーを活用するため、および 10GbE RoCE Express フィーチャーで使用される Shared Memory Communications-Remote Direct Memory Access (SMC-R) を活用するために、 IBM 31-bit and 64-bit SDK for z/OS Java Technology Edition、バージョン 7 (5655-W43 および 5655-W44) ( IBM SDK 7 for z/OS Java ) の今後の更新を計画しています。さらに、WLM SYSEVENT QRYCONT マクロを使用する新しい Java API を提供するために、 Java とコア z/OS ワークロード管理機能との統合の強化も計画されています。これらのプログラミング・インターフェースは、 WebSphere Compute Grid などの Java ベースの処理環境で、適応型で同時のオンラインとバッチのワークロードをサポートするように設計されています。

IBM は、zEDC をサポートする Java リリースが使用可能になるときに、zEDC Express アダプターを搭載した zEC12 および zBC12 サーバーで実行される、 z/OS V2.1 用の zEnterprise Data Compression (zEDC) を、 IBM Encryption Facility for z/OS (5655-P97) が利用することを計画しています。これにより、現在 Encryption Facility OpenPGP サポートで存在するソフトウェア圧縮サポートが補完されます。

IBM は、2014 年の前半に、特定のカップリング・ファシリティー・リスト・ストラクチャーに対して zEC12 および zBC12 サーバー (CFLEVEL 19) で Flash Express フィーチャーを活用する意向です。この新しい機能は、データの利用者が何らかの理由でその作成者と歩調を合わせない場合、必要に応じてリスト・ストラクチャー・データを Flash Express メモリーにマイグレーションし、データを処理する際に実メモリーに戻すことができるように設計されています。 WebSphere MQ for z/OS Version 7 (5655-R36) を使用する場合、この新しい機能は、エンタープライズ・メッセージング・ワークロード・スパイクに対して有効なバッファリングを行うこと、さらに、共有キュー構造での大量データの保管をサポートすることが期待されており、数時間分のデータを処理の中断なしに保管できるようにする可能性があります。また、 z/OS V2.1 RMF は、Flash Express がカップリング・ファシリティーと連携して使用される場合、その計測データとレポート機能を提供することも計画されています。

IBM は、2014 年の第 3 四半期に、 z/OS 予防保守の発注において複数の変更を計画しています。

z/OS 予防保守の発注は、インストール済みの製品に基づいて行われることになります。これは、発注の内容が保守対象のシステムをより良く反映するようにするためです。

ライセンス製品に基づいて z/OS 保守を現在発注している場合は、この時点で他に使用可能な保守オプションを使用し始めることをお勧めします。 IBM では、 z/OS 保守を獲得する最も簡単な方法である SMP/E RECEIVE ORDER コマンドの使用をお勧めします。これを使用すると、 z/OS ホストをインターネットに接続できるお客様は、ローカル・バッチ・スケジュール・ツールを使用して保守の獲得を完全に自動化することができます。スケジュールされたジョブを使用して SMP/E RECEIVE ORDER を実行すると、現在の Shopz z/OS 保守サブスクリプション機能を置き換えることができます。また、ServiceLink z/OS ESO オプションも、 z/OS 保守の発注に使用できる代替方式です。これを使用するのは、インストールされているソフトウェアを識別するために、ソフトウェア・インベントリー (ビットマップまたは CSI) を IBM にアップロードできない場合です。修正サービスの発注は変更されません。

Shopz サービス・オプションについて詳しくは、次の Web サイトをご覧ください。

http://www.ibm.com/software/shopzseries

ServiceLink サービス・オプションについて詳しくは、次の Web サイトをご覧ください。

http://www.ibm.com/ibmlink

SMP/E RECEIVE ORDER コマンドについて詳しくは、「 z/OS SMP/E Users Guide 」を参照してください。

z/OS V2.1 は、Standards Based Linux Instrumentation for Manageability (SBLIM) CIM Client for Java のバージョン 1 を組み込んだ最後のリリースになる予定です。SourceForge オープン・ソース・プロジェクトのバージョン 1 のサポートは、2010 年に終了しています。SBLIM クライアントのバージョン 2 は、JSR48 に準拠した実装となるよう設計され、 z/OS V1.10 以降に組み込まれており、 z/OS V2.1 に組み込まれる予定です。 IBM は、SBLIM バージョン 1 のユーザーにバージョン 2 への移行をお勧めします。

z/OS V1.13 は、Integrated Call Level Interface (ICLI) をサポートする最後のリリースになる予定です。

Web 配布物の Cryptographic Support for z/OS V1R12-R13 は、 IBM eServer™ zSeries® z800 および z900 サーバーをサポートする ICSF の最後のレベルになる予定です。今後のレベルの ICSF では、 IBM eServer zSeries z890、z990、またはそれ以降のサーバーが必要となる予定です。
注: z/OS V1R12-R13 Web 配布物の暗号のサポートには、 z/OS V2.1 に組み込まれる予定のレベルの ICSF が含まれます。ただし、 z/OS V2.1 自体には、 IBM System z9 EC、 IBM System z9 BC、またはそれ以降のサーバーが必要となる予定です。

z/OS V2.1 は、 IBM HTTP Server Powered by Domino® (IHS powered by Domino ) を含む最後のリリースになる予定です。 IBM は、 z/OS Ported Tools で提供される IBM HTTP Server Powered by Apache を後継製品として使用することをお勧めします。IHS powered by Apache は IPv6、64 ビット実行をサポートし、IHS Powered by Domino が提供するのと類似したセキュリティー認証機能と許可機能が組み込まれています。また、 IBM HTTP Server powered by Apache のリフレッシュが 2013 年後半に予定されています。 IBM は、お客様の IBM HTTP Server Powered by Apache への移行を支援する資料を提供する予定です。

z/OS V2.1 は、 z/OS BookManager® Build オプション・フィーチャーをサポートする最後のリリースになる予定です。

z/OS V2.1 は、PSF 管理のプリンターとの通信に Infoprint Server の SNMP サブエージェント機能をサポートする最後のリリースになる予定です。 IBM では、これらのプリンターを管理するために、Infoprint Server の z/OS Infoprint Central コンポーネントで既に提供されている機能を代替使用するようにお勧めします。

IBM は、 z/OS V2.1 を TCP/IP プロファイルで GATEWAY 構成ステートメントをサポートする最後のリリースにする意向です。静的ルートの定義に GATEWAY ステートメントを使用している場合は、代わりに BEGINROUTES/ENDROUTES 構成ブロックを使用してください。

具体的な製品化の最終決定は、あくまでも IBM の技術上及び経営上の判断に基づいて行われます。今後の製品に関する情報は、IBM の製品の一般的な方向性を示すことを目的としたものであり、発注の意思決定のための判断基準の利用を意図したものではありません。今後の製品に関する情報は、いかなる資料、 コード、または機能性の提供というコミットメント、約束、または法律上の義務について 言及するものでもありません。今後の製品に関する情報は、いかなる契約にも含めることはできません。IBM 製品について記載される今後のいかなるフィーチャーまたは機能の開発、発表、および時期は、IBM の判断で決定されます。



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ハードウェアおよびソフトウェア・サポート・サービス
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SmoothStart/インストール・サービス

IBM SmoothStart サービスおよびインストール・サービスは提供されません。



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各国語の出荷予定
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z/OS 各国語サポート・フィーチャーは、実行可能コードが使用可能になると一般出荷可能になります。



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プログラム番号
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Program                Program
number         VRM     name
 
5650-ZOS       2.1     z/OS


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インストール
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2012 年 10 月、ServerPac では、 z/OS または DB2 自体を発注しなくても、特定の z/OS および DB2 製品を発注することをサポートし始めました。 z/OS V2.1 の提供開始と同時に、Product ServerPac は、 IMS 、NCP、または CICS® などのベース製品なしに、すべての ServerPac サブシステムから特定の製品の発注をサポートする予定です。Shopz カタログ内の三角形のアイコンが、どの製品が Product ServerPac の対象であるかの識別に役立ちます。さらに、Product ServerPac は、既存の GLOBAL ゾーンをインストールに使用できるようにも設計されています。

z/OS V2.1 の発注から、ServerPac は、前の発注の RACF プロファイルを定義するために保存されているジョブと、現在の発注用に生成されたジョブとの比較をサポートします。この機能は、新しい発注で、新しい製品または製品レベルに必要な新しいセキュリティー定義を識別するのに役立てることを目的としています。さらに、Security Server の RACF フィーチャーを z/OS に含む ServerPac の発注は、既存のセキュリティー環境がないときに初期 IPL に使用できる RACF データベースを提供します。

z/OS V2.1 の提供開始と同時に、Customized Offerings Driver (5751-COD) は z/OS V1.13 システムのサブセットに更新される予定です。

保護された z/OS のソフトウェア配信

以前、 IBM は、2013 年 10 月 1 日に、 z/OS ソフトウェアとサービスの配信に使用される標準 FTP 接続のサポートを廃止すると発表しました。お客様からのフィードバックに基づき、暗号化保護された FTP 接続に移行する時間をもっと確保するために、 IBM はこのオプションが廃止されるまでの日付を延長する予定です。 z/OS ソフトウェアとサービスの配信ダウンロード用の標準 FTP 接続の必要な終了に企業が備えるための手段を講じる必要があります。保護された接続では、FTPS (Secure Sockets Layer を使用した FTP) などの実装、または暗号化を使用した Download Director の使用が必要になります。この移行を支援するために、2012 年 10 月、FTPS を使用してホストに直接発注をダウンロードするオプションが、Shopz のダウンロード・ページに提供されました。FTPS を使用する予定の場合、 IBM は、Connectivity Test Web サイトにアクセスしてシステムが正しくセットアップされていることを確認し、FTPS を使用して発注のダウンロードを開始するようお勧めします。Download Director の暗号化に変更の必要はありません。ただし、Download Director についても Connectivity Test で確認できます。Connectivity Test については、次の Web サイトにアクセスしてください。

https://www14.software.ibm.com/webapp/iwm/web/preLogin.do?&source=cbct
予防保守の発注の変更

IBM は、2014 年の第 3 四半期に、 z/OS 予防保守の発注に複数の変更を計画しています。

IBM では、 z/OS 保守サービスを入手する最も簡単な方法である SMP/E RECEIVE ORDER コマンドの使用をお勧めします。これを使用すると、 z/OS ホストをインターネットに接続できるお客様は、ローカル・バッチ・スケジュール・ツールを使用して保守サービスの入手を完全に自動化することができます。スケジュールされたジョブを使用して SMP/E RECEIVE ORDER を実行すると、現在の Shopz z/OS 保守サブスクリプション機能を置き換えることができます。また、ServiceLink z/OS ESO オプションも、 z/OS 保守の発注に使用できる代替方式です。これを使用するのは、インストールされているソフトウェアを識別するために、ソフトウェア・インベントリー (ビットマップまたは CSI) を IBM にアップロードできない場合です。修正サービスの発注は変更されません。

Shopz サービス・オプションについて詳しくは、次の Web サイトをご覧ください。

http://www.ibm.com/software/shopzseries

ServiceLink サービス・オプションについて詳しくは、次の Web サイトをご覧ください。

http://www.ibm.com/ibmlink

SMP/E RECEIVE ORDER コマンドについて詳しくは、「 z/OS SMP/E Users Guide 」を参照してください。



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関連製品
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IBM z/OS Management Facility (z/OSMF)(5610-A01) は、 z/OS (5650-ZOS) と一緒に入手できます。z/OSMF は z/OS の新製品です。既存機能を単にうわべだけ変えたものではなく、 z/OS 管理の合理化と簡素化を実現するように設計されています。

自動化されたタスクは、学習時間の短縮や生産性の向上に役立ちます。例えば、新規ユーザーが z/OSMF システム管理作業に熟練するには数週間の研修だけで済む場合があります。さらに、組み込まれたアクティブ・ユーザー支援 (ウィザードなど) は、ユーザーに作業を案内し、操作を単純にします (例えば、数時間かかる作業を数分に減らしたり、数分かかる作業を数秒に減らします)。

最新リリースの z/OSMF V2.1 は、以下を可能にする複数の機能拡張を提供します。

z/OS Management Facility の詳細については、ソフトウェア発表レター JP13-0379 2013 年 7 月 23 日付 を参照してください。

z/OS Management Facility は、 z/OS 環境における管理、モニタリング、保護、およびプログラミングを支援する数々の関連製品のうちの 1 つです。

z/OS 用の無料関連製品には次のものがあります。

z/OS 用のオプションの有償関連製品には次のものがあります。



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重要な Web サイト
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参照情報
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ソフトウェア発表レター AP07-0339 2007 年 12 月 11 日付 ( IBM Enterprise COBOL for z/OS V4.1)

ソフトウェア発表レター AP09-0234 2009 年 8 月 25 日付 ( IBM Enterprise COBOL for z/OS V4.2)

ソフトウェア発表レター AP11-0329 2011 年 9 月 27 日付 ( IBM Enterprise PL/I for z/OS V4.2 delivers performance improvements and usability enhancements)

ソフトウェア発表レター AP10-0183 2010 年 7 月 6 日付 ( IBM Ported Tools for z/OS Version 1.2)

ソフトウェア発表レター AP07-0041 2007 年 3 月 6 日付 ( IBM DB2 V9.1 for z/OS )

ソフトウェア発表レター AP10-0355 2010 年 10 月 19 日付 ( IBM DB2 10 for z/OS )

ハードウェア発表レター JG13-0202 2013 年 7 月 23 日付 ( IBM zEnterprise EC12)

ハードウェア発表レター JG13-0205 2013 年 7 月 23 日付 ( IBM zEnterprise BC12)

特記事項

Specialty Engine (「SE」) および SE に適格なワークロードに関して本書に記載されている情報はすべて、Specialty Engine (例えば、zIIP、zAAP、および IFL) での実行に適格なワークロードのタイプおよび部分の一般的な説明のみを提供します。 IBM は、以下の Web サイトで提供されている IBM の機械の Authorized Use Table (AUT) で指定されたとおりに、 お客様が、 IBM によって明示的に許可された特定プログラムの適格ワークロードの処理を実行するためにのみ IBM SE を使用することを許可します。

http://www.ibm.com/systems/support/machine_warranties/machine_code/aut.html

その他のワークロード処理は、SE での実行を許可されません。

IBM は、汎用プロセッサー/中央処理装置よりも低い価格で SE を提供します。これは、お客様が、AUT で IBM が指定した特定のタイプおよび/または量のワークロードを処理するためにのみ SE を使用する権限があるからです。



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教育サポート
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IBM Systems and Technology Group、Skills Enablement、Education では、 z/OS 向けの多くのグローバル教育オファリングが提供されます。

コースの詳細については、 IBM 担当員にお問い合わせください。

クラスルーム配信に使用できるコースのごく一部は次のとおりです。

他の z/OS 関連コースを見つけるには、次の Web サイトをご覧ください。

http://www.ibm.com/training/us/catalog/zseries


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技術情報
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所定稼働環境

前提ハードウェア

z/OS V2.1 は、以下の IBM System z サーバーで稼働します。

1
これらの製品は営業活動を終了します。

さらに、 z/OS V2.1 は、以下およびそれ以降の IBM 記憶制御機構をサポートします。

z/OS ベースは、IPL 可能なシステムです。IPL を実行するためのソフトウェア前提条件はありません。特定の機能には、 z/OS ベースまたは z/OS のオプション・フィーチャーに含まれていない追加製品が必要な場合があります。特定のソフトウェア要件のリストについては、「 z/OS Planning for Installation (GA32-0890) 」を参照してください。 z/OS 資料は次の Web サイトの z/OS ライブラリーで見つけることができます。

http://www-03.ibm.com/systems/z/os/zos/bkserv/
前提ソフトウェア

z/OS ベースは、IPL 可能なシステムです。IPL を実行するためのソフトウェア前提条件はありません。特定の機能には、 z/OS ベースまたは z/OS のオプション・フィーチャーに含まれていない追加製品が必要な場合があります。特定のソフトウェア要件のリストについては、「 z/OS Planning for Installation 」(GA32-0890) を参照してください。

http://publibz.boulder.ibm.com/cgi-bin/bookmgr_OS390/BOOKS/E0Z2B1C0


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共存、リリース・マイグレーション、およびフォールバック
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z/OS では、複数リリースの z/OS が共存できるようにすることにより、複数システム構成でシステムを移行するときの互換性と柔軟性がもたらされます。これには、非パラレル・シスプレックスおよび パラレル・シスプレックス の複数システム構成が含まれます。そうした共存により、複数システム構成内のシステムを、一度に 1 システムずつ新たなリリース・レベルの z/OS システムにアップグレードできるようになります。これは、新たなリリースにマイグレーションするときに、そのリリースが現在の複数システム構成で稼働している下位リリースと共存可能であることが条件となります。
注:これらの記述は、 IBM の現在の意向を示したものです。 IBM は、本文書の記述内容にかかわらず、共存-マイグレーション-フォールバックのポリシーを将来変更し、特定のリリースを除外する権利を有するものとします。 IBM の開発計画は、予告なしに変更または中止されることがあります。開発方針に関する記述の信頼性についてはお客様ご自身の自己責任でご判断いただき、 IBM には一切の責任も義務も発生しないものとさせていただきます。

IBM は、 z/OS V2.1 で、次に示す共存、マイグレーション、およびフォールバックを実現します。

IBM は、n-2 アプローチをサポートする予定です。ここでは、共存、フォールバック、およびマイグレーションについて 3 つの連続したリリースがサポートされます。例えば、「n」が z/OS V2.1 である場合、 IBM は、投資の価値を最大限に活かすために完全な共存、マイグレーション、およびフォールバックのサポートで z/OS V1.12 から直接 z/OS V2.1 へのアップグレードを可能にし、完全な共存、マイグレーション、およびフォールバックのサポートで z/OS V1.13 から z/OS V2.1 へのアップグレードを可能にする意向です。

上位リリースへのマイグレーションとフォールバックは、共存ポリシーでサポートされているのと同じ z/OS リリース内で行われなければなりません。

             Coexistence-Migration-Fallback
Release      supported with release in Column 1

z/OS V1.12   z/OS V1.101, z/OS V1.112, z/OS V1.12
z/OS V1.13   z/OS V1.112, z/OS V1.12, z/OS V1.13
z/OS V2.1    z/OS V1.12, z/OS V1.13, z/OS V2.1
 

表: z/OS V2.1 の共存-マイグレーション-フォールバック

Coexistence-
supported
releases       Coexistence-supported with release in Column 1

z/OS V1.106  z/OS V1.61, z/OS V1.72, z/OS V1.84
               z/OS V1.95, z/OS V1.10
z/OS.e V1.6    z/OS.e V1.83
z/OS V1.117  z/OS V1.95, z/OS V1.106, z/OS V1.117
z/OS V1.128  z/OS V1.106, z/OS V1.117, z/OS V1.128
z/OS V1.139  z/OS V1.117, z/OS V1.128, z/OS V1.139
z/OS V2.110  z/OS V1.106, z/OS V1.128, V1.139, V2.110
 
1
z/OS V1.6 および z/OS .e V1.6 (2007 年 9 月にサービス終了)。
2
z/OS V1.7 および z/OS .e V1.7 (2008 年 9 月にサービス終了)。
3
z/OS V1.8 および z/OS .e V1.8 (2009 年 9 月にサービス終了)。
4
z/OS .e V1.8 は、 z/OS .e の最後のリリースでした。 z/OS でご使用いただける料金方式オファリング zNALC に置き換えられています。
5
z/OS V1.9 (2010 年 9 月にサービス終了)。
6
z/OS V1.10 (2011 年 9 月にサービス終了)。 IBM Lifecycle for z/OS V1.10 (5656-A01) をご使用いただけます。この製品は、有料の修正 (問題の修正、回避、または制限) サービスを、 z/OS リリースに対するサービスが中止された日から最大 2 年後まで提供いたします。
7
z/OS V1.11 (2012 年 9 月にサービス終了)。 IBM Lifecycle for z/OS V1.11 (5657-A01) をご使用いただけます。この製品は、有料の修正 (問題の修正、回避、または制限) サービスを、 z/OS リリースに対するサービスが中止された日から最大 2 年後まで提供いたします。
8
z/OS V1.12 (2014 年 9 月にサービス終了予定)。
9
z/OS V1.13 (2016 年 9 月にサービス終了予定)。
10
z/OS V2.1 より後のオペレーティング・システム・レベルについては、 IBM の現在の意向を示したものです。

この、一貫性のある共存、マイグレーション、およびフォールバックのポリシーは、次のような場合でも、あらゆる構成でのリリース・マイグレーションに適用されます。

ライセンス・メトリックの変更

ソフトウェア発表レター AP07-0006 2007 年 1 月 9 日付 (『 IBM System z New Application License Charges』) およびソフトウェア発表レター WP07-0245 2007 年 12 月 4 日付 (『Software withdrawal: Selected IBM System z products Some replacements available』) をご覧ください。

計画情報

ダイレクト・カスタマー・サポート

お客様の適格性および登録手順に関する情報を入手するには、該当するサポート・センターにお問い合わせください。

セキュリティー、監査性およびコントロール

z/OS 環境におけるデータ・セキュリティーと監査性は、オプションの Security Server for z/OS フィーチャーで使用可能な機能によって強化されました。

アプリケーション・システムや通信機能でのセキュリティー機能、管理手順、および適切な制御を、評価、選択、実装することは、お客様の責任で行っていただきます。



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Top rule
発注情報
Bottom rule

z/OS について入手できる資料のリストについては、次の Web サイトの z/OS Internet Library をご覧ください。

http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/

新規ライセンス所有者

新規ライセンスの発注は、現在受付中です。

登録済みのお客様は、発注情報と料金についてIBMLinkにアクセスすることができます。

2013 年 9 月 30 日の出荷開始日より前に出荷が行われることはありません。

IBM z/OS V2.1 の新規ユーザーは以下を指定する必要があります。

タイプ: 5650 モデル: ZOS

基本ライセンス

基本ライセンスを発注するには、 z/OS V2.1 プログラム番号 5650-ZOS を指定してください。リストされているフィーチャーのうち、必須のフィーチャーの選択に進んでから、オプション・フィーチャーを選択してください。

パラレル・シスプレックス ・ライセンス使用料金 (PSLC) 基本ライセンス

基本ライセンスを発注するには、プログラム番号と MSU の数量を指定します。

並列シスプレックス に複数のプログラム・コピーがある場合、該当する PSLC ライセンス・オプションと、 並列シスプレックス 内の Service Units in Millions (MSU) の合計で表される数量を指定することで、すべてのコピーの料金を 1 ライセンスに関連付けられます。それ以外のすべてのプログラム・コピーについては、System Usage Registration No-Charge (SYSUSGREG NC) ID を指定します。

Entitlement                               License option/
identifier     Description                Pricing metric
 
S01728S        z/OS V2 Alternate Base     Basic MLC, PSLC
S01728T        z/OS V2 Base               Basic MLC, PSLC
S01728V        z/OS V2 BDT FTF            Basic MLC, PSLC
S01728W        z/OS V2 BDT SNA NJE        Basic MLC, PSLC
S01728X        z/OS V2 BookManager Build  Basic MLC, PSLC
S01728Z        z/OS V2 XL C/C++           Basic MLC, PSLC
S017290        z/OS V2 DFSMS dss          Basic MLC, PSLC
S017291        z/OS V2 DFSMS dsshsm       Basic MLC, PSLC
S017292        z/OS V2 DFSMS rmm          Basic MLC, PSLC
S017293        z/OS V2 DFSMStvs           Basic MLC, PSLC
S017294        z/OS V2 DFSORT             Basic MLC, PSLC
S017295        z/OS V2 GDDM-PGF           Basic MLC, PSLC
S017296        z/OS V2 GDDM-REXX          Basic MLC, PSLC
S017297        z/OS V2 HCM                Basic MLC, PSLC
S017298        z/OS V2 HLASM Toolkit      Basic MLC, PSLC
S017299        z/OS V2 Infoprint Server   Basic MLC, PSLC
S01729B        z/OS V2 JES3               Basic MLC, PSLC
S01729C        z/OS V2 RMF                Basic MLC, PSLC
S01729D        z/OS V2 SDSF               Basic MLC, PSLC
S01729F        z/OS V2 Security Server    Basic MLC, PSLC
S01780D        z/OS V2 zEDC               Basic MLC, PSLC
 
アドバンスド・ワークロード使用料金 (AWLC) 基本ライセンス

基本ライセンスを発注するには、プログラム番号と MSU の数量を指定します。 並列シスプレックス に複数のプログラム・コピーがある場合、該当する AWLC ライセンス・オプションと、 並列シスプレックス 内の Service Units in Millions (MSU) の合計で表される数量を指定することで、すべてのコピーの料金を 1 ライセンスに関連付けられます。それ以外のすべてのプログラム・コピーについては、System Usage Registration No-Charge (SYSUSGREG NC) ID を指定します。

Program name: z/OS V2.1
 
Program PID: 5650-ZOS
 
Entitlement                               License option/
identifier     Description                Pricing metric

S01728S        z/OS V2 Alternate Base     Basic MLC, AWLC
S01728T        z/OS V2 Base               Basic MLC, AWLC
S01728V        z/OS V2 BDT FTF            Basic MLC, AWLC
S01728W        z/OS V2 BDT SNA NJE        Basic MLC, AWLC
S01728X        z/OS V2 BookManager Build  Basic MLC, AWLC
S01728Z        z/OS V2 XL C/C++           Basic MLC, AWLC
S017290        z/OS V2 DFSMS dss          Basic MLC, AWLC
S017291        z/OS V2 DFSMS dsshsm       Basic MLC, AWLC
S017292        z/OS V2 DFSMS rmm          Basic MLC, AWLC
S017293        z/OS V2 DFSMStvs           Basic MLC, AWLC
S017294        z/OS V2 DFSORT             Basic MLC, AWLC
S017295        z/OS V2 GDDM-PGF           Basic MLC, AWLC
S017296        z/OS V2 GDDM-REXX          Basic MLC, AWLC
S017297        z/OS V2 HCM                Basic MLC, AWLC
S017298        z/OS V2 HLASM Toolkit      Basic MLC, AWLC
S017299        z/OS V2 Infoprint Server   Basic MLC, AWLC
S01729B        z/OS V2 JES3               Basic MLC, AWLC
S01729C        z/OS V2 RMF                Basic MLC, AWLC
S01729D        z/OS V2 SDSF               Basic MLC, AWLC
S01729F        z/OS V2 Security Server    Basic MLC, AWLC
S01780D        z/OS V2 zEDC               Basic MLC, AWLC
 
アドバンスド・エントリー・ワークロード使用料金 (AEWLC) 基本ライセンス

基本ライセンスを発注するには、プログラム番号と MSU の数量を指定します。

Program name: z/OS V2.1
 
Program PID: 5650-ZOS
 
Entitlement                               License option/
identifier     Description                Pricing metric

S01728S        z/OS V2 Alternate Base     Basic MLC, AEWLC
S01728T        z/OS V2 Base               Basic MLC, AEWLC
S01728V        z/OS V2 BDT FTF            Basic MLC, AEWLC
S01728W        z/OS V2 BDT SNA NJE        Basic MLC, AEWLC
S01728X        z/OS V2 BookManager Build  Basic MLC, AEWLC
S01728Z        z/OS V2 XL C/C++           Basic MLC, AEWLC
S017290        z/OS V2 DFSMS dss          Basic MLC, AEWLC
S017291        z/OS V2 DFSMS dsshsm       Basic MLC, AEWLC
S017292        z/OS V2 DFSMS rmm          Basic MLC, AEWLC
S017293        z/OS V2 DFSMStvs           Basic MLC, AEWLC
S017294        z/OS V2 DFSORT             Basic MLC, AEWLC
S017295        z/OS V2 GDDM-PGF           Basic MLC, AEWLC
S017296        z/OS V2 GDDM-REXX          Basic MLC, AEWLC
S017297        z/OS V2 HCM                Basic MLC, AEWLC
S017298        z/OS V2 HLASM Toolkit      Basic MLC, AEWLC
S017299        z/OS V2 Infoprint Server   Basic MLC, AEWLC
S01729B        z/OS V2 JES3               Basic MLC, AEWLC
S01729C        z/OS V2 RMF                Basic MLC, AEWLC
S01729D        z/OS V2 SDSF               Basic MLC, AEWLC
S01729F        z/OS V2 Security Server    Basic MLC, AEWLC
S01780D        z/OS V2 zEDC               Basic MLC, AEWLC
 
ワークロード使用料金 (WLC) 基本ライセンス

並列シスプレックス に複数のプログラム・コピーがある場合、該当する WLC ライセンス・オプションと、 並列シスプレックス 内の Service Units in Millions (MSU) の合計で表される数量を指定することで、すべてのコピーの料金を 1 ライセンスに関連付けられます。それ以外のすべてのプログラム・コピーについては、ライセンスの Workload Registration Variable WLC ID を指定します。

Entitlement                               License option/
identifier     Description                Pricing metric
 
S01728S        z/OS V2 Alternate Base     Basic MLC, VWLC
S01728T        z/OS V2 Base               Basic MLC, VWLC
S01728V        z/OS V2 BDT FTF            Basic MLC, VWLC
S01728W        z/OS V2 BDT SNA NJE        Basic MLC, VWLC
S01728X        z/OS V2 BookManager Build  Basic MLC, VWLC
S01728Z        z/OS V2 XL C/C++           Basic MLC, VWLC
S017290        z/OS V2 DFSMS dss          Basic MLC, VWLC
S017291        z/OS V2 DFSMS dsshsm       Basic MLC, VWLC
S017292        z/OS V2 DFSMS rmm          Basic MLC, VWLC
S017293        z/OS V2 DFSMStvs           Basic MLC, VWLC
S017294        z/OS V2 DFSORT             Basic MLC, VWLC
S017295        z/OS V2 GDDM-PGF           Basic MLC, VWLC
S017296        z/OS V2 GDDM-REXX          Basic MLC, VWLC
S017297        z/OS V2 HCM                Basic MLC, VWLC
S017298        z/OS V2 HLASM Toolkit      Basic MLC, VWLC
S017299        z/OS V2 Infoprint Server   Basic MLC, VWLC
S01729B        z/OS V2 JES3               Basic MLC, VWLC
S01729C        z/OS V2 RMF                Basic MLC, VWLC
S01729D        z/OS V2 SDSF               Basic MLC, VWLC
S01729F        z/OS V2 Security Server    Basic MLC, VWLC
S01780D        z/OS V2 zEDC               Basic MLC, VWLC
 
エントリー・ワークロード使用料金 (EWLC) 基本ライセンス

基本ライセンスを発注するには、プログラム番号と MSU の数量を指定します。

Entitlement                               License option/
identifier     Description                Pricing metric
 
S01728S        z/OS V2 Alternate Base     Basic MLC, EWLC
S01728T        z/OS V2 Base               Basic MLC, EWLC
S01728V        z/OS V2 BDT FTF            Basic MLC, EWLC
S01728W        z/OS V2 BDT SNA NJE        Basic MLC, EWLC
S01728X        z/OS V2 BookManager Build  Basic MLC, EWLC
S01728Z        z/OS V2 XL C/C++           Basic MLC, EWLC
S017290        z/OS V2 DFSMS dss          Basic MLC, EWLC
S017291        z/OS V2 DFSMS dsshsm       Basic MLC, EWLC
S017292        z/OS V2 DFSMS rmm          Basic MLC, EWLC
S017293        z/OS V2 DFSMStvs           Basic MLC, EWLC
S017294        z/OS V2 DFSORT             Basic MLC, EWLC
S017295        z/OS V2 GDDM-PGF           Basic MLC, EWLC
S017296        z/OS V2 GDDM-REXX          Basic MLC, EWLC
S017297        z/OS V2 HCM                Basic MLC, EWLC
S017298        z/OS V2 HLASM Toolkit      Basic MLC, EWLC
S017299        z/OS V2 Infoprint Server   Basic MLC, EWLC
S01729B        z/OS V2 JES3               Basic MLC, EWLC
S01729C        z/OS V2 RMF                Basic MLC, EWLC
S01729D        z/OS V2 SDSF               Basic MLC, EWLC
S01729F        z/OS V2 Security Server    Basic MLC, EWLC
S01780D        z/OS V2 zEDC               Basic MLC, EWLC
 
新規アプリケーション・ライセンス使用料金 (NALC) の発注情報

NALC 料金は、ソフトウェアのライセンス交付を受けたプロセッサーの MSU 当たりの料金です。プロセッサーの MSU 格付けに相当する数量のフィーチャーを発注してください。

New Application License Charge
Basic license one-time charge
 
Entitlement                               License option/
identifier     Description                Pricing metric

S01728T        z/OS V2 Base               Basic MLC, NALC
S01728Z        z/OS V2 XL C/C++           Basic MLC, NALC
S017291        z/OS V2 DFSMS dsshsm       Basic MLC, NALC
S017292        z/OS V2 DFSMS rmm          Basic MLC, NALC
S017293        z/OS V2 DFSMStvs           Basic MLC, NALC
S017294        z/OS V2 DFSORT             Basic MLC, NALC
S01729C        z/OS V2 RMF                Basic MLC, NALC
S01729D        z/OS V2 SDSF               Basic MLC, NALC
S01729F        z/OS V2 Security Server    Basic MLC, NALC
S01780D        z/OS V2 zEDC               Basic MLC, NALC
 
System z エントリー・ライセンス使用料金 (zELC)

zELC ソフトウェアを発注するには、プログラム番号および z800 モデルを指定してください。

Specify the zELC monthly license option.
 
Entitlement                               License option/
identifier     Description                Pricing metric
 
S01728S        z/OS V2 Alternate Base     Basic MLC, zELC
S01728T        z/OS V2 Base               Basic MLC, zELC
S01728V        z/OS V2 BDT FTF            Basic MLC, zELC
S01728W        z/OS V2 BDT SzE NJE        Basic MLC, zELC
S01728X        z/OS V2 BookManager Build  Basic MLC, zELC
S01728Z        z/OS V2 XL C/C++           Basic MLC, zELC
S017290        z/OS V2 DFSMS dss          Basic MLC, zELC
S017291        z/OS V2 DFSMS dsshsm       Basic MLC, zELC
S017292        z/OS V2 DFSMS rmm          Basic MLC, zELC
S017293        z/OS V2 DFSMStvs           Basic MLC, zELC
S017294        z/OS V2 DFSORT             Basic MLC, zELC
S017295        z/OS V2 GDDM-PGF           Basic MLC, zELC
S017296        z/OS V2 GDDM-REXX          Basic MLC, zELC
S017297        z/OS V2 HCM                Basic MLC, zELC
S017298        z/OS V2 HLASM Toolkit      Basic MLC, zELC
S017299        z/OS V2 Infoprint Server   Basic MLC, zELC
S01729B        z/OS V2 JES3               Basic MLC, zELC
S01729C        z/OS V2 RMF                Basic MLC, zELC
S01729D        z/OS V2 SDSF               Basic MLC, zELC
S01729F        z/OS V2 Security Server    Basic MLC, zELC
S01780D        z/OS V2 zEDC               Basic MLC, zELC
 
シングル・バージョン料金

シングル・バージョン料金を選択する場合、お客様は、新旧双方のプログラム、および、それらのプログラムが稼働する指定機械を IBM に通知し確認する必要があります。 

機械可読基本資料

以下の無料フィーチャーが z/OS V2.1 に追加され、2013 年 9 月 13 日付けで発注できます。これらの無料のメディア・フィーチャーには、料金設定/請求フィーチャーが関連付けられています。料金がリストされるのは、関連付けられている料金設定/請求フィーチャーであり、以下にリストされているメディア・フィーチャーではありません。この情報に関する過去の発表レターの詳細については、以下の注記を参照してください。

 z/OS V2.1                       z/OS V2.1
 Feature description             Orderable supply ID

 Base                            S01729J
  Alternate Base                  S0172B5
  

注: 本製品には、Customized Offering (ServerPac および CBPDO) を使用して実行可能コードが付属しています。メディア・タイプは、Customized Offering の発注手順時に選択されます。提供されたメディア・タイプについては、 出荷方式 (Customized Offerings) セクションを参照してください。

基本資料

機械可読基本資料と共にプログラム・ディレクトリーにが提供されます。

非ライセンス資料 (電子配布物のみ)
                                                      Order
       Title                                          number

 z/OS V2R1 Collection                                 SK4T-4949

お客様は、次の Web サイトの IBM Publications Center を使用して、個別に、または電子配布物で入手可能な製品およびいくつかのトピック毎のシェルフとして、ソフトコピー・コレクションまたは任意の z/OS V2.1 資料を無料でダウンロードできます。

http://www.ibm.com/shop/publications/order

最新の zip ユーティリティーで処理できる「kitzips」として提供されます。

z/OS Version 2 Release 1 Collection (PDF)

z/OS Version 2 Release 1 Collection (SK4T-4949) には、 z/OS バージョン 2 リリース 1 用のソフトコピー・ツールおよびライブラリー (エレメントおよびフィーチャー・ライブラリー) が含まれています。電子配布物では、PDF 形式のみ (使用可能な場合) が含まれます。

ソフトコピー・リポジトリーを作成するには、SoftCopy Librarian が、 z/OS ホストまたはサーバー上、および LAN とワークステーション上でソフトコピー・ファイルのアップロードと管理を行うためのフラグシップ・ツールです。SoftCopy Librarian は、コレクションのソフトコピー・ツール・ディスクまたは Web 上で入手可能な無料のプログラムです。このプログラムを使用して、 IBM または OEM (相手先商標製造会社) の CD または DVD コレクションから、もしくは IBM PUBLIB Web サイトからインターネット経由で、および SoftCopy Librarian をサポートするその他の Web サイトからシェルフを取得し、管理してください。

Softcopy Librarian V4.4 は、 Windows 2000、 Windows XP、および Windows Vista でサポートされます。

最新バージョンの SoftCopy Librarian は、次の Web サイトでダウンロードできます。

http://publib.boulder.ibm.com/epubs/df/ebrsclwj.exe
カスタマイズ・オプション

IBM Software Delivery and Fulfillment (SDF) に発注が到着した時点から 72 時間で配送を受け取るように、迅速な出荷が行われます。その後、SDF は夜間空輸を使用して発注品を出荷します。

オプションの機械可読基本資料

発注するには、希望する配布メディアのフィーチャー番号を選択してください。

オプションの無償フィーチャー -- z/OS V2.1

追加料金なしで提供される以下のオプション・フィーチャーは、2013 年 7 月 23 日付けで発注できます。

z/OS V2.1                                     z/OS V2.1
Feature description                           Orderable supply ID

Communications Server Security Level 3        S0172B0
z/OS Security Level 3                         S01729W
オプションの有償フィーチャー

以下の無料のオプション・フィーチャーは、2013 年 7 月 23 日付けで発注できます。これらの無料のメディア・フィーチャー (オプション) には、料金設定/請求フィーチャーが関連付けられています。料金がリストされるのは、関連付けられている料金設定/請求フィーチャーであり、以下にリストされているメディア・フィーチャーではありません。

z/OS V2.1                          z/OS V2.1
Feature description                Orderable supply ID

BDT FTF                            S01729L
BDT SNA NJE                        S01729G
BookManager Build                  S01729P
XL C/C++                           S0172B4
DFSMS dss                          S01729H
DFSMS dss, hsm                     S01729K
DFSMS rmm                          S01729M
DFSMStvs                           S01729N
DFSORT                             S01729S
GDDM-PGF                           S0172B2
GDDM-REXX                          S01729Z
HCM                                S0172B6
HLASM Toolkit                      S0172B1
Infoprint Server                   S01729X
JES3                               S01729V
RMF                                S01729T
SDSF                               S01729R
Security Server                    S0172B3
zEDC                               S0178BP
 

オプションの無償言語フィーチャー

z/OS V2.1 の言語フィーチャーは、このリリースが入手可能になるのと同日に一般出荷可能になります。

z/OS V2.1 は、以下にリストされている言語でサポートされます。ただし、 z/OS V2.1 内のすべてのエレメントが各言語に翻訳されるわけではありません。どのエレメントがどの言語に翻訳されるかについては、以下の Web サイトにアクセスして「 z/OS Planning for Installation 」を参照してください。

http://publibz.boulder.ibm.com/cgi-bin/bookmgr_OS390/BOOKS/E0Z2B11B

追加料金なしで提供される以下のオプション・フィーチャーは、 z/OS V2.1 に追加され、2013 年 7 月 23 日付けで発注できます。

z/OS V2.1 の言語フィーチャーは次のとおりです。

z/OS V2.1                            z/OS V2.1
Language feature description         Orderable supply ID

Brazilian Portuguese Base (PTB)      S0173RM
Brazilian Portuguese BookMgr         S0173RT
Build
Canadian French Base (FRC)           S0173S9
Canadian French BookMgr Build        S0173RN
Danish Base (DAN)                    S0173RD
Dutch Base (NLD)                     S0173RK
French Base (FRA)                    S0173R4
French BookMgr Build                 S0173RR
German Base (DEU)                    S0173R8
German BookMgr Build                 S0173RP
Italian Base (ITA)                   S0173R7
JPN Base                             S0173RF
JPN XL C/C++                         S0173SD
JPN Infoprint Server                 S0173SG
JPN RMF                              S0173SH
JPN SDSF                             S0173RV
JPN Security Server                  S0173SF
Upper Case English Base (ENP)        S0173RJ
Korean Base (KOR)                    S0173RH
Norwegian Base (NOR)                 S0173RG
Spanish Base (ESP)                   S0173R9
Spanish BookMgr Build                S0173RS
Swedish Base (SVE)                   S0173RC
Swiss German Base (DES)              S0173RB
Simplified Chinese Base (CHS)        S0173RL
Traditional Chinese Base (CHT)       S0173R6
 
z/OS V2.1                             z/OS V2.1
Language feature description          Orderable supply ID

Brazilian Portuguese ALT Base         S0173SC
Canadian French ALT Base              S0173RW
Danish ALT Base                       S0173S4
Dutch ALT Base                        S0173SB
French ALT Base                       S0173RX
German ALT Base                       S0173S0
Italian ALT Base                      S0173RZ
JPN ALT Base                          S0173S5
Upper Case English ALT Base           S0173S8
Korean ALT Base                       S0173S7
Norwegian ALT Base                    S0173S6
Spanish ALT Base                      S0173S1
Swedish ALT Base                      S0173S3
Swiss German ALT Base                 S0173S2
Simplified Chinese ALT Base           S0173R3
Traditional Chinese ALT Base          S0173R5
 
System z 新規アプリケーション・ライセンス使用料金 (zNALC) の発注情報

z/OS (および z/OS の有償フィーチャー) のみが、zNALC 料金に適格なプログラムです。 IBM エンタープライズ・ソフトウェア請求およびフルフィルメント・システムで、 IBM は「基本ライセンス」という用語を使用して、請求可能なライセンスを示します。スタンドアロン・サーバーに対してソフトウェアのライセンスが交付される場合、 IBM はそのスタンドアロン・サーバーに基本 (請求可能) ライセンスを設定します。適格な パラレル・シスプレックス 内の複数のマシンにソフトウェアのライセンスが交付される場合、 IBM は、シスプレックスを表すエンティティーで基本 (請求可能) ライセンスを設定し、 パラレル・シスプレックス に属する各ライセンス・マシンで登録 (無料) ライセンスを設定します。

zNALC 料金を使用する z/OS は、完全に適格な パラレル・シスプレックス に参加している複数のサーバー全体で合算できます。 パラレル・シスプレックス について詳しくは、次の Web サイトをご覧ください。

http://ibm.com/zseries/swprice/sysplex

zNALC 料金を使用する z/OS を使用し、適格な パラレル・シスプレックス に参加している複数のサーバーがあるときに、合算料金設定を要求する場合、 IBM は、zNALC 基本ライセンス・ストラクチャーをシスプレックスに適用し、zNALC 無料登録ライセンスを、シスプレックスを構成する個別の各サーバーに適用します。

System z New Application License Charge (zNALC)
 
Basic license structure
 
Entitlement                               License option/
identifier     Description                Pricing metric
 
S01728S        z/OS V2 Alternate Base     Basic MLC, zNALC
S01728T        z/OS V2 Base               Basic MLC, zNALC
S01728V        z/OS V2 BDT FTF            Basic MLC, zNALC
S01728W        z/OS V2 BDT SNA NJE        Basic MLC, zNALC
S01728X        z/OS V2 BookManager Build  Basic MLC, zNALC
S01728Z        z/OS V2 XL C/C++           Basic MLC, zNALC
S017290        z/OS V2 DFSMS dss          Basic MLC, zNALC
S017291        z/OS V2 DFSMS dsshsm       Basic MLC, zNALC
S017292        z/OS V2 DFSMS rmm          Basic MLC, zNALC
S017293        z/OS V2 DFSMStvs           Basic MLC, zNALC
S017294        z/OS V2 DFSORT             Basic MLC, zNALC
S017295        z/OS V2 GDDM-PGF           Basic MLC, zNALC
S017296        z/OS V2 GDDM-REXX          Basic MLC, zNALC
S017297        z/OS V2 HCM                Basic MLC, zNALC
S017298        z/OS V2 HLASM Toolkit      Basic MLC, zNALC
S017299        z/OS V2 Infoprint Server   Basic MLC, zNALC
S01729B        z/OS V2 JES3               Basic MLC, zNALC
S01729C        z/OS V2 RMF                Basic MLC, zNALC
S01729D        z/OS V2 SDSF               Basic MLC, zNALC
S01729F        z/OS V2 Security Server    Basic MLC, zNALC
S01780D        z/OS V2 zEDC               Basic MLC, zNALC
 
System z 新規アプリケーション・ライセンス使用料金 (zNALC) の基本ライセンス

基本ライセンスを発注するには、プログラム番号と MSU の数量を指定します。

プログラム・ディレクトリーと以下の資料が 1 部、機械可読基本資料と一緒に自動的に提供されます。

                                        Order
         Title                          number
 
z/OS Hot Topics Newsletter              GA32-0892
 

z/OS の資料は次の Web サイトから入手できます。

http://www.ibm.com/systems/z/os/zos/bkserv/
ライセンス資料

製品と共に出荷される資料に対する後続の更新 (テクニカル・ニュースレターまたはリリース間の改訂) は、このソフトウェアのライセンスが有効である間、登録ユーザーに配布されます。別途、資料およびサブスクリプションをご注文いただく必要はありません。

出荷方式 (Customized Offerings)

製品配布物は、CBPDO および ServerPac でのみ出荷されます。

CBPDO および ServerPac は、Shopz での製品発注が選択可能な国では、インターネット・デリバリーに対して提供されます。インターネット・デリバリーでは、ソフトウェア・デリバリーにかかる時間が短縮されるほか、テープ処理を必要とせずにソフトウェアを導入することができます。インターネット・デリバリーについての詳細は、次の Web サイトで Shopz のヘルプ情報を参照してください。

http://www.software.ibm.com/ShopzSeries

お客様は、ソフトウェア発注時にデリバリー方法を選択します。 IBM はインターネット・デリバリーをお勧めしています。インターネットおよび DVD のほかに、CBPDO および ServerPac でサポートされているテープ・デリバリー・オプションは以下のとおりです。

大部分の製品は、CBPDO での出荷開始日の翌月に ServerPac での発注が可能です。 z/OS は、一般出荷開始日に両方のオファリングでの発注が可能です。ソフトウェア製品発注の生産は、予定された一般出荷開始日から開始されます。



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Top rule
契約条件
Bottom rule

契約

IBM Customer Agreement

指定のマシン

不要

可変課金の適用

なし

ロケーション単位ライセンスの適用

なし

使用制限の適用

なし

教育機関向け割引の利用

あり。15% の教育機関向け割引が、正規教育機関のお客様に適用されます。

学術利用の割引: あり

大量発注

適用外

 Replaced programs        Replacement programs
 
 Program     Program      Program        Program
 number      name         number         name
 
 5645-001    OS/390 V1    5650-ZOS       z/OS V2
 5647-A01    OS/390 V2    5650-ZOS       z/OS V2
 5694-A01    z/OS V1      5650-ZOS       z/OS V2
 
z/OS base
 
 5648-E76    Infoprint    5650-ZOS       z/OS 2.1
             Fonts z/OS
             V1.1
 5648-B33    IBM AFP Font 5650-ZOS       z/OS 2.1
             Collection
             V2.1 for
             S/390
 5650-ZOS    z/OS         To a follow-on if any
 5655-068    MVS/ESA JES2 5650-ZOS       z/OS 2.1
 5695-117    VTAM®        5650-ZOS       z/OS 2.1
 5695-046    BookManager  5650-ZOS       z/OS 2.1
             Read
 5655-A20    BookManager  5650-ZOS       z/OS 2.1
             BookServer
 5695-DF1    DFSMSdfp     5650-ZOS       z/OS 2.1
 5695-DF1    DFSMS/MVS    5650-ZOS       z/OS 2.1
             Network File
             System
 5695-167    GDDM®        5650-ZOS       z/OS 2.1
 5696-234    HLASM        5650-ZOS       z/OS 2.1
 5655-042    ISPF         5650-ZOS       z/OS 2.1
 5688-198    Language     5650-ZOS       z/OS 2.1
             Envt./MVS
 5655-104    OSA/SF       5650-ZOS       z/OS 2.1
 5655-G44    SMP/E        5650-ZOS       z/OS 2.1
 5655-HAL    TCP/IP       5650-ZOS       z/OS 2.1
 5685-025    TSO/E        5650-ZOS       z/OS 2.1
 5685-051    ICSF/MVS     5650-ZOS       z/OS 2.1
 5665-264    BDT          5650-ZOS       z/OS 2.1
 5665-311    PCFiletrn    5650-ZOS       z/OS 2.1
 5655-A29    Communica-   5650-ZOS
             tions Server
 5740-XY5    Programmed   5650-ZOS       z/OS 2.1
             Cryptographic
             Facility V1
 5771-ABC    Math and     5650-ZOS       z/OS 2.1
             Science
             Font Object
             AFP
 5771-ADT    Pi and       5650-ZOS       z/OS 2.1
             Specials
             Fonts Object
 
z/OS optional features
 
 5665-264    BDT File-to- 5650-ZOS       z/OS 2.1
             File
 5665-264    BDT SNA NJE  5650-ZOS       z/OS 2.1
 5695-045    BookManager  5650-ZOS       z/OS 2.1
             Build
 5655-121    XL C/C++     5650-ZOS       z/OS 2.1
 5740-SM1    DFSORT       5650-ZOS       z/OS 2.1
 5695-DF1    DFSMSdss     5650-ZOS       z/OS 2.1
 5695-DF1    DFSMShsm     5650-ZOS       z/OS 2.1
 5695-DF1    DFSMSrmm     5650-ZOS       z/OS 2.1
 5694-A01    DFSMStvs     5650-ZOS       z/OS 2.1
 5668-812    GDDM-PGF     5650-ZOS       z/OS 2.1
 5695-167    GDDM-REXX    5650-ZOS       z/OS 2.1
 5697-119    HCM          5650-ZOS       z/OS 2.1
 5696-234    HLASM        5650-ZOS       z/OS 2.1
 5655-069    MVS/ESA JES3 5650-ZOS       z/OS 2.1
 5695-039    RACF         5650-ZOS       z/OS 2.1
 5655-084    RMF          5650-ZOS       z/OS 2.1
 5665-488    SDSF         5650-ZOS       z/OS 2.1
 
保証の適用

あり

ライセンス・プログラム資料の出荷開始
  Restricted Materials of IBM:     Yes
  Non-Restricted Source Materials: Some
  Object Code Only (OCO):          None
IBM 運用支援サービス -- SupportLine

あり



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Top rule
料金
Bottom rule

各地域の料金設定については、IBM 担当員にお問い合わせください。

VWLC 製品のサブキャパシティー料金

WLC 製品に対するサブキャパシティー料金方式は、その製品の LPAR の使用率に基づきます。WLC 製品の、製品の LPAR 使用率処理能力とは、報告期間中に VWLC 製品が同時に稼働する複数の LPAR の組み合わせで使用される MSU の最大値です。報告期間中に該当する LPAR の組み合わせの使用による 4 時間経過平均使用率の最大値に基づきます

サブキャパシティー料金の契約条件

対象 VWLC 製品に対する、最大処理能力以下の zSeries ソフトウェア使用料金(サブキャパシティ料金)方式は、 z/OS が IBM e(e-business ロゴ)server zSeries 900 で z/Architecture® (64 ビット) モードで稼働していて、そのサーバーに対して z/OS 以外の MVS ベースの OS のライセンスを取得していないこと、およびお客様が適用条項に従い、必要情報を提供する場合に適用されます。

VWLC 製品に対するサブキャパシティー料金方式はその製品が稼働する場所および時間の LPAR の使用率に基づきます。VWLC 製品に対する、最大処理能力以下の使用料金(サブキャパシティ料金)方式には、次の事項が必要となります。



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Top rule
AP ディストリビューション
Bottom rule

Country/Region             Announced
 
AP IOT
 ASEAN*                      Yes
 India/South Asia**          Yes
 Australia                   Yes
 People's Republic of China  Yes
 Hong Kong S.A.R of the PRC  Yes
 Macao S.A.R of the PRC      Yes
 Taiwan                      Yes
 Korea                       Yes
 New Zealand                 Yes
Japan IOT
 Japan                       Yes
 
 * Brunei Darussalam, Indonesia, Cambodia, Lao People's Democratic
   Republic, Malaysia, Philippines, Singapore, Thailand, and Vietnam
 **Bangladesh, Bhutan, India, Sri Lanka, Maldives, Nepal, and
   Afghanistan
商標

zEnterprise、RMF、z10、IMS、HiperSockets、Easy Tier、MVS、Print Services Facility、eServer および zSecure は、International Business Machines Corporation の米国およびその他の国における商標です。

z/OS、IBM、DB2、Parallel Sysplex、System z、System x、AIX、FICON、RACF、WebSphere、System z10、System z9、z9、zSeries、PartnerWorld、z/VM、OS/390、VTAM、BookManager、GDDM、Language Environment、HyperSwap、System Storage、FlashCopy、DS8000、Tivoli、S/390、Rational、ESCON、Domino、CICS、NetView、z/Architecture および System/390 は、International Business Machines Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。

Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。

Windows および Microsoft は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。

UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。

PostScript は、Adobe Systems Incorporated の米国およびその他の国における商標です。

その他の会社名、製品名、およびサービス名は、それぞれの会社の商標またはサービス・マークです。

ご利用条件

お客様の国で発表されて入手可能な IBM の製品およびサービスは、その時点で有効で適用可能な標準契約書、条項、条件、および料金に基づいて発注できます。 IBM は、本発表の内容を予告なしにいつでも変更または撤回できるものとします。この発表は情報提供のみを目的としています。追加のご利用条件については、以下の Web サイトをご覧ください。

http://www.ibm.com/legal/jp/ja/

この製品発表レターは、IBM Corporation が発表した時点での製品発表レターの抄訳です。

IBM 製品に関する最新情報については、 IBM 担当員または販売店にお問い合わせいただくか、 IBM Worldwide Contacts ページをご覧ください。

http://www.ibm.com/planetwide/jp/

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